『世にも奇妙な物語』の音楽・蓜島邦明×バレエ 30年前の“ノイズ”が今、東京芸術劇場へ
『世にも奇妙な物語』のテーマ音楽をはじめ、映画、ドラマ、ゲーム、アニメなど幅広いジャンルで独自の音楽世界を築いてきた作曲家・蓜島邦明。その音楽が、バレエの身体表現と結びつくことで生まれた異色の作品『Degi Meta go-go』(デジ・メタ・ゴーゴー)が、2026年11月に上演される。
スターダンサーズ・バレエ団が11月7日(土)・8日(日)に東京芸術劇場プレイハウスにて上演する、3人の振付家によるトリプルビル『THREE VISIONS』。本公演で上演される作品のひとつが、蓜島邦明の音楽と鈴木稔の振付によるコラボレーション作品『Degi Meta go-go』だ。
『Degi Meta go-go』((c)Kiyonori Hasegawa
蓜島邦明は、『世にも奇妙な物語』をはじめ、映画『スプリガン』、ゲーム『クーロンズゲート』など、映像・ゲーム作品の音楽を数多く手掛けてきた作曲家。CMやアニメなど、ジャンルを越えて幅広い音楽を生み出してきた。そんな蓜島とタッグを組むのは、スターダンサーズ・バレエ団常任振付家であり、大ヒットゲームの世界をバレエ化した前代未聞の演目『バレエ・ドラゴンクエスト』をはじめ幅広い作品の演出振付を手掛ける鈴木稔。蓜島の手掛けた深夜ドラマ『NIGHT HEAD』の音楽に魅了された鈴木が「バレエ音楽を作ってほしい」と連絡したことから、2人のコラボレーションが始まった。
『Degi Meta go-go』(c)Kiyonori Hasegawa
『Degi Meta go-go』の初演は1997年。作中で蓜島邦明が用いたのは、ノイズミュージック。蓜島の音楽そのものが、ダンサーの身体を動かす強烈な推進力となり、音と身体がせめぎ合うように舞台を構成していく。2002年にはドイツ・ハイルブロン市立劇場から招聘され、スターダンサーズ・バレエ団初のヨーロッパ公演(全15公演)においても上演され大きな成功を収め、初演から約30年を経た2026年の今なお、その音楽と身体表現は古びることなく、むしろ現在の感覚でも鮮烈な存在感を放つ。蓜島邦明の音楽が鈴木稔の描く「バレエ」の身体表現と結びついたとき、どのような世界が立ち上がるのか。注目だ。
『THREE VISIONS』では、『Degi Meta go-go』のほかにも、現代バレエを代表する世界的振付家ウィリアム・フォーサイスによる『N.N.N.N.』、森優貴がエドガー・アラン・ポーの詩に着想を得て創作した『Traum-夢の中の夢-』が上演される。緻密な構造の中で展開するスリリングな動き、詩的で内面に迫る抒情、そして音楽と身体が激しく交錯するエネルギー。異なる美学を持つ3人の振付家による3作品を通して、現在のバレエが持つ多彩な表現に触れることのできる機会となる。
『N.N.N.N.』(c)Kiyonori Hasegawa
『N.N.N.N.』(c)Kiyonori Hasegawa
『Traum-夢の中の夢-』(c)Kiyonori Hasegawa
『Traum-夢の中の夢-』(c)Kiyonori Hasegawa
『THREE VISIONS』N.N.N.N./Traum-夢の中の夢-/Degi Meta go-go
公演情報
2026年11月7日(土)・11月8日(日)両日14:00開演(開場13:15)
東京芸術劇場 プレイハウス(JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分)
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SS席10,000円/S席9,000円/A席7,000円/B席5,000円/C席3,000円 ※未就学のお子様入場不可
■公演詳細
https://www.sdballet.com/p/2026ThreeVisions/
主催:公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動))、ARTE TOKYOパートナープログラム
本公演は、「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」により、18歳以下(小学1年生~高校3年生)のお子さまを対象に子ども無料席をご用意いたします。
詳細はこちらhttps://www.sdballet.com/news/kodomokansho2026/