福岡発 新進気鋭の劇団「そめごころ」が東京・王子小劇場に初登場!

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2016.2.8
劇団そめごころ「走れメルス」舞台写真

劇団そめごころ「走れメルス」舞台写真


福岡を拠点に活動する劇団そめごころの舞台「反復する、イクツカノ時間と 交わる、イクツモノ時間の中で 僕等にできる、イクツカノこと。」が2月13日(土)と14日(日)に王子小劇場で上演される。

劇団そめごころは、2013 年、福岡大学演劇部だった主宰、君島史哉の呼びかけにより旗揚げ。「今、この時間、この場所で世界とつながる演劇」をコンセプトに創作を続けている。名古屋学生演劇祭では、劇団員の田島宏人が俳優賞を受賞。脚本・演出の石田聖也は、3本目に書きおろした一人芝居「ノクターン」がせんだい短編戯曲賞の最終候補に残るなど、九州の枠を飛び出して注目を集めている劇団のひとつだ。

劇団そめごころ「DeathDisco」舞台写真

劇団そめごころ「DeathDisco」舞台写真

そんな、劇団そめごころ、初の東京公演が2月13日(土)と14日(日)の2日間に王子小劇場で上演される。タイトルは「反復する、イクツカノ時間と 交わる、イクツモノ時間の中で 僕等にできる、イクツカノこと。」というもの。なかなか長い。

STORY
国内で起こった劇場型犯罪の代表といえる44 年前に発生したとある事件をモチーフにした作品。目が見えず、壁に囲まれた少女は、音だけを頼りに世界を理解しようとする。そこに現れる二人の青年。二人の青年との出会いは少女に何をもたらすのか。個人と社会、劇場と社会、劇場と世界。さまざまな対立の結末が、80分のラストに集約する。

客席内に設営される特殊なエリア。そのスペースが果たす役割が既存の演劇手法にも揺さぶりをかける。1度きりしか使えない演劇手法への挑戦をぜひその目でお確かめください!

1度きりしか使えない演劇手法とは?

実際に本作の初演を愛媛公演を見た演劇関係者から話によると、「こんな芝居は、始めてみる」という感覚だったとのこと。

また、上記にある「1度きりしか使えない演劇手法」については「こういう構成は、なかなかうまくいかないことが多いと思うのですが、この作品では、とてもうまく成立していたように思います。」と話していた。

新進気鋭の福岡劇団、このチャンスに目撃しに行ってみてはいかがだろうか?

詳細、は以下のサイトで。
「反復する、イクツカノ時間と、交わる、イクツモノ時間の中で、僕等にできる、イクツカノこと。」/CoRich舞台芸術

(文:森脇孝/エントレ)


公演情報
劇団そめごころ「反復する、イクツカノ時間と 交わる、イクツモノ時間の中で 僕等にできる、イクツカノこと。」
【作・演出】石田聖也
【出演】せとよしの、君島史哉、田島宏人、石田聖也
2016年2月13日(土)~14日(日)東京・王子小劇場
エントレ
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