長渕剛 歌手として初の舞台挨拶でファンに誓う「みんなと一喜一憂して、幸せを感じて生きていきたい」

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長渕剛/撮影=辻徹也

長渕剛/撮影=辻徹也

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2015年8月22~23日に行なわれた長渕剛の大型野外ライヴ『長渕剛 10万人オールナイト・ライヴ 2015 in 富士山麓』。その映像商品(Blu-ray、DVD)が2月3日に発売されることを記念して、『スペシャル・ドキュメンタリー上映会』が2月2日(火)18:00より新宿バルト9(シアター9)にて開催された。

この上映会には、同作をTSUTAYAチェーン対象店舗、公演会場「ふもとっぱら」で予約した約400名のファンを招待。約90分に及ぶスペシャル・ドキュメンタリーを発売に先駆けて、映画館の大型スクリーンで見られること、そして何よりも長渕剛の舞台挨拶が予定されているとあって、事前の応募で約2000名もの応募が殺到したという。

長渕剛/撮影=辻徹也

長渕剛/撮影=辻徹也

長渕が公式にファンの面前に姿を現すのは『10万人オールナイト・ライヴ 2015 in 富士山麓』以来。長渕の登場を待つファンの興奮と緊張に会場が包まれるなか、司会の遠山大輔氏(グランジ)の呼び込みで長渕がスーツ姿で登場すると、ライヴ会場さながらの「ツヨシコール」が起こった。

俳優としては舞台挨拶を行なったことはあるが、ミュージシャンとして舞台挨拶を行うのは今回が初めてだという長渕。今回の映像商品の編集の全編に自身が立ち会った話に触れると「富士が終わって倒れたんですよね。今から見てもらうドキュメンタリーで描いてるんだけどね。1週間くらい立なかったですよね。そのあと命からがら編集所に向かいましたよ」と前人未到の10万人オールナイトライヴの壮絶さを語った。

その後、ライヴ本編の話やドキュメンタリーの内容について熱い思いを語った後、司会者が今後の予定を聞こうとすると長渕本人から突然の提案で、まさかの質問コーナーがスタート。12年前にギターにサインをもらったというファンからは、その時のサインが薄くなってしまったので、と新たにサインを懇願され、はじめは「今日サインは無理だよ」と笑いながら言っていたが、来場者からの盛大な「ツヨシコール」に負けて、後日、サインを来場者全員にプレゼントすることを約束。長渕剛との男の約束に、会場中が今日一番の大歓声に包まれた。

次に、桜島にも行ったファンからの「今回はライヴ後に何をされたんですか?」との質問に、長渕は「今回は点滴を打ちましたよ」と笑って答えた。

「とにかくみんなとの距離が遠かった、みんなも探り探りだったと思ったから、まずはみんとひとつになりたいって思った」と、10万人という未知のスケール感のライヴを振り返った長渕。「ひとつになりたいという思いで、ライヴの1部から3時間近く飛ばして、マックスにいってしまったんだよ。2部以降は、気力とみんなの声援で立ててたって感じだった。その後はほとんど放心状態。達成感とかそういうことじゃなかった。“俺はみんなと一緒になったのか?”“確かに太陽は上ったけど、みんなは無事に帰れたのか?”“本当に心に中に宝物の太陽を一緒に引きずり出せたっていう思いがみんなの心の中に持ち帰って、それで、それぞれの人生の中でそのことが(みんなの)太陽になるんだろうか?”。そんなことを考えながら、生まれて初めて失神してしまいました」とライヴ後も、倒れながらファンとの絆を思い続ける長渕の気持ちに、会場の中には涙を流し、目頭を押さえるファンもいた。

「ただ恐怖はなかったね。みんな一緒に1週間前から2600人のスタッフがひとつの心でみんなを待ってて、作り上げた。これで太陽がでなかったら、みんなの気持ちも前に進めないとものすごい圧力を感じながら、普段のコンサートよりも余裕がなかったからね。本当にひとつになれたのは、3部の「絆 -KIZUNA-」のあとくらいからだね。車でセンターステージに行って、みんなの近くに行ったとき。自分のありたっけ以上の力をだして、みんなの胸をかりて、コンサートができたって想いと、太陽を一緒につかめたってことで、スーッと気を失ったね」とライヴ後の壮絶な心境を語り、「生涯、この時代に生きている以上、みんなとクリエイトして、表現者としていろんな作品を書き続けて、みんなと一喜一憂して、幸せを感じて生きていきたいと思います」と語り、ステージを後にした。

長渕剛/撮影=辻徹也

長渕剛/撮影=辻徹也


 
リリース情報
映像商品タイトル:富士山麓ALL NIGHT LIVE 2015
発売日:2016年2月3日
収録内容:Blu-ray(5枚組)/DVD(5枚組)共通
(全43曲収録+スペシャル・ドキュメンタリー、「在りし日のレオ」特典映像収録)
解説:湯川れい子、栗原康
仕様:4面デジパック、3方背ケース
Blu-ray:\20,000+税 POXD-21008/12
VD:\18,000+税 POBD-21022/6
<収録内容>
2015年8月22日〜23日、富士山麓で一人の男が10万人のオーディエンスを前に何を思い、何を演じたのか…
10万人のオーディエンスが一人の男に何を求め、何を感じたのか…
想像を遥かに超えた感動のフィナーレに向かう奇跡のライヴ・ドキュメント。
「8月22日 富士山麓で朝日をみんなで引きずりだすぞー!約束だぞ!約束だぞー!」
2015年4月19日 コンサート終盤、コラニー文化ホール(山梨)に集まった超満員の観客に向けて長渕剛の絶叫が響き渡った。
誰もが尻込みするであろう巨大な壁に立ち向かおうとするその叫び声には命をかける決意とそれを押しつぶそうとする恐怖にも似た不安、そして一線で在り続けるアーティストとしての孤独感さえも感じさせた。
2015年8月22日霊峰富士に臨む広大な「ふもとっぱら」キャンプ場で、一人の男と、彼を選んだ10万人が創り出す「真夏の夜の夢」が開幕した!(10万人規模での男性ソロ・アーティストのオールナイト・ライヴは史上初!)
日米混合の信頼すべきミュージシャン達を従えた長渕剛は、約束の地で全国から集まった10万人の観衆とどう向き合ったのか…。
観衆は長渕剛のパフォーマンスにどう答えたのか…。
そして、そのフィナーレとは…。
間違いなく伝説となるであろう9時間半に及んだ“歴史的祭典”を圧巻のスケールで収録したライヴ作品!
本番に至るまでの貴重な映像、本番終了後に本人が語った特別インタビューを交えた構成の、スペシャル・ドキュメンタリー(約1時間半)も追加収録!
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CD(5CD+1DVD)商品同時発売
¥5,000+税 POCS-21038
ブックレットには杉田俊介氏による2万字におよぶライヴ体験記収録(月刊文芸誌「すばる」より)
特典DVDは8月22日「富士の国」スペシャル・ライヴ収録
※映像商品(Blu-ray&DVD)に収録されるスペシャル・ドキュメンタリーとは別内容
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