が~まるちょばが全国ツアーで「街の灯」を再演!

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が~まるちょば

が~まるちょば

言葉のない世界の醍醐味を体感できる、自信作を再演!

世界から愛され、賞賛されている、日本が誇るサイレントコメディー・デュオ「が~まるちょば」。国内外を問わず精力的な活躍を見せている彼らが、2016年は「が~まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2016」と題し、全国19会場、29公演の全国ツアーを敢行する。まずは、「が~まるちょば」から届いたインフォメーション動画からご覧あれ!


2016年の全国ツアーは、6月16日(木)~19日(日)の天王州・銀座劇場公演を皮切りに始まる。演目は、長編純愛物語「街の灯」と、短編集&ショーの組み合わせ。再演希望の熱い声に応えて、7年ぶりの本格上演となる「街の灯」は、チャップリンのサイレント映画を題材に、が~まるちょばの2人が練り上げ続けてきた、笑って泣ける意欲作だ。

また、「サイレントコメディー」と銘打たれている本作は、もちろん全編ノー台詞。誰にもマネできないオリジナリティ溢れる表現力と発想力、そしてパントマイムによるパフォーマンスを存分に楽しめ、子供から大人まで様々な年齢層の人が楽しめる、感動的作品となっている。…というわけで、世界各国での武者修行を経て、今年改めてJAPANツアーを敢行する「が~まるちょば」 の2人、ケッチ!(赤いモヒカン)とHIRO-PON(黄色いモヒカン)から話を聞いてきた。

が~まるちょば(左から、ケッチ! ・ HIRO-PON)

が~まるちょば(左から、ケッチ! ・ HIRO-PON)

――お2人は、既に、30ヶ国を超える国々に呼ばれて公演されているそうで。最近は、日本にはあまりいらっしゃらないのではというイメージがあるのですが。

HIRO-PON:ああ、よく言われるんですけど、日本にも結構います(笑)。今年もね、中国、フランス、アメリカ。あと、イギリスにも呼ばれて行くことが決まっているんですが、海外に行ってもパフォーマンスをしてスグ帰ってくることが、わりと多いんです。

ケッチ!:うん。日本ではここ数年、全国ツアーでは大きいハコをまわってたんですが、2013年~2015年は、3年がかりで「東京JACK」という東京49会場、62市区円町村でのフリーライブを実施して、小笠原まで行きましたから。

HIRO-PON:「東京JACK」では、年配の人達やお子さん連れのファミリーがたくさん来てくれたんですが、年配の方達のエネルギーの高さに驚いた。逆にエネルギーをもらいましたね。どこの国でもTVが神様なんだけど、日本でも、ライブやショーを楽しむ気持ちを持っている人たちがこんなにいるんだなというのを発見できました

――そんな貴重な体験を経て、今回の「街の灯」は、劇場公演ということで。本作は、全国ツアーでは7年ぶりの再演になるそうですね。

HIRO-PON:はい。全体構成としては、2時間くらいやるんですけど、後半は50分くらいのストーリー「街の灯」を、2人だけで全く喋らずにやります。たくさんのキャラクターを、2人で演じ分ける感じですね。で、前半の50分は、「ショートスケッチ」って僕らは呼んでるんですけど、短編集的な短いストーリーを数本、それからショーもやります。パントマイムの特性なんですけれど、僕らは言葉も使わないし、舞台セットも使わない。でも、その分、そこには、お客さんがイメージしてくれる背景や感情が見えてくるのが、面白いところじゃないかなと思ってるんです。お客さんの想像力によって、より物語に入り込んでもらえるというか。だから今回も、7年前に見た時とは、舞台の背景が違ったものに見えるかもしれないし、僕らも7年分の経験が反映される舞台になると思います。

――演出や構成面で、7年前と変わる部分はありますか。

HIRO-PON:基本的には変えてないんですけど、ただ、より多くの人に見てもらいたいというのは、今回特に思っていますね。僕らのことをテレビで見て、「モヒカン頭でショーをやる人たち」という程度しか認識してくれてない人の方がまだ多いと思うんです。でも僕らは、舞台では、舞台でしかできないことをやっているので。今回は、特にその舞台でしか体験できない部分を見て、僕らのことを評価してもらえたら嬉しいなって思っています。

アザーカット02

アザーカット02

――お2人とも実は、とってもいいお声をされているのですが、舞台上でつい喋りたくなったりは、されないんですか。

HIRO-PON:あ、それはない、全然ない(笑)。逆に、喋った方が面白いことは、昔からなるべくやらないようにしているかもしれない。そういうものは他の人に任せて、言葉じゃないもので伝えられることにチャレンジしてきている感じなんですよ。

ケッチ!:時々「あ、喋った!」と、お客さんから言われたりしていますけど(笑)、発したとしても「あー!」とか「うー」とか奇声くらいですよね。

HIRO-PON:うん。たとえば木で出来ている舞台があったとしますよね。それが野原のシーンだとしたら、パントマイムの技術で、ちゃんと野原に見えるように、僕らはなるべく音も立てないようにして、やっているんです。そこで声が出たら、また違うものになってしまうでしょう。でも、ショーの場面で、モヒカン頭で出てきた時は、お客さんと一緒にその空間を楽しみたいから、少し声を出したりすることもありますね。

――なるほど。今回の「街の灯」のモチーフとなっているチャップリンの映画も、サイレント映画でしたよね。

ケッチ!:はい。音楽は流れているけど、台詞は字幕ですよね。この映画はね、本当によく考えられているんですよね。色んなところに伏線があって、全部、前フリがあって、先に出てきたことが、すべて次につながってくるんです。解体してみると、全くムダがない点が、スゴイなと思います。

HIRO-PON:最高ですよね。この映画、実は最初に「ロマンティック・サイレント・コメディ・イン・マイム」というテロップが流れるんですよ。長年パントマイムをやってきた者としては、本当に感じることが多くて。実はチャップリンの作品は、以前から他にも何度かチャレンジしているんです。やっぱり僕は、チャップリンのことが大好きなんですよね。どこが好きかというと「妥協がない」ところ。色んなエピソードを読んでいても、アイデアが思いつくまでに6ヶ月とか1年とか映画の撮影をストップしていたくらい、妥協なく作っていたらしいんですよ。今の時代じゃ考えられないけど、アイデアを搾り出して搾り出して高いとこまで持っていくところを尊敬しています。その妥協しない姿勢が、「笑いながら泣ける」、そして心もあったかくなる作品につながっているのかなと。だからこそ、僕らもお客さんも、毎回毎回の上演で、色んな感情を体験できるし、自分自身の発見もできる作品になってるんだと思います。あとはね、カップルで観に来て、結婚したという方も結構いる作品なんです。だからデートにも、もってこいの舞台だと思いますよ(笑)。

――それは、素敵ですね。では最後に、今回の公演のお互いの見所を教えてください。

ケッチ!:今回はね、後半の「街の灯」の中で、HIRO-PONが、ずーっと走ってる作品がありまして。走っているだけで、主人公の感情を見せるシーンなんですけど、そこは、スゴイなと思って見ています。毎回、大きな拍手が起こる場面でもあるんです。「酸素ボンベが欲しい」なんて言ってた日もあったから、HIRO-PONは相当、大変そうですけど…(笑)。

HIRO-PON:7年分、年齢も重ねていますからね。最近は、普段も一所懸命走って、気力体力を鍛えています(笑)。僕はね、体力があれば気力もついてくると思っているので。 ケッチ!は、やっぱり女装かな(笑)。前半も後半も、女役も含めた、様々なキャラクターで登場するので、そこも楽しんでいただければと思います。

――ケッチ!さんの女の子役、可愛いですよね。

ケッチ!:そうかな…(笑)。可愛いと思いたい方は、後ろの席で見てください(笑)。でも、今回のように、ストーリーがあって、ショートスケッチ(短編集)があって、ショーもあって、みたいなスタイルは、僕らにとってもベーシックなスタイルになってきているので、勢いを感じてもらえると思うんです。

HIRO-PON:テレビなどで見てくださっているショーの部分と、舞台でしか楽しめないストーリー作品。その両方を観ることができる公演なので。是非たくさんの人に観に来てもらって、色んなことを感じていただきたいですね。

アザーカット03

アザーカット03

インタビュー・文=華川瑶香 撮影=大野要介

公演情報
「が~まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2016」
<東京公演>概要
■日 程:2016年6月16日(木)~19日(日)
会 場:天王洲 銀河劇場
料 金:S席(1・2階席)5,500円/A席(3階席)4,800円
チケット発売日:2016年3月12日(土)
主催:ブレインズアンドハーツ
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 TEL 0570-00-3337

 
作・演出・出演:が~まるちょば(ケッチ!/HIRO-PON)
プロデューサー:熊手和宏
企画・製作: ブレインズアンドハーツ
公式サイト:http://gamarjobat.com/

≪ツアースケジュール≫ 
6月16日(木)~19日(日)【東 京】 天王洲 銀河劇場
7月3日(日)【栃 木】 足利市民プラザ 文化ホール
7月8日(金)【広 島】 東広島芸術文化ホールくらら 大ホール
7月9日(土)【岡 山】 岡山市民会館 大ホール
7月10日(日【鳥 取】 とりぎん文化会館 梨花ホール
9月23日(金【大 分】 ホルトホール大分 大ホール
9月24日(土)【福 岡】 キャナルシティ劇場
9月30日(金)【宮 城】 電力ホール
10月1日(土)【福 島】 會津風雅堂
10月9日(日)【静 岡】 長泉町文化センター・ベルフォーレ ホール
10月10日(月・祝)【静 岡】 浜松市浜北文化センター 大ホール
10月14日(金)~16日(日)【大 阪】 森ノ宮ピロティホール
10月20日(木)【北海道】札幌市教育文化会館 大ホール
11月12日(土)【千 葉】 千葉市民会館 大ホール
11月19日(土)【新 潟】 りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館) 劇場
11月20日(日)【埼 玉】 さいたま市民会館おおみや 大ホール
11月23日(水・祝)【高 知】 高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
11月25日(金)・26日(土)【愛 知】 中日劇場
12月17日(土)・18日(日)【神奈川】KAAT神奈川芸術劇場 ホール



(足利市民プラザ 文化ホール)
 
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