日本国内では35年ぶりとなる本格的な個展 『アルベール・マルケ展』がSOMPO美術館にて開催
開館50周年記念『アルベール・マルケ展』ポスタービジュアル
開館50周年記念『アルベール・マルケ展』が、2026年9月22日(火)から12月13日(日)まで、SOMPO美術館(東京・西新宿)にて開催される。
フランス南西部の港湾都市ボルドーで生まれたマルケは、パリで盟友アンリ・マティスと出会い、純粋色と自由な筆触を用いた「フォーヴィスム(野獣派)」と呼ばれる作風を展開していく。しかし、終始、観察に基づいて描く態度を崩すことはなく、「マルケのグリ(灰色)」と呼ばれた独特な灰色の使い方をはじめ、ニュアンスに富んだ中間色のトーンの対比によって、風景画を描くようになった。マルケはパリの自宅から眺めたセーヌ、南仏やアルジェなど旅先で出会った水辺の情景を愛し、時間や天候を変えて同じ場所を繰り返し描いた。また、人々や車、船といった都市生活のモティーフを軽やかに描き、そのわずかな筆致で真髄を捉える描写力には、日本美術の影響も指摘され、マティスから 「我らの北斎」と称えられた。
アルベール・マルケ 《パリのノートル=ダム大聖堂、積雪》1916年 油彩/カンヴァス 81×64.8 cm パリ、個人蔵 Courtesy Galerie de la Présidence
アルベール・マルケ 《マルセイユの馬》1916年 油彩/カンヴァス 65.5×81 cm ボルドー美術館 (C) Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo F. Deval
本展は、日本におけるマルケの35年ぶりの回顧展となっており、初期から晩年に至る画風の変遷をたどるとともに、水辺の情景などいくつかの重要なモティーフやテーマに焦点を当てる。さらに、晩年のポン=ヌフ連作の特異な魅力を浮き彫りにする。作家ゆかりの重要なパブリックコレクション、日本の主要美術館、日仏の個人所蔵家から厳選された作品約90点が一堂に会する。
なお、本展の音声ガイドを務めるのは声優の増田俊樹。ときにマルケに扮して、マルケ作品の見どころをその生涯とともに案内する。
アルベール・マルケ 《ポン=ヌフとサマリテーヌ》1940年 油彩/カンヴァス 65×81 cm ひろしま美術館
アルベール・マルケ 《ラ・フレットへの道》1945年 油彩/カンヴァス 65×81 cm ボルドー美術館 (C) Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo F. Deval
『アルベール・マルケ展』の入場券は、イープラスほかプレイガイドで販売中。
イベント情報
The 50th Year of the Sompo Museum of Art
Albert Marquet: A Restrospective
会期中、素描類の展示替えを行います。
前期:11月1日(日)まで、後期:11月3日(火・祝)から
会場 SOMPO美術館
休館日 月曜日(ただし10月12日、11月23日は開館)、9月24日、10月13日、11月24日
開館時間 10:00–18:00(金曜日は20:00まで) ※最終入場は閉館30分前まで
観覧料 一般(26歳以上) 事前購入券1,800円 当日券2,000円
(税込) 25歳以下 事前購入券1,100円 当日券1,200円
高校生以下無料
・年齢は入場時点、25歳以下の方は入場時に生年月日が確認できるものをご提示ください
・事前購入券は手数料がかかる場合があります
・購入方法の詳細は美術館ホームページをご確認ください
特別協賛 SOMPOホールディングス
協賛 DNP大日本印刷
特別協力 ボルドー美術館、損保ジャパン
協力 日本航空、ヤマト運輸
後援 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、新宿区
ご利用料金:1台700円(税込)
※アプリ配信はありません