ポール・スミス展に約2800点、第1号店再現や自身のアートコレクション展示

ポール・スミス展『HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH』が、本日6月4日から京都・京都国立近代美術館で開催されている。

1946年にイギリスで生まれたポール・スミス。1970年にノッティンガムの裏通りに小さな店をオープンさせたことからデザイナーとしてのキャリアをスタートさせ、自身の名を冠したブランド「ポール・スミス」は現在では約70の国と地域に展開する世界的ブランドに成長した。

同展は、2013年にロンドンのデザイン・ミュージアムで開催された展覧会の巡回展。会場では、ポール・スミス第1号店のショップやオフィス、デザインスタジオが再現されるほか、スミスが収集しているアート作品やブランドのこれまでのプロモーション写真、過去から2016年春夏までのコレクション、スミスの頭の中を表現したインスタレーションなど約2800点が展示される。多彩な展示品を通してファッションだけでなく、様々な角度からスミスのクリエイションの秘密に迫る。

なお同展は、7月27日から東京・上野の森美術館、9月11日から愛知・名古屋の松坂屋美術館で開催される。