炭鉱や屠場、チェルノブイリ写す本橋成一、個展『在り処』に約200点

2016.2.20
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アート

『本橋成一 在り処(ありか)』展が、7月5日まで静岡・IZU PHOTO MUSEUMで開催されている。

同展は、写真家、映画監督として1960年代から活動するほか、東京の映画館「ポレポレ東中野」のオーナーも務めるドキュメンタリー作家・本橋成一の個展。本橋はこれまでに炭鉱、大衆芸能、サーカス、屠場などを被写体にした作品や、チェルノブイリ原発事故の後も被災地で暮らす人々の日々を記録した作品を発表しており、今回の展覧会では未発表の初期作品や、代表作を含む200点以上が展示されている。

また、会期中は本橋が監督を務めたドキュメンタリー映画『ナージャの村』『アレクセイと泉』『アラヤシキの住人たち』の上映会も開催。さらにギャラリートークや、エッセイストの平松洋子、ミュージシャンの小室等とのトークイベントといった関連企画も実施される。各イベントの詳細は、IZU PHOTO MUSEUMのオフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報

『本橋成一 在り処(ありか)』展

2016年2月7日(日)~7月5日(火)
会場:静岡県 IZU PHOTO MUSEUM

時間:2月~3月10:00~17:00、4月~7月10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
料金:大人800円 高校生・大学生400円
※小・中学生無料