中川翔子が語る『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』

2016.3.30
インタビュー
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『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』 中川翔子 (撮影=原地達浩)

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国民的ゲームソフト「ドラゴンクエスト」シリーズの30周年を記念した日本初のオリジナルアリーナショー『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』が全国5会場、全40公演で開催される。今回は〝最強を夢見るお姫様″アリーナを演じるマルチタレント中川翔子に公演に対する想いを伺った。

『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』 中川翔子 (撮影=原地達浩)



――今回、『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』のアリーナ姫役を演じられるということで、発表してから反響も大きいと思いますが、ご自身がアリーナ姫を演じるということに関していかがですか?

これが舞台でもなくミュージカルでもなくて、日本で初めてのスペクタクル「ショー」なので、どちらかというとサーカスのようなアクションだったり、お客様も全員が勇者となって共にドラゴンクエストの世界で生きるということはアトラクションに近いかもしれないです。もう間違いなく30周年のアニバーサリーに相応しい“そして伝説へ…”という感じですね。
 

――元々ゲーム好きで知られる中川さんですが、意気込みも凄いですね。

この夏だけですからね、40公演でも足りないかもしれない。毎回の冒険が「こんなドラゴンクエストやりたかった!」っていう、シリーズ3作目に登場する勇者のもとに、別のシリーズのアリーナやテリーやヤンガス、思い入れのあるキャラクターが集って……こんなドラゴンクエスト超やりたいですよね?(笑)。 ファンとしても胸が熱くなるのに、アリーナ役で出演させて頂くというのは、もう今後何回生まれ変わっても、これに勝るミラクルってないくらいに思ってます。アリーナを演じるということを、自分の全てをかけて頑張って演じようと思います。
 

――『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』でもアリーナ姫の声を演じ、2でも続投されていらっしゃるので、だいぶアリーナ姫との接点が増えてきている気はしますが……。

それもやっぱり、26年前に鳥山明先生がアリーナを描いて、当時はドット絵でファミコン版ではほとんど台詞もないんですが、こうやって冒険してるんじゃないかなぁ、一緒に旅をするクリフトやブライとこうやって話してるんじゃないかな、っていう妄想をしていて。そういう思い出が沢山あると思うんです。みんな「アリーナはこうだよ!」というのがはっきりあるんですよね。
 

――たしかに当時はゲームの隙間を妄想で埋めて楽しんでいた気がしますね。

原作者の堀井雄二先生から「アリーナを演じてくださいね」というメールを頂いてから「本当なのかな?」っていうところがあったんですけど、『ドラゴンクエスト ヒーローズ』で「実際にこうなってたんだ」っていう世界が広がったんですね。実際アフレコでもクリフトに対して「クリフト起きて!」って世界樹の葉を使って言うシーンがあるんですけど、それも「満場一致の言い方」があったりしたんですね。やっぱりみんな頭の中に「このキャラはこう」とか「ドラクエといえばこう」っていうのは、みんな明確にあるんですよね。それをボイスじゃなくて全身で演じるとなると尚更、喋ってないときでも気は抜けないですよね。
 

『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』 中川翔子 (撮影=原地達浩)

――未だ内容がベールに包まれている感じのある『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』ですが、どのようなものになりそうでしょうか?

ドラクエあるあるってあるじゃないですか、骨に話しかけると「ただの屍のようだ」とか壷の中を調べると小さなメダルとか薬草とか、呪文の音がしてギガデインとかイオナズンとか、そういう「ドラゴンクエストと言ったら見たいもの、見たかったもの」を最先端のテクノロジーとエフェクトで表現すると、きっとすごいことになると思います。
 

――それは少年期から今までドラゴンクエストと共に歩いてきた僕ら世代はたまらないですね。

なんか大人になればなるほど、そのときには見えなかった「ドラクエイズム」みたいなものが人生にこんなにあるのか、って思うんですよ。「人生はRPGだ」って堀井先生が言ってくださった意味が、レベル30(編集部注:中川さんは誕生日を迎えるたびにレベルが1上がります)に上がってみて、今すごく、父の足跡が見つかっていくんですよね。
 

――お父様の中川勝彦さんですね。

初めてお会いした方にも「お父さんに会ったことがあります」って声をかけて頂いたり、いなくなってからのほうが長いのに、本当に足跡が見つかるんです。それって、今ドラゴンクエスト(以下DQ)Ⅲを遊ぶと勇者の父親オルテガの立ち寄った村の人たちが、勇者にオルテガの事を話してくれたりするような……。 これからいつか子孫を育んだときに親から子に託したい想いとか、自分の子供が生まれてもいないのにすごくあるんですよね。出会いもあって別れもあって、喜びもあって夢が見つかり悲しみもあって。でもすべてが経験値となって意味となって未来に繋がるっていう。すごく壮大なものが、ドット絵の世界から、今30年間の時を超えて初めて実際にドラゴンクエストの世界に生きる瞬間が来たんだな、と。「そして伝説へ・・・」ってDQⅢのサブタイトルが、今こそそういうことか!っていうふうに感じますね。

『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』 中川翔子 (撮影=原地達浩)

――そんな伝説への参加となりますが、意識して頑張りたい所はありますか?

やっぱりアクションですかね!
 

――武闘家属性ですからね、アリーナは。

脳筋姫ですから(笑)。


――キラーピアスを装備したりして。

キラーピアス着けたいですよね!!(笑)。やっぱり物語の中で実際レベルが上がっていくっていうものもあると思うんですね。ストーリー的にも。いつか魔王に挑まなきゃいけない。改めてDQⅣを今やってるんですけど、今回生身で演じるという意味でも、アリーナはレベル1から始まってるんだっていうことがやっと見えたんです。一番大好きなことと一番知らない世界が同時にきたって感じてます。


――やはり特訓は厳しいですか。

今バレエアクションをやってるんですけど、むちゃくちゃ難しいんですよね、バレエって。ちょっとしたことを全部積み重ねて、角度だったり、立ち方、オーラ、キック、存在感、身体の軸だったり。それを何十年もやってきた方々が揃うんですね。時間がない中でどれだけレベルを上げられるかなので。ちょっとでも違うと「こんなのドラクエじゃない!」っていうのが出ちゃいますし。凄いアクションが大事だと思ってるんで!やるしかないですね。


――僕らからしても、大魔王ゾーマとアリーナとかテリーが戦うというだけでもわくわくしますし、期待してしまいますね。

胸熱ですよね!?


――今回アリーナ役ですが、カンフーも好きというところで、ジャッキー・チェンさんだったりブルース・リーさんなどのカンフースターに対する憧れとかもあると思うんです。参考にしたり意識されたりすることはありますか?

今、アクションのトレーニングもするために、今までの家がオタクグッズで狭かったので、これをきっかけに新生活になったんですよ、引っ越して。


――そうなんですか!

広い部屋になってベランダが広いのでキックとかできる場所もできたので、キックミットとパンチミットを買って、ブルース・リーの写真集見ながら柔軟してます。すごく楽しいです(笑)。

『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』 中川翔子 (撮影=原地達浩)


 

――やっぱりブルース・リーは中川さんの中でヒーローなんですね。

ブルース・リーもアリーナもちょっと似てる気がするんです。強くなりたいって思いの強さがあるというか。ブルース・リーってけっこうストイックで、NGシーンとか見ていても、私には何がダメだったのかわからないんですけど、何回もヌンチャクのシーンをやり直していたり。写真も未だに未公開のものがどんどん出てくるんですけど、自分の身体をいかに美しく見せるかの鍛錬の写真ばっかり出てくるんですよね。


――確かにブルース・リーの写真は当時にしてはとても多い気がしますね。

すごいナルシストでもあったと思うんですけど。それだけコツコツこだわる人だから、あんなに美しくキックができる。そういう見せ方や戦い方を切り拓いていった人でもあると思うんです。アリーナもプレイステーション版に入ってる会話システムの中で、新しい街に行く度に「ああ星がきれいね」とか「ああ猫ちゃんこんにちは」とかかわいいところがあって、人間らしいんですよね。
 

――プレイステーション版で実装された会話システムはキャラの印象をぐっと掘り下げましたね。

そうですね!ブライに毒を吐くところもあるし、その中で「ここで走りこんだら足腰が鍛えられそうね」とか「鉄の爪、なんて素敵な響き、うっとり」とか。「毎日旅をしてても、スクワットや筋トレは欠かさないようにしてるのよ」とか。だから、「強くなりたい」とわくわくしてるんですよね。勇者と共に世界を救いたい、お父様を助けたい、誰かのためにもっと強くなりたい。この気持ちから鍛錬に繋がり、その鍛錬がまた心と結びついて最終的にすんごい強い脳筋姫ができあがるわけですよね。なので、メンタルはまずアリーナに教わろうって思いました。
 

――中川さんのメンタルって普段どういう感じなんでしょうか?

今までずっとラプンツェル(「塔の上のラプンツェル」の登場人物)スタイルというか、ガッと落ち込んでから幕が開いてガッといくみたいな。落ち込みがあってからの私だったんですけど。ニュートラルにポジティブをアリーナみたいにキープできるようにしたいなって(笑)。
 

『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』 中川翔子 (撮影=原地達浩)


 

――確かにアリーナはポジティブですね。

サントハイム(お城)から人がいなくなっちゃったときに無音ですっごく怖かったときにも、「お父様は必ず私が助けてみせる!」って。人のために命を懸けられる女の子なんですよね。すごくかっこいいと思います。
 

――あそこ、音がバッとなくなって怖かったですよね。

ファミコン版のDQⅣってすっごく怖かったですよね。プレステ版と違って、暗いというか悲しみが世界を覆ってる感じが。


――5章も頭で村が全滅させられて。

アッテムト(町)とかすごい好きなんです。毒の沼地があって、ゴホッゴホッって。猫も具合悪そうで「ニャーン…」って(笑)。 曲もですけど。あのアッテムトから瘴気が世界にいってるような、どこか悲しみが覆ってる。でも世界って実はそうで、今この瞬間街とかが明るく見えても、地球は悲しんでる人もいるかもしれないんですよね。
 

――まさに「人生はRPGだ」ですね。

ホントですよ!リアルタイムでドラクエフィーバー現象を見た人の言葉ってすごく強いと思います。私もいつか子孫にDQⅤの、スーパーファミコン版の素晴らしさを伝えたいなとか、当時DQⅢをドンピシャで小学生でプレイした、っていう方が30代40代の男性が多いかなって思うんですけど、羨ましいです、私も。
 

『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』 中川翔子 (撮影=原地達浩)

――ちょうど僕がドンピシャだったので。

羨ましいです……!
 

――ドラゴンクエストって光もあればちゃんと影もありますよね、シリーズ5作品は主人公の奴隷生活が長かったりとか。

よく考えたらこんな最悪な人生ないくらい酷いですよね、幸せがくるけど幸せが追いついてない気がする、不幸に対して(笑)
 

――先程もおっしゃられてましたが、それこそオルテガと主人公じゃないですけど、お父様が芸能活動されてたものに中川さんが近づいてきてるんじゃないかなっていう気がしてるんです。その存在の大きさっていうのを感じる部分があるのかなと思うんですけれども。

すっごくあります。今回DQⅢもオルテガから勇者に託した想いだったり、DQⅤもそうですよね、(父親の)パパスから主人公へ、主人公から息子へ。私も父がいなくなってからのほうが長いのに、お父様と仕事してましたとか、作詞家の岩里祐穂さんが大好きで思いきってお願いしたときに、実はお父さんにいっぱい書いてたんですよって、お会いしたときにご本人から聞いたり。本当に、父なんて全然知らんって思ってたはずが、足跡辿っていってるんですよね。
 

――やはりお父様は中川さんの中で生きてらっしゃる。

今回このドラゴンクエストの記憶で思い出したのが、初めてDQⅤを遊んだときに、こんなおもしろいものがあるのかって叔母とずっと冬休み遊んでたんです。そのときに珍しく父が帰ってきて、「あ、エルヘブン(村)か。次、右のほうに行ったら宝箱に魔法の絨毯入ってるよね」とか言ってきて、私初プレイだったので「なんで言うの!」って号泣して、叔母も「なんで言うんだよ、どっか行けよ」みたいなすごい喧嘩になっちゃって。すごいしゅんとして「ごめーん」って出て行った父が、アルバムにも残ってないのに心に残ってるんです。会話した記憶自体も少ない中で、「ああ、ドラクエ好きだったんだな」って。だって知ってるってことはやってたってことですからね。だから、もっと話してみたかったなぁとか。きっと喜んで一緒にやるんじゃないかな、って思いますね。
 

――今回の出演の話も喜ばれているかもしれませんね。

そうですね、母もずっと働いてて、家に猫がいて、ゲームがあって、ゲームだからこそずっとやってられたっていう。青春時代をもっとエンジョイできてたら違う人生だったかもしれないけど、心を守るために自分の好きなことで武装してたことが、とても未来に繋がって役に立ってます。ドラゴンクエストも、思う存分遊べててよかったなって。おばあちゃんがファンクラブにお金払ってくれてたからアリーナのイラスト描いて送ってたな、とか。そういった思い出も全部意味をもって繋がるっていうのは「ドラクエイズム」だな、って。
 

――なんかこう繋がってるかんじしますよね、好きなものだったり、やってることだったり。

こんなありがたいことはないなって思うんですけど、だからこそ、「できない」じゃなくて「やるんだ」って気持ちで挑みたいですね。
 

――ご本人も前々から運動神経はあまりよくないとおっしゃられてましたしね。

まさかこんな未来が来るとは思ってなくてその発言をしてきちゃった自分をすごく殴りたいです。バレエやっとけよ3歳から!って思ったんですけど(笑)。 でも、人生は見えないからこそ何が起きるかわからない。これも今回本当にスペクタクルなミラクルだと思うので。大好きな、大好きすぎる、一番大好きなことと、バレエという見たこともなかった、考えたこともなかった、一番知らないことが来た、っていう。つまり、やるしかない。「選んで頂いた意味」っていうこと……アリーナとして立って、黙ってても戦ってても喋っててもアリーナだ、っていうその説得力。着てコスプレになっちゃったら意味がないし、40公演アリーナとして冒険を紡いでいくという中で、やっぱり大事なのってアクションの美しさだったり、だと思うんですね。
 

『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』 中川翔子 (撮影=原地達浩)

――40公演って長丁場ですよね。

びっくりしたのが、名古屋でもの凄く売れて、また追加で一日3回公演で……。3回って舞台でもあんまりないですよね、どうなっちゃうんだろうって思うんですけど。一日中アリーナでいられるんですよね、こんな楽しい、嬉しいことってないけど、だからこそ怪我はあっちゃいけない、いのちをだいじにガンガンいこうぜ!で(笑)。
 

――体調面で、この段階から気にされてることってあります?

走ったり筋トレしたりっていうことを、今まであまり、やったことがなかった中で、やらなきゃいけないっていう状況になってからは、風邪ひいてないんですよね。今はいろんなアミノ酸試してみたり、あとは新生活にしたっていうのもあるんですけど、自分で掃除とか料理するようになったし、今まで全然お酒飲めなかったんですけど急においしく感じたり。このトレーニングがきっかけなのかわからないんですけど、今まで知らなかったことが全部楽しいってなって、まさか掃除とか料理を楽しめる日が来るとは思わなかった(笑)。
 

――体調だけでなく、生活も変わってきたんですね。

今までパンツ一丁で倒れて寝てましたからね、床で(笑)。 昨日ルンバが来たっていうのもあるんですけど。
 

――それはだいぶ劇的な進化ですね(笑)。

今は知ってることよりも知らないことに時間を注いだほうがいいかなって思ってます。演劇とかもそんなに観てこなかったので、「演じる」ということを観る、だったり。声優の野沢雅子さんが前に「一個の表現の仕事をするのに何をしたらいいのかっていうのは、関係ないと思われることでも、テレビでも、人と話すでも、お酒飲むでも、演劇観る、アニメ観る、ドラマ観る、映画観る、全部役に立つから」って。私つい同じものを食べたり、観たりしちゃうんです、勿論それがあったから今に繋がってくれたこともあるんですけど、「知らないことに注ぎたい」ってやっと思えるようになりました。


――ちょっと転職した感ありますよね。

そうなんですよ、転職した感なんです、そう、それです!引きこもりから武闘家にみたいな感じです!!
 

――やっぱり最初は大変かもしれないですけど、楽しみではありますよね。違うパラメータ上がっていきますものね。

奥が深いなって思うのは、遊び人が悟りの書要らずで賢者になれるのって、冒頭の序章を削除してでも遊び人を入れた堀井さんの遊び心。遊び人って遊ぶことに意味があって、遊んでるからこそ、普通の人が見えてないものを知っていて悟れる、っていう。考え方によってはいろんな発見があるかもしれなくって、今まで自分が好きでやってたことが、とっても未来の種になってたっていうのもあるんですけど、知らないことも多すぎるので、やってこなかったこととか。だからこそ、そこをこう、熟練度を上げていきたいっていうモードなのかも。
 

――今までの中川翔子はもしかしたら遊び人だったかもしれないけど。

遊び人ですね、引きこもりの遊び人(一同爆笑)

『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』 中川翔子 (撮影=原地達浩)

――でも、お話には伺っていましたが本当にドラゴンクエストが好きなんですね。

はい!冬休みにオラクルベリー(町)のカジノに入り浸って、朝の4時まで遊ぶ小学2年生を許す家族ありがとう!ですよ本当に(笑)。 スーパーファミコンのDQⅤが最初で、そこから遡って、ファミコンの本体をもらってDQⅣを遊んで、DQⅠ、Ⅱ、Ⅲといって、からのスーファミのDQⅠ、Ⅱが出て、DQⅥが出て、スーファミ版のDQⅢが出て、それからリメイクとか外伝もずっと一緒に遊んできて、みたいな感じかな。
 

――今年はドラゴンクエスト30周年アニバーサリーイヤーなので、新作も目白押しですが。

そうですよ!今年脱出ゲームもあるし、ヒーローズも2が出るしジョーカー3も超楽しみ!でも、こういうおもしろゲームが目白押しのときに一番稽古だったり本番でおあずけなんですよね。でも最高のご褒美たちが待ってると思って楽しみにしたいなとは思ってるんですけど。
 

――では最後に改めて、この「スペクタクルツアー」についてよく知らない人たちに向けても何か一言メッセージを。

ドラゴンクエストと共に歩んだ今までの思い出を胸に輝かせて、「こんな冒険待ってた!」っていう世界の中でぜひ勇者として共に伝説を生きて頂きたいですね。ドラゴンクエストを知らないっていう方も居ると思いますが、小さいお子さんは、30年も愛されつづける伝説のタイトルに触れるきっかけになってくれたらすごく素敵だなって思います。遊び心がいっぱいありますので、好きな人にとってはニヤニヤしちゃうような、知らない人にとっては「なんじゃこりゃー!」と笑えるようなものがたくさん詰まってます! 30周年の最大のお祭りの生き証人になって、後世に語り継ぐ語り人にもなって頂きたいので、ぜひ遊びに来て下さい!それと、今はスマホでも簡単に遊べるので、よかったら、できればDQⅢをせっかくだから遊んでくると、なおさら楽しいかも。やったことある人もより懐かしさやわくわくが増すかなと思うので。それはちょっとオススメしたいなと思います。より楽しむエッセンスとして、ぜひこの機会にドラクエのゲーム、遊んでみてほしいです。
 

――そして無事転職した中川翔子を見てほしいと。

はい!その言葉凄くしっくりきました。転職ですよね本当に、ダーマの神殿に行ったんだな私(笑)。
 

――武闘家に転職してレベルいくつまでいってるか楽しみですね。

そうですね!楽しみにしていて下さい!

『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』 中川翔子 (撮影=原地達浩)



ヘアメイク:柏瀬みちこ(Rooster)
スタイリング:尾村 綾

<衣装>
●トップス   MISCH△MASCH     0120-298-707
●スカート   ROJITA池袋PARCO店   03-3987-9322
●ネックレス  LODISPOTTO        0120-298-707

 
 
イベント情報
ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー
 
【公演日程/会場】
さいたま公演
7月22日(金)~31日(日) さいたまスーパーアリーナ  ※7月25~27日休演

福岡公演
8月5日(金)~7日(日) マリンメッセ福岡

名古屋公演
8月12日(金)~14日(日) 名古屋 日本ガイシホール

大阪公演
8月18日(木)~22日(月) 大阪城ホール

横浜公演
8月26日(金)~31日(水) 横浜アリーナ ※8月29日休演

料金(税込)】
S席 大人9,500円/子ども7,500円
A席 大人7,500円/子ども5,500円
各種プレイガイドで先行発売中

《先行限定ちいさなメダル付きプレミアム》 ※選考限定数まで残りわずか
いろんなスライムのメダルセットA(いろんなスライム4種+公演地ごとに違うご当地メダル1種)
強敵モンスターのメダルセットB(強敵を集めたモンスター4種+ご当地メダル1種)
各大人12,500円/子ども10,500円
※子ども料金は3歳〜小学生までです。3歳未満でも席が必要な場合は有料です。
※機材やステージ・客席の構造等により、舞台の一部が見えにくい場合がございます。
※プレミアムはS席エリアとなります。通常のS席と同時に購入可能です。
※メダルは、公演当日会場にてお引き換え致します。

一般発売日】
4月23日(土)

【オフィシャルHP】
http://dragonquestlive.jp/