新国立劇場、過酷な運命に翻弄される歌姫トスカの愛のドラマ プッチーニの傑作オペラ『トスカ』を上演
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新国立劇場『トスカ』より 撮影:堀田力丸
2027年1月28日(木)~2月11日(木・祝)新国立劇場 オペラパレスにて、2026/2027シーズンオペラ『トスカ』が上演される。
新国立劇場『トスカ』より 撮影:堀田力丸
本作は、政情不安に揺れるローマを舞台に、情熱的な歌姫トスカと共和派の画家カヴァラドッシの愛と悲劇を、プッチーニが甘美な旋律と劇的なオーケストラで描いた傑作オペラ。冒頭のカヴァラドッシの甘美なアリア「妙なる調和」、追い詰められたトスカの絶唱「歌に生き、愛に生き」、カヴァラドッシの告別の歌「星は光りぬ」など各幕に人気アリアが散りばめられている。ナポレオン軍がオーストリア軍に勝利した1800年6月17日の歴史的一日のローマを切り取った緊迫のドラマ、そして美しくドラマティックな声のエンターテインメントとして歌手の技量も存分に楽しめる、名作中の名作だ。
新国立劇場『トスカ』より 撮影:堀田力丸
新国立劇場『トスカ』より 撮影:堀田力丸
マダウ=ディアツ演出は、自由を求めるカヴァラドッシとトスカの愛、共和派を追いトスカを狙う警視総監スカルピアのドラマを緻密な描写で描くもの。壮麗な歴史的建造物が細やかに再現された豪華な舞台で、新国立劇場のレパートリーの中でも圧倒的人気を誇る。
舞台はローマに現存する聖アンドレア・デッラ・ヴァッレ教会、ファルネーゼ宮殿、サン・タンジェロ城という歴史的建造物で展開。中でも第1 幕フィナーレの「テ・デウム」は大聖堂に足を踏み入れたかのように目の前で舞台が展開し、人々の神を讃える合唱を背景に悪役スカルピアが欲望を吐露する、圧巻の名場面。新国立劇場ならではの豪華絢爛な舞台と大迫力の音楽で、オペラに没入することができる。
【指揮】ドナート・レンツェッティ photo Monica_Ramaccioni (2018)
指揮はイタリア・オペラの巨匠ドナート・レンツェッティ。今日活躍しているイタリアのあらゆる指揮者が師と仰ぐ、イタリア・オペラの神髄を伝える重鎮だ。
【トスカ】カルメン・ジャンナッタージョ(ソプラノ)
【カヴァラドッシ】サイミール・ピルグ(テノール) (C)Paul_Scala
【スカルピア】ダリボール・イェニス(バリトン)
トスカ役はオペラ界のスターとして輝くソプラノで、トスカの化身のごとくこの役を得意とするカルメン・ジャンナッタージョ。カヴァラドッシには新国立劇場でも『愛の妙薬』ネモリーノ、『ウェルテル』タイトルロールで観客を魅了、近年ドラマティックな役柄へとスケールを増すトップ・テノール、サイミール・ピルグが登場。さらに、スカルピア役は世界屈指の人気バリトン、ダリボール・イェニスが新国立劇場に再登場する。スター揃いのキャストは、オペラファンには見逃させない公演となっている。
新国立劇場『トスカ』より 撮影:堀田力丸
新国立劇場『トスカ』より 撮影:堀田力丸
1800年6 月、オーストリア支配下のローマ。共和派の画家カヴァラドッシは、脱獄した友人アンジェロッティを匿った罪で捕らえられる。トスカをわがものにしようと狙う警視総監スカルピアは、トスカの面前で恋人カヴァラドッシを拷問し、命を救う代償にトスカ自身を要求。取引に応じたトスカは、カヴァラドッシを形だけの死刑とする約束を取り付け、出国許可証を手にするが、偶然手にしたナイフでスカルピアを刺し殺す。明け方、見せかけのはずの銃殺刑が行われるが…。
新国立劇場オペラ『トスカ』 Tosca, New National Theatre, Tokyo
公演情報
ジャコモ・プッチーニ
『トスカ』
Tosca / Giacomo Puccini
全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
【会場】新国立劇場 オペラパレス
【予定上演時間】約2時間55分(休憩含む)
【前売開始】2026年10月11日(日) 10:00~
【指揮】ドナート・レンツェッティ
【演出】アントネッロ・マダウ=ディアツ
【美術】川口直次
【衣裳】ピエール・ルチアーノ・カヴァッロッティ
【照明】奥畑康夫
【トスカ】カルメン・ジャンナッタージョ
【カヴァラドッシ】サイミール・ピルグ
【スカルピア】ダリボール・イェニス
【アンジェロッティ】斉木健詞
【スポレッタ】後田翔平
【シャルローネ】大久保惇史
【堂守】晴 雅彦
【看守】細岡雅哉
【羊飼い】前川依子
【合唱】新国立劇場合唱団
【児童合唱】NHK東京児童合唱団
【管弦楽】東京交響楽団
【芸術監督】大野和士
新国立劇場Webボックスオフィス https://nntt.pia.jp/