黒木渚、たくましく軽やかに締めくくったワンマンツアー

レポート
2016.6.11
黒木渚 (撮影:千葉顕弥)

黒木渚 (撮影:千葉顕弥)

黒木渚が6月3日に東京・東京国際フォーラム ホールCにてワンマンツアー「ふざけんな世界、ふざけろよ」の最終公演を開催した。

このツアーは黒木が4月から開催していたもので、彼女は宮川トモユキ(B / 髭)、柏倉隆史(Dr / toe、the HIATUS)、多畠幸良(Key)、井手上誠(G)というバンドメンバーを従え、全国を回ってきた。最終公演となったこの日は「脂が乗っている」状態だというバンドと共に、自身最大規模での会場にて堂々とパフォーマンスをした。

黒木は登場するなり「あなたのやり方で一生分の『ふざけんな』を叫んでください」と声を上げる。そして「ふざけていこうぜー!」と言葉を重ねて「大予言」でライブをスタートさせた。「テーマ」「革命」を勇ましく続けたかと思えば、「枕詞」では色気たっぷりにしっとりと歌唱。「ふりだし」では頭を振って髪の毛を振り乱しながら大胆にパフォーマンスし、真っ白な衣装に着替えてから届けたバラード「エジソン」では伸びやかな歌声を惜しみなく披露する。

小説「かいわれの件」の朗読を挟んで届けられた「カイワレ」では、ステージ後方に組まれたセットに、楽曲をイメージした映像が映し出される。演奏後彼女は、映像を使ったライブをずっとやってみたかったと明かし、「やっと夢が叶いました!」と笑顔を見せた。

アップテンポな「君が私をダメにする」ののち、彼女は「私は世界で一番好きなことを仕事にしています。だけど現実はピンチだらけです」と語り始める。続けて「でもピンチなときこそ『チクチョーチクチョーふざけんな』って言ってやる。何もかも音楽に変えてやる!」と力強く言い放ち、「ふざけんな世界、ふざけろよ」へ。間奏ではオーディエンスからも盛大な「チクチョーチクチョーふざけんな」コールが広がり、黒木は「最高のチクチョーだったよ」と笑顔を見せた。続けて「たくましく、ユーモアの力で軽やかに!」とファンへメッセージを送り、最後は「虎視眈々と淡々と」をプレイ。彼女はその言葉通り、たくましくかつ軽やかに同曲を届けて、本編を締めくくった。

アンコールで黒木は7月1日に新曲「灯台」を配信リリースすることを発表し、「甘酸っぱい王道のバラード」だという同曲をさっそく披露する。さらに特に女性ファンからリクエストの多い楽曲だという「あたしの心臓あげる」、パワフルな「骨」を歌唱し、晴れやかな表情でワンマンツアー「ふざけんな世界、ふざけろよ」の幕を下ろした。

黒木渚 ONEMAN TOUR 2016 SPRING「ふざけんな世界、ふざけろよ」
2016年6月3日 東京国際フォーラム ホールC セットリスト

01. 大予言
02. テーマ
03. 革命
04. 枕詞
05. ウェット
06. プラナリア
07. ふりだし
08. エジソン
09. おんな・おとこ・おんな
10. 懺悔録
11. カイワレ
12. はさみ
13. アーモンド
14. 君が私をダメにする
15. ふざけんな世界、ふざけろよ
16. 虎視眈々と淡々と
<アンコール>
17. 灯台
18. あたしの心臓あげる
19. 骨

音楽ナタリー
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