『オールド・ボーイ』の名優チェ・ミンシクvs体重400kgの巨大虎、雪山の死闘! 映画『隻眼の虎』公開決定
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チェ・ミンシクと大杉漣共演する映画『隻眼の虎』が10月1日より公開されることが決定した。
映画『隻眼の虎』は、韓国のアカデミー賞とも言われる大鐘賞で3度の主演男優賞を受賞した名優チェ・ミンシクが主演した作品。1925年の日本統治下の朝鮮を舞台に、“山の神”と恐れられる巨大虎をめぐって繰り広げられる猟師や軍人たちの戦いを描いた歴史アクションだ。ミンシク演じる、最後の猟師と謳われた”伝説の男”チョン・マンドクは険しい山の奥深くで息子と2人でひっそりと暮らしていたが、朝鮮総督府の命令で巨大虎を狩る軍人と猟師たちの大規模な捕獲作戦に巻き込まれることになる。
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第57回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『オールド・ボーイ』などで知られるミンシクは、本作で無骨ながら家族への優しさをにじませる”伝説の猟師”を迫真の演技で演じている。一方、日本からは「300の顔を持つ男」との異名を持つバイプレイヤー・大杉漣が出演。軍の高官役として圧倒的な存在感を見せている。
また、ミンシクらと死闘を繰り広げる隻眼の巨大虎は、200人ものスタッフが1年以上の日数をかけてCGで作り上げた。体重400kg、体長380cmの巨大な体躯が生々しい動きで迫るようすは、公開された予告編で確認できる。ハリウッドリメイクも予定されている『新しき世界』の俊英パク・フンジョン監督がつむぐ骨太な物語と壮大な映像世界は、韓国映画ファン、アニマル映画ファンならずとも惹きつけられるのではないだろうか。なお、『隻眼の虎』は“世界中のガツン!とくる映画集めました。”をテーマとした特集上映『WEC(ワールド・エクストリーム・シネマ)2016』の一作品として上映される。
映画『隻眼の虎』は2016年10月1日(土)よりヒューマントラストシネマほか全国順次公開
映画『隻眼の虎』
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(2015年/韓国/139分/カラー/シネスコ/ドルビーSRD/韓国語)
【キャスト】
チェ・ミンシク『オールド・ボーイ』、チョン・マンシク『傷だらけのふたり』 キム・サンホ『海にかかる霧』、チョン・ソグォン『西部戦線1953』 ソン・ユビン『メモリーズ 追憶の剣』、大杉漣『蜜のあわれ』
【スタッフ】
監督・脚本:パク・フンジョン『新しき世界』
撮影:イ・モゲ『泣く男』『悪魔を見た』『グッド・バッド・ウィアード』
音楽:チョ・ヨンウク『江南ブルース』『ビューティー・インサイド』
武術監督:ホ・ミョンヘン『泣く男』『悪魔を見た』『監視者たち』
日本語字幕:福留友子
原題:대호(英題:THE TIGER)
配給:クロックワークス
【ストーリー】
西暦1925年。朝鮮最後の猟師と謳われながらも、ある事件をきっかけに銃を捨てた”伝説の男”チョン・マンドク(チェ・ミンシク】は、険しい智異(チリ)山の奥深く、息子と2人でひっそりと暮らしていた。一方、軍主導のもと<害獣駆除>に熱を上げる地元の猟師たちは、智異山の”山の神”とも”朝鮮虎の王様”とも畏れられる隻眼の大虎を仕留めようと躍起になっていた。しかし”神”と呼ばれるにふさわしい知性と強靭な肉体を前に次々と命を落とす人間たち。山が雪に閉ざされ、狩りが難しくなる本格的な冬を前に、なんとか”山の神”を仕留めたい軍と猟師団は、大量の人員と弾薬を投入し、いまだかつてない大規模な捕獲作戦を決行することに。彼らに協力を要請されたマンドクは「”山の神”を怒らせてはならない」と警告を発し、頑なにその求めを固辞していたが、いつしかその激しい戦いの渦に飲み込まれていくのであった。
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