フィギュア鈴木明子も興奮!迫力満点のトリニティ・アイリッシュ・ダンス、7月来日
コートニー・ディアンジェロ、鈴木明子/「トリニティ・アイリッシュ・ダンス」来日公演
アイルランドの伝統的な踊り、「アイリッシュ・ダンス」をハリウッド・スターの振付を務める大物演出家マーク・ハワードの手によって芸術に昇華させた「トリニティ・アイリッシュ・ダンス」が今年7月日本に上陸する。
アイリッシュダンスで比較的有名なのは2000年以降にブームとなった「リバーダンス」。激しい高速ステップ、洗練された音楽と衣装、なによリお客様に喜んでいただくための絶やさぬ笑顔。全国ツアーなどで話題となったアイリッシュダンスは、その後、トリニティやラグースといったグループの来日にもつながっていった。
今回の上演にあたり、3月17日(木)、トリニティ所属のアイリッシュ・ダンサー、コートニー・ディアンジェロが来日。本作の応援隊長に就任したプロフィギュアスケーターの鈴木明子と共にマスコミの前に姿を現した。この日はちょうど、アイルランドの祝日でもある聖パトリックデー。これにちなんで緑色のドレスを選んだ鈴木は、偶然にもコートニーの衣装の色とかぶってしまい、二人で笑いあっていた。
コートニー・ディアンジェロ、鈴木明子/「トリニティ・アイリッシュ・ダンス」来日公演
自身もバンクーバー五輪のフィギュアの演技の際に、「リバーダンス」の中からファイアーダンスを取り入れた鈴木は、「ものすごく音楽が好きだったことと、リバーダンスを観て、自分はこういうものを表現したい、と感じて選んだ」と語り、それをきっかけにアイルランドの方々との交流が深まったと語る。
鈴木明子/「トリニティ・アイリッシュ・ダンス」来日公演
来日したコートニーは、アイリッシュダンスの北米選手権大会で3位、全アイルランド選手権大会で3位の腕(脚?)前を持つ実力派。ステージ上で見せた激しい脚技によるダンスは、撮影が追い付かないほど!また跳躍力もすばらしく、何よりパフォーマンス中は一切上半身、そして笑顔もくずれないという点は驚くばかりだった。
コートニー・ディアンジェロ/「トリニティ・アイリッシュ・ダンス」来日公演
コートニー・ディアンジェロ/「トリニティ・アイリッシュ・ダンス」来日公演
コートニー・ディアンジェロ/「トリニティ・アイリッシュ・ダンス」来日公演
コートニーは、「毎日2,3時間練習しています。あとはヨガ、ティラピス、ランニングなども行ってます」と自身の演技について語る。鈴木が「ものすごい足技なのでやっている途中で分からなくなってしまわないか?」と問いかけると「たくさん練習しているので大丈夫です」と笑顔で返していた。なお、数こそ多くないが、アイリッシュダンスを教えてくれる教室が日本にもあるという。トリニティのパフォーマンスを観て、自分も習ってみたい、踊ってみたい、と感じた方はぜひ各自で探してチャレンジしてほしい、と語るコートニーだった。
コートニー・ディアンジェロ/「トリニティ・アイリッシュ・ダンス」来日公演
ヘビーシューズ。踵とつま先がファイバーグラス製でカチカチという音を鳴らせる。
日本公演時には、世界選手権3連覇のプリンシパル・ダンサー、ピーター・デジャークも登場する予定。驚異的な足技と共に、生演奏によるアイリッシュミュージックと共に体感してもらいたい。
■日時・会場:
2016年7月8日(金)、9日(土) Bunkamuraオーチャードホール
2016年7月10日(日)神奈川県民ホール
その他、宮城・熊本・長崎・京都あり
■芸術監督:マーク・ハワード
■プリンシバル・ダンサー:ピーター・デジャーク
■公式サイト:http://www.trinity-japantour.com/