乃木坂46の生田絵梨花、新感線の橋本じゅんら出演!2017年『レ・ミゼラブル』主要キャスト発表
2017年5・6・7月に帝国劇場で上演されるミュージカル『レ・ミゼラブル』。日本上演30周年を迎える記念公演となる。そのプリンシパルキャスト(主要な配役)が先頃発表された。
ジャン・バルジャン:福井晶一/ヤン・ジュンモ/吉原光夫
ジャベール:川口竜也/吉原光夫/岸祐二
ファンテーヌ:知念里奈/和音美桜/二宮愛
エポニーヌ:昆夏美/唯月ふうか/松原凜子
マリウス:海宝直人/内藤大希
コゼット:生田絵梨花/清水彩花
テナルディエ:駒田一/橋本じゅん/KENTARO
マダム・テナルディエ:森公美子/鈴木ほのか/谷口ゆうな
アンジョルラス:上原理生/上山竜治
SPICEは今回の初役に注目してみた。
(東宝公式ページより引用)
「夢やぶれて」を絶唱するファンテーヌを初めて演じるのは、二宮愛。張りのある声が魅力のシンガーソングライターだ。2012年、彼女がボーカルをつとめるmatthewsの「My Place」が、日活100周年映画『死ガ二人ヲワカツマデ…「第二章南瓜花」』のオープニングテーマに起用されたこともある実力派。
「オン・マイ・オウン」を健気に聴かせるエポニーヌには初役が二人選ばれた。まず、唯月ふうかは、『37thホリプロタレントスカウトキャラバン2012』で審査員特別賞を受賞、ミュージカル『ピーターパン』のタイトルロールや、ミュージカル『デスノート』 のヒロインを演じるなどミュージカル界ではすっかりおなじみだ。一方の、松原凜子は東京芸大声楽科卒のコロラトゥーラ、ミュージカル女優で、テレビ東京「THEカラオケ★バトル」の活躍でも知られる。
(東宝公式ページより引用)
先頃『ママと僕たち』で保育士を演じた、ミュージカル・テニスの王子様出身の内藤大希は、今回念願のマリウス役を射止めた。
コゼット役に選ばれた生田絵梨花は言わずと知れた乃木坂46。ミュージカル『虹のプレリュード』、ミュージカル『リボンの騎士』で主役を務めたことも記憶に新しい。
そして、今回もっとも反響を呼んでいるのが“轟天”橋本じゅんのテナルディエ就任。しかし彼は劇団☆新感線以外でもミュージカル『ピーターパン』(フック船長役)や、最近ではミュージカル『HEADS UP! 』など歌ものに数多く出演している。テナルディエを演じる俳優として彼はこのうえなく適役といえるだろう。また、新感線は過去に在籍した橋本さとし(バルジャン)とあわせて二人の主要キャストをLes Misに送り込んだことになる(しかもW橋本)。
そして鈴木ほのか! 彼女こそ、30周年記念公演において最も注目されるべきであろう。というのも、1987年の日本初演から1991年までコゼット、そして1997年から2001年までファンテーヌを演じ、2017年ではついにマダム・テナルディエを演じることになったのである。(参考文献:「シアターリーグ」の『レ・ミゼラブル』の歴代キャスト表 )。
新たな組合せの愉しみが拡がる2017年の『レ・ミゼラブル』に何度足を運ぶべきか、ファンは今から嬉しい悲鳴をあげていることだろう。なお、同公演は福岡(8月)、大阪(9月)、名古屋(9~10月)に巡演することも発表されている。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』
■作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルク
■原作:ヴィクトル・ユゴー
■作詞:ハーバート・クレッツマー
■オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
■演出:ローレンス・コナー/ジェームズ・パウエル
■翻訳:酒井洋子
■訳詞:岩谷時子
■プロデューサー:田口豪孝/坂本義和
■製作:東宝
■公式サイト:http://www.tohostage.com/lesmiserables/index.html
<東京公演>
■会場:帝国劇場
■日程:2017年5月25日(木)初日~7月17日(月・祝)千穐楽
<福岡公演>
■会場:博多座
■日程:2017年8月
<大阪公演>
■会場:フェスティバルホール
■日程:2017年9月
<名古屋公演>
■会場:中日劇場
■日程:2017年9月~10月