令和のビートルズ、ここにあり! 戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹らが出演、熱狂の舞台『BACKBEAT』公開稽古&会見レポート
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舞台『BACKBEAT』2026FINALの公開稽古の様子
舞台『BACKBEAT』が2026年4月12日(日)、水戸市民会館グロービスホールでのプレビュー公演を皮切りに、穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール(4月17日(金)〜19日(日))、EX THEATER ROPPONGI(5月3日(日・祝)〜17日(日))、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール(5月21日(木)〜24日(日))で上演される。
本作は、世界的ロックバンド・ビートルズの創成期を描いた1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』を、イアン・ソフトリー監督自ら舞台化した作品。結成当初は5人編成だったビートルズに、メジャーデビューを待たず袂を分つことになるバンドメンバーが存在した……という史実がもとになっており、日本では2019年に初演、2023年に再演されている。
開幕を控えた3月19日(木)、都内で行われている稽古の一部が披露され、出演者らが意気込みを語った。その様子を写真と共にレポートする。
舞台『BACKBEAT』2026FINALの公開稽古の様子
舞台『BACKBEAT』2026FINALの公開稽古の様子
この日は3曲の楽曲が披露された。
まずは「Long Tall Sally」。ドイツ・ハンブルクにやってきたビートルズがクラブで演奏して、だいぶ人気が出てきた頃、クラウス(演:林翔太)に連れられてクラブにやってきたアストリッド(演:愛加あゆ)がビートルズと初めて出会うシーンの曲だ。そして、「Love Me Tender」。グループの人気が高まる一方、絵画と恋人アストリッドへの想いに揺れ動くスチュアート(演:戸塚祥太)がメンバーに懇願し、アストリッドに向けて歌う1曲。最後は「Money(That's What I Want)」。ハンブルクで一気に評判を高め、格上のクラブに移ったビートルズだが、スチュアートは、アストリッドの家に住み、絵を描き始め、グループと別の方向を向き始める。そんなスチュアートをジョン(演:加藤和樹)がグループに繋ぎ止めようとするーーという場面。短い時間であったが、初期のビートルズの荒削りながら勢いのある生演奏を体感できた。初演、再演の盛り上がりを思い出しながら、ファイナルとなる再再演への期待がより一層高まった。
(前列左から)上口耕平、辰巳雄大、戸塚祥太、加藤和樹、JUON、尾藤イサオ、(後列左から)石丸さち子、愛加あゆ、林翔太
続いて会見が行われた。演出の石丸さち子、出演する戸塚祥太、加藤和樹、辰巳雄大、JUON、上口耕平、愛加あゆ、林翔太、尾藤イサオが登壇した。
ーー奇跡の再再演が実現いたします。初演から演出を務めていますが、この作品の魅力を改めて教えてください。
石丸さち子(以下、石丸):世界中、今もいつも「バンドやろうぜ」と言ってバンドのメンバー探している人たちがいると思うんですが、リバプールでまだ10代後半のビートルズたちがメンバーを探してバンドやろうとしていた。あのメンバーたちが出会ったということが奇跡だったと思うんです。本当の奇跡、天才の集まりであった。
でも、ここのメンバーが集まったことも本当に奇跡だと思います。そして忙しいみんながまた再再演目まで、このツアーができるという、もう最高の奇跡を用意していただいて。この芝居は20曲あまりを生演奏します。これがどんどん良くなってまして。初めはビートルズとして演奏するなんて、ちょっとありえなかったもんね?怖くて怖くてしょうがなくって。辰巳くんに至っては……?
辰巳雄大(以下、辰巳):ギターが弾けると嘘をついてキャスティングしていただいたので(笑)
石丸:(笑)。そんなところからビートルズとして演奏するという恐怖感に満ちた初日だったんだけども、初演でビートルズを知らない方たちからは「もっとビートルズを知りたい」と言われ、そしてビートルズファンの方たちからも「そこにあの頃のビートルズがいるようだった」というお褒めの言葉をいただいて、そこからこのメンバーがまたグイグイ空気感がもう出来上がって、再再演、またすごい仕上がりになってくると思います。
この公演の素晴らしいところは、素晴らしい出会いがあると、とんでもない別れが、痛ましい別れがやってくる。光があると、そこには必ず影があるということ。このバンドの生演奏とともに、ものすごく弾けるような喜びのシーンと、そして胸がえぐられるようなシーンとも、それがどんどん積み重なっていって……まさに一言で言うと青春です。必ず誰もが通ってきた青春。多かれ少なかれ喜びと痛みをみんな味わってきた、それをバンドのこのテンションぶち上がる演奏とともに、この素晴らしいドラマを味わっていただきたいと思います。再再演、さらに喜びも孤独も深まって、そしてバンド演奏もどんどん熱くなってきています。それを皆さんに体感していただきたいです。
舞台『BACKBEAT』2026FINALの公開稽古の様子
ーー生演奏で荒削りなビートルズの音を再現されてきた皆さん。本日も楽曲を披露いただき、稽古の手応えはいかがですか。
戸塚祥太(以下、戸塚):いや、本当に時間をいっぱいいただけるので、熟成されてきてるんではないかなと。「しんか」、つまり進化という意味でも、深く深く掘っていくみたいな、深めていく、熟成させていく方向にも今回はアプローチができるのかなと思っています。あとの細かいことは、もうほとんどJUONくんに任せています(笑)。バンドマスターなので!
加藤和樹(以下、加藤):皆さん忙しい中で集まって、バンドリハから入って、本稽古になって、徐々にビートルズになりつつあるなという感覚があります。僕自身も前作でやっていた作品が終わってからようやくちょっとジョンになれてきてるなという感覚があります。声帯がようやくジョンになってきました(笑)。生半可な覚悟ではこの作品はできない。その覚悟と、あとは希望を持ってですね、ファイナルということですけれども、我々はそこに臆することなく、いつも通りの彼らの音楽を体現していきたいなと思っております。
(左から)JUON、尾藤イサオ
辰巳:ギター初心者からこのビートルズに入ることになった、辰巳雄大です(笑)。初演の時はですね、付いていくのに必死だったんですが、今はギターのことをたくさん学びました。再再演ということで、ジョージ・ハリスン本人が「ギターを持っている時だけが自分らしくいられた」という言葉を残したこともあったり、天才ジョン・レノン、ポール・マッカートニーの間にいた年下のジョージが唯一本音で戦えるのはやっぱり音楽の中だったみたいなこともたくさん書いてあったので、この音楽の中でジョージらしく生きるというのは、自分の中でもこの舞台にとってもとても大切なことだと思っています。
僕自身、再再演にあたって、個人的にもう去年からギター練習を始めて、ここに立っているんですけども、ただただやっぱり20曲演奏するだけではなくて、様々なストーリー、その時のビートルズが置かれていた状況の中で20曲それぞれいろんな色を持って演奏するので、その曲が持っている個性ももちろんなんですけど、ただのライブでは見られない、ビートルズがその時生きたリアルなストーリーの中で曲を演奏する準備を今しています。
その中で一緒に演奏していると、帰ってきたなというか。やっぱりジョージとして、ポールが横にいて、後ろにピートがいて、ジョンがいて、スチュがいる。そのところに帰ってきたんだなという感覚で稽古をやっていて、早くお客さんにこの曲に興奮していただける日が来るのを楽しみに稽古していきたいと思います。
JUON:ポール・マッカートニーは左利きで演奏するということで、初演の時に僕は普段右なんですけど、それを左に変えて必死に練習しました。日々練習を重ねて、皆様にお届けできるところまで持っていけたんじゃないかなと思っています。しかも初演は僕、初舞台だったんですね。再再演にあたっても、みんながすごくサポートしてくれたり、ヒントをくれたりして、自分で学ばせてもらっています。自分の今回のテーマは、前の自分の演技を超えること。それがBACK BEATのみんなにもそうですし、観に来てくれる皆様にも貢献できるポイントなのではないかなと思います。ファイナルと言いますが、終わる気はしないので(笑)、ファイナルの向こう側にいきたいなと!向こう側で頑張ります!!(笑)
舞台『BACKBEAT』2026FINALの公開稽古の様子
上口耕平(以下、上口):稽古の日々を重ねて、今日楽曲の一部を披露させていただいて、1つ安心したことがあって。この若者たちのエネルギーとか疾走感だったりとかとてつもない爆発力だったりとか、とても大切だと思うんですけれども、僕たちも初演からもう7年と経って、ある程度落ち着いてきた年齢になってきたわけです。だからこそ、稽古中に音楽のクオリティーがどんどん上がっていって、周りを見るとか、1つになる瞬間とか、みんなが俯瞰で見る力がどんどんついて。
「今日は丁寧に曲を届けよう」と昨日しっかり練習したんです。丁寧にきっちりと音楽を届けるぞと。芝居の中ではまだ暴れるけれども、今日はそうしようと決めたのに、開始早々目の前で全員暴れ出して(笑)。あ、よかった。やっぱりみんなこうなんだって。僕は常に後ろから全部見ているので、みんながはじける瞬間とか全部分かるんですけど、このメンバーはまだまだぶっ飛んでいくんだなと改めて今日発見できました。きっと今回も初演再演比べて、もっともっと爆発していくと思います。楽しみになりました。
舞台『BACKBEAT』2026FINALの公開稽古の様子
ーー愛加さんは再演に続き、ビートルズに多くの影響を与えたアストリッドを演じていますが、意識していることはありますか。
愛加あゆ(以下、愛加):やはり出会いがすごく人生に影響を与えていくと思うんですが、その中でも特にアストリッドは、ただでさえすごい奴ら(笑)に強い影響を与えていく。そこにものすごくプレッシャーを感じています。でも、演出の(石丸)さち子さんと、前回の再演、私にとっての初演の時に、役を1から一緒に作っていただいて。立ち方や喋り方から作っていたんですけれども、今回はそこをベースとして、さらにその上を目指せるように、もっともっと深めていけたらいいなと思って。いろいろな資料を読んだり見たりして、学んでいる最中です。
とはいえ、皆さんのパワーが本当にすごいので、お芝居しながら生で感じて、毎日毎日積み重ねていけたらいいなという風に取り組んでいます。
ーー林さんは今回初参加となりますが、稽古場の雰囲気はいかがですか。
林翔太(以下、林):僕は初参加で、出来上がっているカンパニーに入るというプレッシャーがあったんですけど、皆さんすごくいいお兄さんたちで。なんだろう、ファミリー感ある現場で、すっと僕もなんか輪に入れてもらえた感じがして。僕はもう毎日稽古をのびのびと自由に、もう僕のやりたいようにやって、(石丸)さち子さんもそれを笑顔で見守っています。お兄ちゃんたちも全部温かく芝居も受けてくれるので、すごく安心して僕も稽古場にいることができています。
ーードラムは初挑戦だそうですね?
林:初めてです。今まで触ったこともなかったんですけど、去年の夏ぐらいからレッスンさせてもらっていて。初めて皆さんと合わせる時はさすがに緊張したんですけど、今はもうみんなと合わせるのが楽しくて楽しくてしょうがないです!
舞台『BACKBEAT』2026FINALの公開稽古の様子
ーー尾藤さんは稽古の手応えをどう感じていますか?
尾藤イサオ(以下、尾藤):とにかくビートルズに劣らずの演奏でした!皆さん、大進歩でございます。僕はビートルズの先輩であるエルヴィス・プレスリーの役で、1曲歌わせてもらっていますが、大変なんですよ。とにかく頑張ってやります。
ーー再再演にあたって、演出の面で変更されたり、ブラッシュアップされたりした点はありますか?また、お客様の反響をどう受け止めていますか?
石丸:演出に関しては、劇場が変わるたびに変わりますし、あと出演者が変わっていますから、変わる部分もありますが……1番大事なのは、初めはこの年齢で10代をやっていいのかなという恐れがちょっとあったんですよ。でも稽古が始まると、そんな恐れもぶっ飛んじゃったんです。いいんです。世界が認めてくれたんです。今度はその不安なくやります。彼らはシッソウするんだけども、それを支えているのが、我々みたいにある未来が見えているシッソウではなく、自分がどこにいるか分からない。誰とつるめばどこに行けるのか、今いるところが正しいのか、今の感覚に従うべきか、未来を見るべきかみたいな、様々にこの天才たちは自分の現在を抱えていたと思うんです。だから光のシーンを演じていても、自分たちの孤独や自分たちの野心のようなものをしっかり腹に据えて演じていくとどうなるかということを、かなり今回追求してます。これはいい結果に出てきています。
初演からずっと見てくださったお客様へなんですけれども、初演から再演に向けてぎゅっと上演時間を縮めて。それは何より踊りたい、もっとこのバンドと一緒に過ごしたいという熱を初演で感じたものですから、とにかく本編をぎゅっと縮めて、最後にライブの時間を持ちたいというのが夢だったんです。そしてそれを再演で叶えて、やっぱり最高の客席になりました。みんなちょっと役から離れて、また違う音楽との向き合い方ができて。最後のライブシーンを今回もやっぱりやりますので、ぜひそれを楽しみにしていただきたいと思います。
舞台『BACKBEAT』2026FINALの公開稽古の様子
ーー最後に、皆様から公演を楽しみにしているお客様へメッセージを一言ずつお願いできればと思います。
石丸:もう一言で言うと、絶好調なんです!演劇の稽古って、しんどいことも、小さなことを積み重ねてやっていくので、大変だったりするんですけれど、楽しいんです。でも、この現場は特別に楽しいです。この戻ってきた5人のメンバーが最初にリハをやった時から、もうすでに令和のビートルズのメンバーみたいになっていて、演技をどんどん深めていく作業をこの5人でしています。
最初に(加藤)和樹さんが「なかなかジョンが見つからない」と言っていて、そこで「見つけた。みんなを見てたら見つかった」と言って。そこから新たな形でジョンを中心にこのビートルズのメンバーが成長してきて。演劇的に深めることも、それからこの演奏をぶち上げていくことも、いろいろなことが最高に楽しい。楽しいと思ってやることが、お客様にまるごとそのまま劇場に来る喜びになって伝わると思っています。全力でいきます。それをぜひ見に来ていただけたらと思います。
尾藤:……そういうことでございまして。とにかく、僕は昔、ロカビリーというので頑張ってましてね。今ではリハビリを頑張って(笑)。真面目な話、皆さんの演奏、そしてお芝居、すごい成長ぶりです。僕も頑張って、負けずに頑張っていきたいと思います。みんな一丸となって頑張りますので、よろしくお願いいたします。
林:僕は初参加で、出来上がってるカンパニーに入るのは大変でもあるんですけど、今回、逆に、その初めてというのをうまく使えるなと思ったことがたくさんあって。もちろんビートルズの曲を聞いたこともあったんですけど、今回台本をいただいてから、あえて、皆さんの演奏を聞くまで絶対に聞かないようにして。初めて皆さんのこの演奏を聞いた時の衝撃とかをそのままお芝居に使えるなと思ったので、それを大切にしています。
その時その時に皆さんの芝居を受けて感じたものを大事に大事に、僕なりにクラウスと、あとリンゴ・スターを演じられたらなと思っております。見に来たお客様も、この令和のビートルズの演奏を聞いてかなりの衝撃を受けると思うので、僕も一緒にビートルズのファンとしてステージ上に立ちたいなと思います。
舞台『BACKBEAT』2026FINALの公開稽古の様子
愛加:私もこの作品が本当に大好きで、毎日稽古場で皆様からも作品からもたくさん刺激をいただいています。お客様にもこの素敵な作品をどう感じていただけるか、たくさん見に来ていただきたいなという思いでいっぱいです。劇場まで足を運んでいただけたら嬉しいです。
上口:最近、舞台に出るたびに思うことが強まってきたことがあるんです。今、AIの技術だったりとか、人のエネルギーを感じなくても、いろんなものができちゃう。それがエンターテインメントの世界にもどんどん台頭してきていて。だからこそ、この生の舞台の、今しかないこの瞬間のエネルギーだったりとか尊さだったりとかを感じてほしいです。
僕らはだからこそ演劇をやっているんだと思うんですけれども、特にこの作品は、もうこの瞬間でしか見えない凄まじいエネルギーが毎公演放出されていて。まさに生で見るその最高の時間が始まる。この『BACKBEAT』2026FINALは、人生に1度必ずみんなに体験していただきたい、見ていただきたい作品だなと強く思っているので、本当に皆さん、生の、今しかない最高のエネルギーをぜひ浴びに来てください!
JUON:『BACKBEAT』は自分にとってもう生きがいのような存在になっています。音が鳴った瞬間、めちゃくちゃいいです。超あったかい。もうね、素直に幸せってあるなと思います。免疫力爆上がりです。前回の自分を超えることが、今回の自分のテーマなので、自分がお客さんとして見ることは一生できないんですが、そのぐらいお客さんとして見ることができたらなと素直に思える作品ですから。来たらもう心が爆上がりですよ。楽しみにしていてください。
(前列左から)上口耕平、辰巳雄大、戸塚祥太、(後列左から)石丸さち子、愛加あゆ
辰巳:僕にとってもこの『BACKBEAT』、そしてビートルズという世界的大スター、ジョージ・ハリスンを演じるということ、ジョージ・ハリスンの人生を生きるということは、自分の人生の中でもとても大切な宝物の1つです。作られた作品ではなく、ビートルズたちが実際に生きてきた実話を演じることができるということの幸せを感じながら、まだまだ皆さんの中でビートルズがどうやって生まれたか知らない人もいらっしゃると思いますし、ビートルズが5人だったということも知らない方がいらっしゃると思います。
なので、劇場で僕はもう演じるということをやめて、ジョージ・ハリスンとして、その日その日1度きりの人生だと思って、自分の人生をかけて生きるという覚悟を持って、公演、公演を音をかき鳴らしていきたいと思いますので、ぜひ劇場でこの『BACKBEAT』を楽しんでいただきたいです。ファイナルです。もうここでしか見られないので、ぜひ劇場で。必ず人生の自慢になる作品になります。よろしくお願いします。
加藤:言いたいことは皆さんが言ってくださった通りなんですけれども、1つ言えることは、ファイナルなので、とにかく見なきゃ損するよということを言いたいかなと思います。辰巳くんも言いましたけど、もちろん役者なのでね、演じますけれども、やっぱりそこにあるリアリティを大事に生きて。そしてJUONくんが言った、“向こう側”に我々は多分突き進むと思うので、それをぜひ劇場に体感しに来ていただきたいです。彼らが成し遂げたその始まりの物語にぜひ出会いに来てください。よろしくお願いします。
戸塚:すべてのエンターテインメントだったり、舞台やステージというのは、本当にその作品ならではの味わいがあると思います。そしてそれは多分1回しかないことだと思っています。もちろんこの『BACKBEAT』もそうです。今回はファイナルということで、本当の最後の1回なので、少しでも興味がある方はぜひ劇場に遊びに来てほしいなと思っています。一緒に遊びましょう。客席と舞台という関係性じゃなくて、お客様と演者という関係性を飛び越えて、一緒に遊びましょう!
そしてとても個人的なことですけれども、オノ・ヨーコさん、もし東京にいらっしゃることがありましたら、ぜひ見に来てください。ビートルズ来日公演から60年となる今年。『BACKBEAT』FINALから60年後にこの作品をやる若者たちがどうやったらあいつらに触れるんだろうって、僕たちがビートルズにどうやったら触れるんだろうと迷ったぐらいに、若者たちを悩ませちゃうくらいのやつを出したいと思います!よろしくお願いいたします。
(前列左から)戸塚祥太、加藤和樹、JUON、尾藤イサオ、(後列左から)愛加あゆ、林翔太
取材・文・撮影=五月女菜穂