『ヒーローマニア-生活-』豊島圭介監督インタビュー 「敵は日本にはいない、という気持ちで作りました」

2016.5.6
インタビュー
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映画『ヒーローマニア-生活-』豊島圭介監督

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5月7日公開の映画『ヒーローマニア-生活-』は、福満しげゆき原作の漫画『生活【完全版】』を実写化したアクションエンタテインメントだ。東出昌大演じるヘタレのフリーター・中津がひょんなことから街の悪を裁く自警団‟吊るし魔”を結成し、巨大な騒動の中心となっていく物語で、中津の相棒・ニートで下着泥棒の土志田役を窪田正孝が、チームの頭脳・女子高生カオリ役を小松菜奈が、チーム最年長の日下を片岡鶴太郎が演じている。

原作・福満氏の作品といえば、独特の閉塞感とコンプレックスをもとにした自虐的で不思議な笑いが特徴。ところが、豊島圭介監督が実写化した『ヒーローマニア-生活-』は、福満氏のそれとは真逆の、明るくポップな、アクション満載の痛快作に換骨奪胎されていた。果たして、その狙いはどこにあるのか?製作のきっかけから、比較される『キック・アス』との関係、そして作品に隠されたテーマまで、豊島監督自らが詳しく語ってくれた。

 

「エンタテインメントを作ろう。安くないB級映画を作ろう」

チーム“吊るし魔”左から 日下(片岡鶴太郎)、中津(東出昌大)、土志田(窪田正孝)、カオリ(小松菜奈) (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会


--まず、本作を監督することになったきっかけを教えていただけますか?

福満さんの「景色のキレイなトコにいこう」という短編漫画をドラマシリーズ『週刊 真木よう子』(テレビ東京系)で撮らせてもらったことがありまして。ご覧になった福満さんに「ぼくが撮ったのかと思いました!」とお言葉を頂いたんです。「ああ、こんなことあるんだ」と思って、引き続き福満さんのマンガを読んでいました。その頃、脚本家の継田淳さんが「『生活』を映画でやろうよ」と言ってくれたんで、「ああ、そうか」と思って読み直したんです。その後、こちらからお話を持ちかけました。ぼくが自分から発信して仕事になったのは、実は今のところ2本だけなんです。1本目は『ショムニ』の安田弘之さん原作の「紺野さんと遊ぼう」、2本目がこの『ヒーローマニア-生活-』です。福満さんは、しばらくエロマンガを描いていていた時期があるんですが、『生活』が初めての長編マンガで。カナヅチとかワイヤーアクションを実写化したら、誰も観たことがないような作品になるだろうと思いました。

--作品そのものに惚れ込まれたわけですね。

一度やらせてもらっているので、多少はやりやすいというのもあります。ただ、ドラマの『景色のキレイなトコにいこう』はどちらかというと、福満さんのジメッとした作風に近いんですが、『ヒーローマニア-生活-』はホントに大きくイメージを変えましたね。

--その大きく変えた部分が気になります。音楽・アクション・美術にかなり凝ってらっしゃいますね。

原作『生活』の知名度は、例えば『GANTZ』とか『アイアムアヒーロー』とは違うわけじゃないですか。それは福満さんも認めてらっしゃるんで言っちゃいますけど。だから、はじめは「これは1,500万とか2,000万円の低予算で撮らなきゃいけないかもしれない」と思いました。ぼくは低予算映画の苦しい現場にもいたので……低予算なら山口雄大監督の『ミートボールマシン』とか、西村喜廣監督の『東京残酷警察』みたいな、もっとダークな作品になっていたと思うんです。でも、企画を持ち込んだ石田雄治プロデューサーが『告白』の中島哲也組だった人で、「エンタメにしなきゃダメだ!」と言ってくれて。石田プロデューサーはちょうど『キック・アス』を観たばかりの時で、「これなら、日本で『キック・アス』みたいなものが出来るかもね」と。それで「エンタテインメントを作ろう。安くないB級映画を作ろう」ということになったんです。

--なるほど。

最初はアクションがここまでやれない前提で映画化したいと思っていたんです。でも、プロデューサーが目指そうとした予算に決まって、アクションで物語を語っていいんだってことになってから、スイッチが変わりました。カラフルなエンタテインメントでいくことになったんです。

アクションをとっぱらっても物語が成立してしまうようにはしたくなかった

 

中津を演じた東出昌大 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会

--この作品はドラマとアクションが結びついていて、すごくバランスがいいと思いました。

“アクションのためのアクション”にならないように、とは考えました。ぼくは子どもの頃に、ジョン・ボイド主演の『暴走機関車』を観たんです。すごく面白かったんですが、最後は「結局、ゲンコツで殴り合うのかあ」と、子どもごころに残念に思った記憶があって。今観ると違うのかもしれないですが……物語じゃなく、力の勝負になってしまう。このアクションをやることで、何がどうなるのか。例えば「おじさんと土志田が死闘を繰り広げて仲良くなる」とか、「中津が暴走族に追いかけられて、ひたすら走らされるんだけど、チームとして団結する」とか、そういう物語があるようにしたかった。アクションをとっぱらっても物語が成立してしまうようにはしたくなかったんです。

--アクションでドラマを作りたかったわけですね。

最初にスケジュールを見た時に、アクションシーンばっかりがあるわけですよ。「これだけあるってことは、アクションを撮ることで物語が進むことになっている。いい台本が出来たな」と再確認できました。

--撮影は、アクションコーディネーターの森崎えいじさんとかなり話しながら進めていったんですか?

そうですね。森崎さんには、以前から“台本を読める人”という印象がありました。ドラマ『マジすか学園』(テレビ東京系)で出会ったんですが、その頃から「このキャラクターは、こうはやらないよね」とか、「この流れだと、彼女はここでとどめといたほうがいいよね」とか、キャラクターの性格を考えてアクションを作ってくれました。いい意味で“アクション馬鹿”じゃないというか、“映画を作りたい人”なのですごく信用しています。窪田くんも「やっぱり、森崎さんが作るアクションは面白いな。ちゃんと台本を読んで、キャラクターを把握してやってくれるからいい」と言っていました。スタッフが決まり始めた頃、一番最初にぼくとプロデューサーで会ったのが森崎さんなんです。今回はアクションで語る作品になるという話を、クランクインの2年前くらいのクリスマスの日にしたのを覚えています。
 

土志田を演じた窪田正孝 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会



--キャストのみなさんも、アクションの意味を理解しながらやってらっしゃった?

ぼくは『マジすか学園』をやったときに、「結局はアクションも芝居なんだ」と思いました。それは森崎さんに教えてもらったんですが。一つひとつのアクションの振りはもちろん森崎さんがつけるんですけど、窪田くんは芝居を演出すると、それをアクションにフィードバックしてくれる。東出くんもそうでしたが、結局は演技の演出をすればいい現場でした。

--監督、アクションコーディネーター、キャストが上手く連携できていたんですね。窪田さんは、「アクションが花形になっているところと、アクションが芝居の一部になっているところがある」というのをわかっていて、それを見ながらやっているともおっしゃってました。

気を遣いながら言ってましたけど、彼はアクションがアクションだけで成立しているのはあまり好きじゃないって感じでしたね。物語に組み込まれているのが好きなんだと思いますよ。

 

東出は「新しいことに挑戦したい時期」 窪田は「変わらず目の前にあるものをただやらせていただくだけです」


撮影現場でのわきあいあいとしたようす (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会


--窪田さんは、以前のインタビューで土志田というキャラクターの人見知りな部分には、ご本人の性格も反映されている、とおっしゃっていました。そのあたりも見抜いて配役されたんでしょうか。

窪田くんは人見知りというか、ストイックな人ですね。役者バカみたいなところがあって、役にどっと入り込むところがあるのは知っていました。だから、こういうネガティブで変態性のある、ある種病的なキャラクターも演じられる人なんです。「イケるな」というのは最初からありましたね。

--監督はキャストの見たこともない部分を引き出したかったと聞きました。見たことはないけれど、それぞれの俳優さんたちが本質的に持っている部分を上手く役にはめこんでらっしゃると思いました。

原作からの換骨奪胎は、東出くんが決まったところから始まったのかもしれません。彼(中津)のマヌケさとか、だらしなさとか、天然さとかっていうのは、ものすごくぼくに近いと思うんです。でも、演じた東出くん自身はぼくよりずっとスター感があって、ポジティブなエネルギーのある人。土志田を演じた窪田くんも、すごくストイックで病的なところを表現しつつもスター。そのへんが作品の明るさとか、前向きさにつながったんだろうな、といまお話しをしながら思いましたね。

--ギャップがあるのが効いているなと思いますね。ちなみに窪田さんは『古代少女ドグちゃん』で、東出さんは『CLAMPドラマ ホリック xxxHOLiC』でご一緒されています。その頃からお二人の変化は感じられましたか?

窪田くんにはずっとラブコールしていたんですが、スケジュールがうまく合わなくて、「やっと会えたね」という感じで。7年経ってだいぶ大人になったな、という感じです。キャストのみんなには「今、どういうステージなのか?」というのを訊いたんです。自分らしさみたいなものはもう出したので、そうじゃないものに挑戦したいのか?逆に自分らしさで勝負したいのか?色んな答えがあると思って。東出くんは「今はどんどん新しいことに挑戦したい時期」と答えて、窪田くんは「いや、ぼくは変わらず目の前にあるものをただやらせていただくだけです」って(笑)。二人ともまったく違うんですよ。

--作品の軸になっている二人が対照的なのは面白いですね。東出さんは、天然さとスター性だけじゃなく、人間のズルくて汚い部分も出しています。そういう生々しい役もできると見抜いてらっしゃたんですか?

彼も芝居に一生懸命な人なので、ツイストみたいなものがキャラクターにあれば、一生懸命に演じてくるのはわかっていて。主役なので候補にあがるのがイケメンな人が多かったんですが、その中でも彼ならだらしない感じのキャラクターを、フィクション度を高く演じてくれるだろうなと思ったんです。例えば、新井浩文さんならもっと生っぽくだらしないキャラクターになると思いますね。

--たしかに。

東出くんなら、もっとフィクション度の高い、マンガっぽくだらしない人ができる。それが彼のスター性とも言えるのかなと。なんとなく、日活の頃の石原裕次郎さんみたいな、存在感のあるイメージがあって。彼に中津をお願いしたのはそういう視点からですね。

--やはり、これもギャップということなんですね。

そうですね。あと、これまで彼が演じてきた色んな作品とのギャップでもあるし。彼はすごく真面目なんですが、その真面目さがちょっと人とズレてるので面白いんです。

--これまでの東出さんの役柄はストレートな印象が強かったので、生々しい演技に驚きました。ある種、卑怯なところがあるキャラクターですよね。そのあたりが監督ご自身と似てらっしゃるというお話を聞きましたが(笑)。

土志田みたいなスーパーパワーを持った人を利用して自分の欲望を満たしていく、みたいなところですかね。ぼくは、今回は誰にも感情移入せずに描こうと思っていたんですけど、現場で「なんかこんな話聞いたことあるな」と思い始めました。小学3年生か4年生のときに、松原くんという友達と喧嘩したんです。「むかつくなあ、この野郎」って思ったので、昼休みのサッカーの時間に、サッカーのクラブチームに入ってる友達に「ちょっと松原にボールぶつけてよ」ってお願いしたことがあるんです。結局、無視されてぶつけてはくれなかったですけど(笑)。「このメンタリティって、中津と一緒じゃん!」と思ったんです。この卑怯な感じは自分のことだったんだ、と。

--そういう感情はみんな持っているかもしれないですね。誰しも汚い部分はある。この作品はそういうところもテーマになっているんじゃないかと。

そうですね。
 

『ヒーローマニア-生活-』が『キック・アス』と違う部分とは?

 

(C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会


--「人は変わることが出来るか?」というキーワードが出てきますが、実はこのテーマは豊島監督の作品『ソフトボーイ』や、ほかの監督作とも共通しています。何か意識されているんでしょうか?

意識はしてますね。『エミリー・ローズ』という、エクソシスト裁判がテーマの作品を、私生活が一番うまくいっていない時期に観たんです。主役(ローラ・リニー)は女性の悪徳弁護士で、裁判をやっていく中でだんだん善意に目覚めていくんです。そのなかで、彼女が「People change!(人は変わる)」と叫ぶシーンがあるんですよ。それを観て、「人は変われるんだ」と思ってすごく安心したんです。この人が変われるなら、ぼくも変われるかもしれない、と。その時から、「人が変わるかどうか」というのをなんとなく作品の肝に据えるようになったというか、「人は変わる」と思えるといいなと思っていて。今回は継田さんがそれを上手く汲んでくれて、「人は変わる」と言う日下(片岡鶴太郎)と、「人は変わりません」と言う敵役・宇野(船越英一郎)を軸にしてくれたんです。

--日下と宇野は、作品のもう一つの軸になっているわけですね。

「人は変わることが出来るか?」と言われれば、たぶん「変わらない」と思うんです。でも、「変わる」という希望を持って生きられたらいいな、と思っているということですかね。
 

「人は変わる」と言う日下(片岡鶴太郎) (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会


--ここは『キック・アス』に無かった部分だと思います。あの作品も、アクションや音楽がカッコ良くて、負け犬が変わろうとする話でもある。でも、最終的には人を殺して復讐を果たすカタルシスで終わってしまう。『ヒーローマニア-生活-』は“小さな一歩を踏み出す”ところに帰着していきますよね。

そうですね。今日も、電車の中で手すりに足をかけて、紐を結んでる若者を見かけたんですが……結局、注意できなかったんです。ああいうことを注意するのって、すごく勇気がいることだというのは知っていて。『ヒーローマニア-生活-』では、「その一歩を踏み出せるようになるだけですごいじゃん」というのを描いています。

--やはり、『キック・アス』は意識して作られたんでしょうか?

カラフルな色合いとか、音楽の使い方は研究しました。でも、『キック・アス』は音楽の使い方が意外に雑なところもあるんですよ。曲の頭だけ使って尻つぼみになる……なんというか商売の匂いがするというか(笑)。アメリカ映画でときどきある「使っといてあげる」みたいなやり方。ただ、劇伴的な、オケとポップスの使い方は参考にしました。物語の構造というより、そういうガワの部分ですね。構造的なことは『ブギー・ナイツ』とか、中津と土志田の関係は『アマデウス』のサリエリとモーツァルトを意識しました。

『アマデウス』のサリエリとモーツァルトを参考にしたという、中津と土志田の関係 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会


--ガワの部分を参考にしつつ、「『キック・アス』とは違うぞ!」という意気込みを感じました。

ありがとうございます。これを言うと恥ずかしいですけど、「敵は日本にはいない」という感じでは作りましたね。

--豊島監督は以前から「できるだけたくさんの人に観られる作品にしたい」とおっしゃっていて、エンタメ色の強い作品をたくさん作られています。そう考えるきっかけがあったんでしょうか?

作っても観てもらえない苦渋を舐めてきたので……「観たら面白いのに」という映画はいっぱいあるんですが、そう言われずに済む映画にしたいな、というのはあるんでしょうね。たぶん、だんだんと自覚していったんだと思います。大学で自主映画を作っていた頃は、ジム・ジャームッシュとか、フランスの作家性の強い人の作品が大好きで。その後、アメリカのAFIっていう大学(編注:American Film Institute。ダーレン・アロノフスキーやデヴィッド・リンチらを輩出した)に入ったときも、最初に見せられたのがケヴィン・コスナー主演の『ティン・カップ』っていうゴルフの映画で、「この映画を観て何を言えってんだ」と思ったんですけど(笑)。でも、それは「エンタメの作り方を学ぶ学校なんだよ」って話だったんです。最初は斜に構えていたんですけど、2年間そこで勉強していくうちに、“物語を語るうえで大事なこと”を教えてくれていたんだな、と後から気づくんです。日本でホラー映画を清水崇監督の推薦でやるようになってから、例えば「これは誰の視点で語る物語ですか?」とか、「ファーストシーンで笑える許可を与える場面を持ってこないとコメディーは成立しない」とか、AFIで教わっていたことが活きてきた。むしろ、ホラーをやった時にジャームッシュの映画に感じる“味”とかではなく、「怖いか、怖くないか」とか、「ジャンル映画って、やっぱり面白いんだ」という、映画の生の姿がわかってきた。そこからですね、(エンタメを)意識し始めたのは。

--『ヒーローマニア-生活-』は「観ている間はひたすら楽しくて、終わったあとに何かが残る」というエンタメ作品なんですね。

そうなるといいですね。

--最後に、これからご覧になる方に一言おねがいします。

例えば『ブレードランナー』とかって、何層も作品の中にレイヤーがあるんですよね。物語の部分と、あの世界観と、街の感じ、人の感じ、色々あると思うんです。なるべくそういうものになるように、街だったり、衣装だったり、エキストラだったりを仕込んでるんで。観終わって面白かったら、この世界観はもっと何枚もめくれるようにできてるので、それも観直してもらえたら、さらに楽しんでもらえるんじゃないかな、と思います。

 

映画『ヒーローマニア-生活-』豊島圭介監督


豊島監督は『キック・アス』との関係にあえて触れつつ、作品に込めた思いを丁寧に語ってくれた。別作品を参考にしたことに触れられるのは、その作品を越えている自信がなければなかなかできないこと。映画原作の「生活」第一巻が刊行されたのは2008年。一方、『キック・アス』のジョン・ロミータ・Jrによる原作本は2010年に世に出たコミックだ。福満氏も自身の作品が先に存在していることを胸をはって語っているという。『ヒーローマニア-生活-』がいかにオリジナルなアクションエンタテインメントであるかを、是非劇場で確かめてほしい。


インタビュー・撮影=藤本洋輔

イベント情報

『ヒーローマニア-生活-』

(C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会


5月7日(土)全国ロードショー

出演:東出昌大 窪田正孝 小松菜奈 山崎静代(南海キャンディーズ) 船越英一郎 片岡鶴太郎
企画・制作幹事:日活 制作:ジャンゴフィルム
原作:福満しげゆき 「生活【完全版】」(モーニングKCDX/講談社刊)
監督:豊島圭介『ソフトボーイ』『花宵道中』『マジすか学園』
脚本:継田淳『ヌイグルマーZ』『マザー』
音楽:グランドファンク 中島哲也作品、堤幸彦作品、『ホットロード』『海街diary』
主題歌:NICO Touches the Walls(Ki/oon Music)
配給:東映・日活共同配給(東映:営業 日活:宣伝)
製作:「ヒーローマニア–生活-」製作委員会
公式サイト:http://heromania.jp
(C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会

 

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