8/18(火)あの名コラボを再び!大衆演劇×浪曲in浅草
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橘劇団・橘大五郎座長(2015/5/5筆者撮影)
カリスマ浪曲師・国本武春氏(公式webサイトより)
8/18(火)、あのコラボ公演が今度は浅草で行われる!
「浪曲と大衆演劇が見事に融合した、それまでに味わったことがないような楽しい舞台でした」。
2014年、カリスマ浪曲師・国本武春氏と、大衆演劇団・橘劇団のコラボ公演に寄せられた感想だ。浪曲と大衆演劇。大変珍しいコラボだと、事前告知の時点で浪曲ファン・大衆演劇ファン双方から大きな注目を集めていた。公演は昨年の9/25(木)、十条の篠原演芸場で行われた。演目は忠臣蔵だった。
“もう我が殿はお出ましか つる首のばす片岡が 待っておるなら廊下口…”
「はなさぬか源五!この未練者!」「殿~!」
国本氏の朗々とした声に乗る、橘劇団の真に迫った芝居。二つの芸がピタリと重なり合い、迫力の舞踊劇が繰り広げられた。国本氏の忠臣蔵は、普段浪曲に親しんでいない層も楽しめるよう、楽しくアレンジされたものだ。国本氏が劇中で客席に「赤穂~浪士っ♪」という振りを指導すると、客席もノリノリで腕を振った。
昨年の好評に応えて。
今年8/18(火)、浅草木馬館公演中の橘劇団に、再び国本武春氏が特別出演する。
54歳の国本氏は、ロックやブルースにのせて三味線の弾き語りをする独自のスタイルで、幅広い世代に知られる浪曲師。一方、橘劇団は28歳の三代目・橘大五郎座長率いる、明るいカラーの人気劇団だ。
「(昨年の公演は)武春師匠のうなりと啖呵に大五郎座長の演技がマッチしすぎて胸にせまるものがありました。あの夢のようなコラボがまた実現するなんて、とてもうれしい」
昨年のコラボ公演を観た方は、こう喜びを語った。
橘劇団マネージャーに取材させていただいたところ、今年もコラボ公演の演目は忠臣蔵を予定、また長さは40分程度とのこと。
浅草木馬館は昼夜2回公演。昼夜とも約3時間半の公演で、お芝居と舞踊ショーで構成されている。国本氏とのコラボは公演全体の最後の演目で、「ラストショー」と呼ばれるメインの出し物になる。なお、各部の間には休憩がある。
浪曲と大衆演劇、それぞれの大御所の芸が、一日限り舞台の上で噛み合わせられる。非常に珍しい、聴き応え・見応えのある舞台になるだろう。夏の終わりの浅草で、ぜひ味わってみたい。
公演時間:昼の部12:00~15:30
夜の部17:00~20:30
※国本武春氏とのコラボはラストショーのみの予定。
料金:大人1600円 小人900円
予約料: 300円
※予約なしで行っても観ることができるが、前方の席で観たい・友人と並んで席を取りたいという場合には予約すると確実だ。特に昼の部は混むので要注意。
予約専用電話:03-3845-6421
劇場電話: 03-3842-0709
東京メトロ銀座線浅草駅下車 徒歩10分 奥山おまいり町通り内
地図はこちら(googleマップ)