パンクバンドSAの映画、「48歳のおっさんのボロ泣き」も見どころ


パンクバンド・SAのライブに密着した『劇場版SA サンキューコムレイズ』の初日舞台挨拶が2月20日に新宿バルト9で開催され、SAのTAISEI、NAOKI、KEN、SHOHEIと、岩木勇一郎監督が登壇。「SA!SA!」とコムレイズによるコールが鳴り響く、大盛り上がりの舞台挨拶となった。

本作は、昨夏に行ったSA初の日比谷野音ライブに密着。SAのメンバーにスポットを当てた第1部『UNDER THE FLAG』、SAファンであるコムレイズにフィーチャーした第2部『UNDER THE SKY』を同時上映の2部作として公開する音楽ドキュメンタリー。

「映画が2部構成になる」という話を聞いた当初は、ボーカルのTAISEIも「びっくりした」そう。「昨年の7月11日は僕らにとっても特別な日だった。それでいて、SAだけがやった野音じゃない。全国から来てくれたコムレイズといわれるファンの人たちが作ってくれたことを考えると、コムレイズにフィーチャリングした二部があるべきだと思った」とファンへの感謝を噛み締めながら、2部構成の意味を語っていた。

映画を観た感想を聞かれると、TAISEIは「涙をこらえるのが大変だった。48歳のおっさんが、ボロ泣きしているところを楽しみにしてください」と照れ笑い。続けて「何かもう一度できるんじゃないかと感じさせてくれる一夜だった」と振り返ると、ギターのNAOKIも「あの日が蘇って、目頭が熱くなった。『スクール・ウォーズ』を見ているような気持ちにもなって。俺らフィフティーになってまだ青春やれてるな」とニヤリ顔。ドラムのSHOHEIも「映画を観ながら、曲を作った頃まで思い出した。俺らがやってきたことがこの2本に入っている」とうれしそうに話していた。

またステージでは、19日に48歳の誕生日を迎えたKENに、誕生日ケーキが贈られる一幕も。会場からも「おめでとう!」と歓声が飛び、KENは「ありがとうございます!」と感激しきりで、「映画だけれど、ワーッと声を出していいと思う。思いっきり楽しんで、思いっきり感じて」とアピール。SAとコムレイズの絆が伝わる一時となったが、NAOKIは「SAっていいバンドよ。そしてコムレイズが本当にいい!」と大きな笑顔を見せていた。【取材・文/成田おり枝】
 

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