ボカロP・40mPがシンガーソングライター「イナメトオル」名義でメジャーデビュー
イナメトオル
自らの歌声で紡がれる、その作品の数々
ボーカロイドを用いた楽曲を制作・投稿するボカロPとして、「からくりピエロ」「トリノコシティ」「恋愛裁判」など現時点(2015年7月24日現在)で実に8作品がニコニコ動画上で100万再生の大台を突破し、多くの歌い手にもカバーされ、自らの楽曲で構成したコンサート『虹色オーケストラ』の公演も重ねるなど、まさにボカロシーンの初期から現在に至るまで最前線で活動してきた一人、40mP。
今年の4月からは「イナメトオル」名義で、自らの楽曲をシンガーとしてセルフカバーしたMVを投稿していた彼だが、この度ついに大きな節目を迎える。
本日行われたニコニコ生放送において11月4日にアルバム『1.7m』をNBCユニバーサル・エンターテイメントよりリリースし、メジャーデビューすることが発表されたのである。
アルバムには既にYouTubeで発表された楽曲や、新たに書き下ろした新曲などからセレクト、ファーストアルバムに相応しいバラエティ豊かな内容となる予定だそう。
40mP=イナメトオルは、もともと様々なジャンルの要素を詰め込みながら、バラードからロックまで幅広い楽曲を発表し続け、その中に“40mPらしさ”とも言うべきポップネスとメロディセンスを発揮してきたボカロPだ。そして何よりボーカロイド使用楽曲としては初めてNHK「みんなのうた」で放送された『少年と魔法のロボット』に代表されるように、その楽曲には優しさが詰まっている。
そしてボカロP時代にはライヴや一部の動画でしか披露される機会のなかったシンガーとしての彼は、決して圧倒的な高音域を出すわけでも、激しいパフォーマンスで煽るわけでも、作り込んだ世界観で勝負するわけでもない。だが、楽曲同様、自然に優しく響く歌声を持っている。是非注目してほしい。
またアルバムに先駆け、9月末には岡山、大阪、愛知、東京の4カ所でシンガーソングライターとしてのコンサートツアー『イナメがトオル。』も開催されるイナメトオル。
その歌声はより広く、より多くの耳に届いていくはずだ。
イナメトオル
発売日:2015年11月4日
【初回限定盤 (CD+特典CD)】GNCL-1260/税抜価格\3,000
【通常盤 (CD only)】GNCL-1261/税抜価格\2,500
発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント