平井大の全国ツアーが無事に終了、新譜の発売とアコースティックライブを発表
平井 大が9月10日(土)全国ツアーのファイナル公演を昭和女子大学 人見記念講堂で行った。スマッシュヒットとなったアルバム『Life is Beautiful』をひっさげての全13公演のツアーは、各所ソールドアウトを達成しながら開催され、初の単独ホール公演となったこの日も人見記念講堂は満員に埋め尽くされた。
アルバムの1曲目でもある「Faraway」をオープニングに、夏はまだ終わってないとばかりに「Summer Queen」をトロピカルアレンジで披露。ロックンロールナンバー「Call me the breeze」「Kiss Me Baby」で会場のボルテージを上げていく。
「Surf Time」では途中、ウクレレからエレキギターに持ち替える場面もあり、エレキギター姿の平井も違和感なくハマっていた。ジャックスCM曲でお馴染みの「A Good Day」を挟み、アルバムの中で人気バラード曲である「tonight」のイントロがはじまるとどこからともなく歓声があがる。しっとりとした雰囲気の中、インストナンバー「Locals Only」ではお馴染みのバンドメンバーを紹介、最後は平井のウクレレソロで締めた。
その後は「祈り花」から、今度はアコースティックギターに持ち替え「大切な人を想って聞いてほしい。」と語りかけると「Stay by my side」を披露してくれた。「Everything is music」ではプレイヤーとしての平井を遺憾なく発揮、ウクレレを弾いているとは思えない超絶プレイで観客を虜にする。
ラストナンバーの前に、平井から11月にカバーミニアルバムをリリースすること、そしてアコースティックライブツアーを開催することを発表した。アルバムにはサーフロック界のレジェンド、ドノヴァン・フランケンレイターとの共演もあるとのことで非常に楽しみである。
本編ラストの曲は今夏、ハウスジャワカレーのCMで話題となったアルバムタイトル曲「Life is Beautiful」。フレーズを会場にいる全員で大合唱するとバンドメンバーと共に平井はステージをあとにした。
アンコールが鳴り止まないなか、再び平井が一人で登場し「僕がシンガーソングライターになる際、最初に作った曲です」と、「ONE LOVE~Pacific Harmony~」を弾き語りで披露。再びバンドメンバーを呼び、「Knockin' On Heaven's Door」でピースな空気を作り、アンコールの最後には「また逢う日まで」で、歌に乗せてオーディエンスへメッセージをのこし自身最大規模の全国ツアーは幕を閉じた。
2016.9.10(SAT)昭和女子大学 人見記念講堂
[ENCORE]
11/11(金) Billboard Live OSAKA(大阪府)