ポーター・ロビンソン×マデオン コラボ楽曲「SHELTER」のMV公開 制作はA-1 Pictures 声優として三澤紗千香が出演
ダンスミュージックシーンを牽引するアーティスト・ポーター・ロビンソンが、盟友であるプロデューサーマデオンとコラボした楽曲「SHELTER」のMVを10月18日(火)10時15分渋谷・MODIにて世界最速で公開した。その後19日午前3時にYoutubeに同MVは公開された。
MVは全編アニメーションとなっており、制作は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『アイドルマスター シンデレラガールズ』『ソードアート・オンライン』などの作品を制作してきたスタジオ・A-1 Picturesが担当している。また登場するキャラクター「凛」の声を声優の三澤紗千香が担当するなど、アニメーションファンを公言するポーターらしい制作陣となっている。
「SHELTER」は、ポーター・ロビンソン自らが描いたストーリーと世界観を元に構築されており、幻想的な世界観と切ないストーリーが彼の楽曲世界を色濃く映し出している、また本作はメロディーを重視した楽曲の多い両者の作品としては珍しくリリックがしっかりとある「歌物エレクトロチューン」という点も見逃せない。
ポーターは2010年にリリースした「セイ・マイ・ネーム」をきっかけに、スクリレックスのレーベルOWSLAからEPを、そしてその後ザ・ケミカル・ブラザーズなどを輩出してきたレーベルAstralwerksと契約。2013年にリリースしたフル・アルバム『ワールズ』は全米チャート初登場トップ20位入りを果たしたトップアーティスト。
マデオンは、2011年にYouTubeで公開した、39曲のポップ・ソングのマッシュアップ動画「Popculture」で一気に注目を浴び、その後レディー・ガガやコールドプレイなどの楽曲をプロデュース。2013年に発表したデビュー・アルバム『アドヴェンチャー』は全米エレクトロニック/ダンス・アルバム・チャートで1位を獲得した。
親友同士である二人が、初めて共同制作により完成させた今回の楽曲。本楽曲の制作にあたり、ポーターはマデオンの故郷であるフランス/ナントまで足を運び、直接顔を合わせてスタジオで楽曲を制作したとのこと。“ネット世代”と言われる彼らがお互いにお互いにインスピレーションを与え完成した「SHELTER」は音楽会を変える可能性があるジャンルレス、ボーダレスな作品かもしれない。