ダニエル・キイス生誕90周年を記念して傑作ミュージカル『アルジャーノンに花束を』が新キャストで2017年3月上演!
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浦井健治主演で上演され、大きな感動を呼んだ傑作ミュージカル『アルジャーノンに花束を』が、主役のチャーリィ・ゴードン役に矢田悠祐という新しい才能を迎えて、2017年3月上演されることになった。
この作品はアメリカ・カナダ・フランスで映画化され、日本でも02年、15年にテレビドラマ化されている。ミュージカルとしては、06年2月、日本初演を果たし、浦井健治が菊田一夫演劇賞を受賞している。また14年の再演時にも大きな話題を呼び、人々の心に深く刻まれた傑作ミュージカルとなった。
主役のチャーリィ・ゴードンをつとめる若手最注目株の矢田悠祐は、ミュージカルュージカル『テニスの王子様』7代目青学 不二周助役で人気を博し、その後、ミュージカル『黒執事』-地に燃えるリコリス2015-、SHOWHOUSE『GEM CLUB(ジェムクラブ)』、ORIGINAL MUSICAL『THE CIRCUS!』、今年8月には、ミュージカル『王家の紋章』にルカ役で帝劇に初出演した。
そのほかのキャストは、元宝塚トップスターの水夏希や娘役トップの蒼乃夕妃、ベテランの戸井勝海などが出演。演出はミュージカル『王家の紋章』を演出し大好評を得た荻田浩一が再び演出を担当、音楽は、昨年、奇跡の再結成を遂げたクライズラー&カンパニーのキーボード奏者であり、近年はアニメ・ドラマ・舞台と幅広く注目を集める斉藤恒芳が、前作に続き新しい音楽観で舞台を彩る。
【物語】
32歳になっても幼児なみの知能しかないパン屋の店員チャーリィ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞い込んだ。大学の偉い先生が頭を良くしてくれるというのだ。この申し出に飛びついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受ける事に。やがて、手術により、チャーリィは天才に変貌したが…。
【コメント】
栫ヒロ(プロデューサー)
‘深紅と藍色の蜃気楼’──矢田悠祐──魂を一瞬にして掴まれた。私の心はえぐられ、魂は鷲掴みにされ、心と魂とに太い太い‘美’という名の杭を打ち込まれた。なんと素晴らしき声、君の声は神から授かりし真実の美しき、聞く人の胸に確かな感動と熱情を届ける事が約束される声……矢田悠祐の歌を偶然に耳にした瞬間『アルジャーノンに花束を』のチャーリーのキャラクターは彼しかいないと確信しました。キャスティングをする時、特にミュージカルに関してはビジュアルを先行させるか歌唱力を重んじるか迷いますが、やはりミュージカルである以上その人の歌声がどう聞く人たちに伝わるかが大切です。『アルジャーノンに花束を』は浦井健治を想定して書き下ろされた作品ではありますが、あの素晴らしい数々の楽曲の魅力をあらためて多くの人たちに伝える為には神が授けしほどの珠玉の声と歌唱力を持つ人材でなければならないのです。矢田悠祐=・・・彼こそが私の求めていたチャーリーなのです。
矢田悠祐(チャーリィ・ゴードン役)
この度ミュージカル『アルジャーノンに花束を』で初主演をさせて頂くことになりました。この作品はミュージカル『王家の紋章』でもご一緒させて頂いた、浦井健治さんが以前主演されていた作品です。ミュージカル『王家の紋章』で浦井さんの座長としての姿を間近で見ることができて、座長とはこういう存在でいなければいけないのだな、勉強させていただきました。主演という初めての立場、そして素敵な作品として既に世に知れ渡っているものを演じるということで、プレッシャーは有りますが、良い意味でのプレッシャーになっていると思います。自分をネクストステージに持っていく為に精進して臨みます。
【キャスト】
矢田悠祐・・・チャーリィ・ゴードン
蒼乃夕妃・ ・・フェイ・リルマン
皆本麻帆・・・ノーマ(現在)
吉田萌美・・・ノーマ(回想)
小林遼介・・・ニーマー教授
和田泰右・・・バート・セルダン
長澤風海・・・アルジャーノン
戸井勝海・・・ストラウス博士
水夏希・・・・・アリス・キニアン