Shout it Outからギター露口&ベースたいたい脱退
左から露口仁也(G)、細川千弘(Dr)、山内彰馬(Vo, G)、たいたい(B)。
Shout it Outの露口仁也(G)、たいたい(B)が9月3日のライブを最後にバンドを脱退したことが発表された。
2人は脱退の理由について、今年7月のメジャーデビューを経て「僕にとってはこのメジャーデビューがゴールなんだと感じ、決断しました」(露口)、「プロとしてこの先を歩くことが自分にとってキラキラした景色に思えなくなってしまいました」(たいたい)と、完全燃焼したためと説明。また、ラストライブ終了後に発表したことに関しては「Shout it Outのライブはあくまで来てくれる皆さんが明日を向くための場であり、自分たちが主役としてライブをすべきではないと思っての判断でした」(たいたい)と語っている。
今後Shout it Outは山内彰馬(Vo, G)と細川千弘(Dr)の2名にサポートメンバーを加えた形で活動を継続する。また、12月7日には新曲のリリースも予定しているとのこと。山内は「僕たち4人は誰も歩みを止めることはなく、これからそれぞれの道を歩いていく」、細川は「Shout it Outの音楽を必要としてくれる人がいてくれる限り、僕らから止まるつもりは一切ありません」と、さらなる活躍をファンに誓っている。
Shout it Outは2012年4月に結成。2015年に「未確認フェスティバル2015」で初代グランプリを獲得し、今年3月にはテレビドラマ「ニーチェ先生」の主題歌に「ハナウタ」が起用され注目を集めた。今年7月にシングル「青春のすべて」でメジャーデビュー。9月10日からは赤色のグリッターとのツーマンツアー「うたごころ、結髪」を開催する。