超高音質の“癒しボイス” 後藤沙織・宮世真理子・神乃ちよ 3人の声優にインタビュー

インタビュー
2016.4.7
(左から)後藤沙織、宮世真理子、神乃ちよ

(左から)後藤沙織、宮世真理子、神乃ちよ

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ハイレゾ音源によるライブ・ストリーミングサービス「PrimeSeat」(※注)にて、今年2月にスタートした「Nightingale(ナイチンゲール)」(月~土 21時10分~21時25分)。全国各地の出来事や心温まる話題、そしてリスナーからのメッセージを、“癒しボイス”の3人が紹介するという番組だ。これまでは、23時からの放送であったが、“よりたくさんの方に楽しんでいただけるように”と、4月4日からは21時10分からにお引越し。今回、パーソナリティを務める3人に高音質ならではの苦労や、それぞれの趣味の話などを伺った。

※注:ハイレゾ音源とは、通常の音源ではカットしてしまう人間の可聴帯域を超える部分をカットしないことで、空間の広がりや奥行なども体感できるもの。その分、CD音源に比べて膨大なデータ量を持っており、ライブ配信を行うには高度な技術が必要とされるため、これまでダウンロード形式での配信サービスが主流だった。株式会社インターネットイニシアティブが提供する「PrimeSeat」では、PC(WindowsおよびMac)に専用のソフトウェア(無料)をインストールすることで、配信サイト(http://primeseat.net)から、環境音、クラシックやジャズの演奏会など、様々なコンテンツをリアルタイムで楽しむことができるサービスである。

 

――まずは、自己紹介をお願いします。

後藤:北海道出身の後藤沙織です。陸上選手(実業団)、自衛隊員を経て、現在は、声優として活動しています。3月から、スターダストプロモーション声優部の所属となりました。「Nightingale」では、月曜日と火曜日を担当しています。文化放送の「後藤沙織の本気!アニラブ」は、4月から8期が始まり、担当が火曜日から木曜日に変更となりました。「アニラブ」とは全然イメージが違うので、こちらでの私は「清楚な方の後藤」と言われています(笑)。

宮世:高知県生まれ、大阪育ちの宮世真理子です。今年2月に、フリーで活動するにあたって、「宮地真理子」から「宮世(みやせ)真理子」に改名しました。今は、ナレーションのお仕事が中心で、WebやラジオのCM、スマホゲームなどで声のお仕事をさせていただいています。3月に発売された、『おじさんとマシュマロ』というアニメのキャラクターソングアルバムには、初めてコーラスで参加させていただきました。「Nightingale」では、水曜日と木曜日を担当しています。

神乃:宮城県仙台市出身の神乃(かんの)ちよです。「PrimeSeat」では、「Sweet Journey」のナレーションや、「Nightingale」の金曜日と土曜日を担当しています。実家はお寺で、5人姉妹の4番目です。このお仕事を始めて、まだ2年ぐらいなんですが、今は、ゲームやアプリを中心に、声のお仕事をさせていただいています。

(左から)後藤沙織、宮世真理子、神乃ちよ

(左から)後藤沙織、宮世真理子、神乃ちよ

――声の仕事をしたいと思ったきっかけは?

宮世:最初に何かを演じる経験をしたのは、舞台です。高校で演劇部に入って、舞台でお芝居をするのも楽しかったのですが、アニメやゲームに関わりたいとも思っていました。たまたま、好きだったアニメが、子ども向けのものが多かったんです。少年の声を女性が担当していることも多く、舞台と違って声のお仕事は、女性であってもいろんな役ができるので、いいなと思いました。

神乃:私は、小学生のときにラジオをよく聞いていました。声優さんがアニメやゲームのことを楽しそうに話しているのを聞いて、声のお仕事に興味を持つようになったんです。ずっと声優になりたいと思っていたのですが、家の方針で、大学を卒業してからでないと、東京へ行かせてもらえませんでした。それで、まずは大学を卒業して、それから上京して専門学校に通いました。

後藤:実業団を辞めて北海道に帰った後、しばらく実家にいました。弟がアニメを見ていたので、私も見るようになって、声のお仕事に興味を持つようになったんです。このとき、声優になりたいという気持ちが芽生えたのですが、まだ、はっきりと固まってはいませんでした。父が自衛隊員だったこともあり、自衛隊員を1任期経験してみて、それでも声優をやりたい気持ちが変わらなければ、やってみようと思ったんです。任期が終わったとき、やはり声優になりたい気持ちが変わらなかったので、上京しました。
 

――自衛隊員から声優というのは、珍しい経歴ですね。

後藤:そうですね。誰でも通る道ではないですよね(笑)。自衛隊で経験したことや出会った人たちは、今でもとても大切に思っています。声優になるには、少し遠回りしましたが、経験してよかったです。
 

――「PrimeSeat」という高音質のストリーミングサービスならではの、苦労はありますか?

神乃:音質がよすぎると、口を開くときの音なども拾われてしまいます。他のパーソナリティさんに聞いたりして、対策を研究中です。

後藤:たぶん、3人の中で私が一番、リップノイズが多いです(苦笑)。2週連続、お腹が鳴ってしまったこともあり、いつもドキドキしちゃいます。

宮世:音質がいいので、息を吸う音も入ってしまいます。ディレクターさんに、「息を吸うときはマイクから離れて」と言われたんですが、なかなか難しいです(苦笑)。
 

――では、プライベートな部分も少しお聞きしますね。最近ハマっていることや、趣味について教えてください。

後藤:コスプレです(笑)。ずっとやりたいと思っていたのですが、実際にやりはじめたら、もう、楽しくて、楽しくて。好きなキャラを自分がやるのも楽しいんですが、好きなキャラを友達がやっているのを見て、それを「愛でる」のも楽しいんです(笑)。コスプレは、アートというか、1つの作品を仕上げるような感覚。小物なども作ったりしていますが、次は衣装も作ってみたいと思って、まずはミシンを買います。

宮世:私は、写真を撮るのが好きです。建物や風景などを撮るのが好きで、フェンスとか、煉瓦に萌えます(笑)。今までは、撮っても発表する機会があまりなかったのですが、「Nightingale」で、写真のことを話したり、撮った写真をツイッターにアップするようになって、もっといろいろ撮りたい気持ちになりました。実は、写真を撮るようになったきっかけは、コスプレです(笑)。ずっとやっていなかったのですが、先日、友達と「やろう!」と言う話が出たので、さっそくメイクの研究などを始めました。

後藤:わー、仲間がいた(笑)!

神乃:私は「ディズニーシー」が大好きです。アリエルも好きなんですが、パレードに出ているキャストの方たちを見るのが大好き。キャストさんの衣装やメイク、ウィッグなどを見るのが好きなんです。というのも、実は私も、コスプレをやっていて……

後藤:えー(笑)!

宮世:3人とも(笑)!

神乃:東京に来てからはできていないんですが、仙台にいた頃、イベントや撮影会に参加していました。大学生のとき、家政学科だったので、衣装も自分で作ったりしていたんです。自分のものはサイズなどもわかっているので、型紙なしで作っちゃいます。だから、ディズニーのキャストさんたちを見ると、演技やダンスも素晴らしいんですが、やはり衣装に目が行っちゃいます。
 

――まさかのコスプレつながりでしたね(笑)。神乃さんも、コスプレを再開させますか?

後藤&宮世:しましょう、しましょう!

神乃:し、します(笑)。私は、コスプレの写真を撮ったとき、その作品への愛が写真に出ている感じが好きです。小物や衣装も、売っているものだと、「ここは、こうじゃないのに!」っていう部分があったりして、自分で作りたくなっちゃいます。自分で作って、ディティールまで再現できると、「できた!」っていう達成感がありますよね。それを着て、写真を撮ることで、さらなる達成感が得られます。

(左から)後藤沙織、宮世真理子、神乃ちよ

(左から)後藤沙織、宮世真理子、神乃ちよ


 

――今後、どのようなお仕事にチャレンジしていきたいですか?

宮世:「Nightingale」のパーソナリティーという、新たなタイプのお仕事をさせていただくようになり、いろんなことに挑戦したい気持ちが出て来ました。舞台にも立ちたいですし、イベントのMCなどにも挑戦していきたいと思っています。舞台もコスプレも好きなので(笑)、アニメを原作とした舞台に出演するのを目標に、頑張っていきたいです。

神乃:今は、ナレーションやゲームのお仕事が中心なんですが、もともと、アニメや外国映画の吹き替えがやりたいと思ってこの世界に入ったので、そちらも増やしていけるように頑張ります。

後藤:「Nightingale」のように、しっとりと話すお仕事は、自分には向いていないと思っていました。ですが、実際にやってみたら、周囲からの評判もよかったですし、声で伝えることの大切さなども考えるようになりました。ですから、これからは、苦手だと思うことにもチャレンジして、いろいろなお仕事をしてみたいです。「赤坂5丁目ミニマラソン」(TBS番組内の人気企画)を走るのが夢なので(笑)、いろんなお仕事を経験して、いつか出られたらいいなと思っています。
 

――「Nightingale」を聴いている皆さんや、これから聴いてみようと思っている方たちへ、メッセージをお願いします。

神乃:「Nightingale」では、全国各地の取り組み、食べもの、乗り物、アートや動物など、幅広いテーマを扱っています。自分からは関心を持たないようなテーマでも、聴いてみると「へー」と思うことがあるかもしれません。このインタビューで「Nightingale」のことを知った方たちも、ぜひ「様々な話題」と「癒し」の15分間を楽しんでみてください。

後藤:「アニラブ」と「Nightingale」では、まったく違う色を出しているので、両方聴いて、ギャップも楽しんでいただけたら嬉しいです。番組へのメッセージも、お待ちしています!

宮世:4月4日から、放送開始が21時10分になりましたが、総集編(再放送)は今まで通り日曜日にあります。お仕事などで間に合わなかった日は、ぜひ、そちらを聴いてください。このインタビューでは、パーソナリティの「素」の部分も出ていると思うので、今まで以上に、身近に感じていただけたら嬉しいです。

 

「Nightingale(ナイチンゲール)」
 パーソナリティ:後藤沙織(月・火)、宮世真理子(水・木)、神乃ちよ(金・土)
 配信日時:月曜日~土曜日 21時10分~21時25分
 配信サイト:http://primeseat.net 

 

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