宮野真守、「梶くんが素敵でした」と梶裕貴をベタ褒め!

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2016.4.16


昨年、2週間限定公開ながらも反響を呼び、その後1週間の追加上映も行われた『亜人 -衝動-』(15)。4月15日、その続編となる第2部『亜人 -衝突-』(5月6日公開)の完成披露上映会がお台場シネマメディアージュで開催され、人気声優の宮野真守と梶裕貴が登壇。壇上で仲の良さをうかがわせる親密なトークを繰り広げた。

トークはまず第1部と第2部で何が変わったのかという話題に。主人公・永井圭を演じる宮野が「第2部はテーマ的には第1部と同じなんですけど、こんなにも表情が違う作品になるのか!と感動しました」と伝えると、梶もうなずき「圭の雰囲気が亜人と人間の戦いのなかで変わってくる。原作で味わった感動が、映画ではフルCGで再現されていてすごいなと思いました」と主人公・圭の変化をアピールした。

ところが、MCが宮野に対して「第2部で圭はクズじゃないですか?」「クズさが愛されてますよね」「クズ・永井」「クズって言われてますけど…」とまさかの「クズ」連発!盟友・宮野がディスられてると悟った梶が思わず「クズクズって言い過ぎじゃないですか!?」とツッコむ場面も。さらに、宮野を気遣う梶は、「クズ」連発のショックでその場にしゃがみ込む宮野の肩を叩きながら、励ますジェスチャーも見せていた。

この日は第2部の本編だけでなく、梶が演じる中村慎也にスポットを当てたOAD「中村慎也事件」も上映された。事前に見ていたという宮野は「(先に見て)ずるいですよね、すいません(笑)。感想は…梶くんが素敵でした」と本人を前に正直な気持ちを伝えた。永井圭と中村慎也、同じ“亜人”を演じているということで「演じた僕らにしかわからない気持ちがあると思うんですよ。亜人として生きるって大変だよね」と発言し、会場からは拍手と歓声が上がった。

最後に、2人と一緒に登壇した総監督・瀬下寛之は「『亜人』で描かれるのは異常な世界、非日常。でも根底にあるのは、“かけがえのない友情”なんです」と作品のテーマを明言。これを受け、宮野が「それが救いなんですよね。どうしようもないことばっかり起こるけど、友情の大切さを感じさせられる。『亜人』を見入っちゃうのは、そこに“人”を感じるからこそなんです」と語り、舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/トライワークス】
 

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