映画『アリス・イン・ワンダーランド〜時間の旅〜』にインスパイア受けた作品を展示『アリスと時間のアート展』

レポート
2016.6.6
 @girls Artalk

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今から6年前、想像を超えた絢爛たる映像美と独自の世界観で『不思議の国のアリス』のその後を映画化した『アリス・イン・ワンダーランド』。日本をはじめとして、各国で世界的ブームを巻き起こした大ヒット作品です。

今日のカルチャーにおいて不動の地位を確立したこのストーリーとキャラクターたちは、ファッション、音楽、文学といった分野において影響を与え続け、未だに熱狂的なファンを世界に多く抱えています。

そんな大人気シリーズ待望の最新作『アリス・イン・ワンダーランド〜時間の旅〜』が7月1日(金)に公開となります。テーマは、本作において重大なキーポイントとなっている「時間」です。前作から大人になったアリスが、友人マッドハッターを救うべく、”過去を変える”ために時間を遡る新たな冒険を描いています。

本作の公開を記念して『アリスと時間のアート展』が汐留・日本テレビにて開催されます。
『アリス・イン・ワンダーランド』の世界に魅了された各界で活躍する著名人が“時”や”美しい世界観”に影響された「時計アート」作品が展示されるほか、最新作『アリス・イン・ワンダーランド〜時間の旅〜』の世界に迷い込んだ気分が味わえるフォトロケーションなども設けられています。映画の公開前に一足早くその世界を堪能できる展覧会となっています。

そんな本展覧会の見どころを余すところなくご紹介いたします! 

会場入口 画像提供:フラッグ

会場入口 画像提供:フラッグ

 

こちらはYouTubeでも話題にもなった鈴木完吾さんが卒業制作で手がけた作品です。
従来の時計とは違い、「時間の感じ方」を追求し、制作に取り組んだもので、400以上の歯車が噛み合いながら数字を書いていく動作は見ていてとてもワクワクします!ちなみに、タイトルの「plock」とはplotするclockという意味だそうです。

鈴木完吾「plock」 画像提供:フラッグ

鈴木完吾「plock」 画像提供:フラッグ

そして、AKB48の活動を経て女優・モデルなどマルチに活動している光宗薫さんの作品。
蝶の幻想的でありながら妖艶で美しく、変身する生体に惹かれていると話す彼女。
作品タイトルも「蝶(ちょう)」。印影含めて全て1本のボールペンで描かれているそうです。
今回、そのイラストを特別な機械でスキャンし、蝶が持っている繊細な部分を見事に再現しています。

光宗薫「蝶」 画像提供:フラッグ

光宗薫「蝶」 画像提供:フラッグ

こちらの写真真ん中に位置する作品は、ヨシカワゴエモンさんによるもの。
京都造形芸術大学の教授をつとめながら、ご自身も美術家であるヨシカワさんは、得意とするスポンジを使用して表現しています。「モリノトケイ」と題した作品タイトルの如く、時計のまわりにはキノコや木の枝があるほかに、白うさぎや不思議の国の世界へと通づる入り口があるなど、随所にアリスの作品世界が散りばめられています。

会場様子 @girls Artalk

会場様子 @girls Artalk

そして、Instagramで人気を博している消しゴムはんこアーティストの____yu___さんの作品です。「はんこを超える」をモットーに活動している____yu___さん。
今回、新作映画に登場するキャラクターや「時間の旅」を独自の世界観で表現しています。 本作は、はんこの特徴を生かして「何度も押せる」、「みんなで楽しめる」をテーマに制作しているため、自分が所持している手持ちのものにはんこを押して、思い出と一緒に持って帰られる仕様になっています。

____yu___「アリス・イン・ウッディーランド/時間の旅」 @girls Artalk

____yu___「アリス・イン・ウッディーランド/時間の旅」 @girls Artalk

____yu___「アリス・イン・ウッディーランド」 @girls Artalk

____yu___「アリス・イン・ウッディーランド」 @girls Artalk

こちらは、SNSにアップした「黒板アート」が大きな話題となった、れなれなさんの作品。
通常の一般的な教室にある黒板サイズに白チョーク一色で描いています。
ワンダーランドの世界観や流れていく時間の儚さを表現したというだけあって、映画作品のような幻想的な世界観や独特な空気感が伝わってくる作品です。「作品全体に濃淡を出すのに苦労した。」と語るれなれなさん、制作には15時間ほどかかった模様。特に何度もマッドハッターの顔を描き直したそうです。

れなれな「ワンダーランドの追憶」 @girls Artalk

れなれな「ワンダーランドの追憶」 @girls Artalk

れなれな「ワンダーランドの追憶」 @girla Artalk

れなれな「ワンダーランドの追憶」 @girla Artalk

その他にも、パスピエの大胡田なつきさんによる日本画の持っている淡い色彩をデジタルイラストで表現し、枯山水の模様を記号的に表現することで”過去”と”未来”を一つの場所で表現しているアート時計や、タレント・ユージさんが手がけたストリートアートであるグラフィティーで描かれたものなどが紹介されています。
時間と戦うアリスのように各界で活躍する著名人の感性がぶつかった展覧会になっています。

ユージ「ワンダーランドグラフィティー」 @girls Artalk

ユージ「ワンダーランドグラフィティー」 @girls Artalk

そして、日本を代表する芸術家・草間彌生さんからは等身大サイズのインスタレーション作品『不思議の国のアリスWith artwork by 草間彌生』が展示されています。こちらは草間さんがアートワークを手がけた書籍「不思議の国のアリス」とのタイアップによって実現した特別展示です。草間さんのユニークで魅力的なデザインをそのままに、来場者がアリスのように大きくなったり、小さくなったりする気分を味わえます。

草間彌生『不思議の国のアリス With artwork by 草間彌生』 画像提供:フラッグ

草間彌生『不思議の国のアリス With artwork by 草間彌生』 画像提供:フラッグ

そして、天井から無数の懐中時計が吊るされている廊下を抜けて次の展示室に進むと…
鏡の前に立つと煙のように姿をあらわすチュシャ猫や機敏に舞うアボソレムのほかに、マッドハッター役のジョニー・デップが実際に撮影で使用した帽子が展示されています。

懐中時計 @girls Artalk

懐中時計 @girls Artalk

また、こちらの展示ブースではチュシャ猫や白うさぎのオブジェや、アリスやマッドハッターのパネルがあるフォトロケーションも設けられているので、不思議の国の住民になった気分が味わいながら、キャラクターたちと一緒に写真を撮ってみましょう。

フォトロケ @girls Artalk

フォトロケ @girls Artalk

チェシャ猫 @girls Artalk

チェシャ猫 @girls Artalk

白うさぎ @girls Artalk

白うさぎ @girls Artalk

また、来場者には『アリス・イン・エアンダーランド〜時間の旅〜』のオリジナルポストカードセット&ショッピングバックが必ずプレゼントされるほか、その場でご応募いただいた方の中から抽選でジャパン・プレミアム試写会に10組20名様が招待されるスペシャル特典もあります!
作品公開前に一足早くその世界を堪能できるこの展覧会、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

文・写真=新 麻記子

イベント情報
『アリスと時間のアート展』

会期:2016年6月4日(土)〜12日(日)
会場:汐留・日本テレビ 2階日テレホール
東京都港区東新橋一丁目6-1
JR/都営浅草線/東京メトロ銀座線「新橋駅」、都営大江戸線「汐留駅」
時間:平日11:00〜20:00 土日10:00〜20:00
料金:無料
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