けやき坂46、ライブあり寸劇ありの個性全開「ひらがなおもてなし会」
「ひらがなおもてなし会」の様子。
欅坂46のアンダーグループ・けやき坂46(ひらがなけやき)初の単独イベント「ひらがなおもてなし会」が昨日10月28日に東京・赤坂BLITZにて開催された。
「ひらがなおもてなし会」は、けやき坂46のメンバーのことをファンに知ってもらうために開かれたイベント。メンバーはさまざまな“部活動”に挑戦する形で出しもの披露し、来場者を“おもてなし”した。放送部の長濱ねると井口眞緒による司会進行のもと、まずは自己紹介のパートがスタート。潮紗理菜は大好きな映画「メリー・ポピンズ」の劇中歌「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」を歌いながらけん玉の腕前を披露し、小学生の頃からソフトテニスをやっているという加藤史帆はラケットを使ってスマッシュを舞台袖へと華麗に決め、齊藤京子は言葉の間にバ行を入れ込む“バビ語”で「キミガイナイ」の歌詞を朗読する。けやき坂46は楽器が得意なメンバーも多く、佐々木久美はトランペットを、佐々木美玲はバイオリンを、高瀬愛奈はフルートを演奏。また高本彩花は実は大食いであることを明かし、「いつかフードファイターをやりたい」と展望を語り、長濱は「『不規則動詞の覚え方』A-B-A型&A-B-B型編」のキュートなダンスで観客を魅了していた。
個性あふれる自己紹介が終わり、続いてはコーラス部のコーナーへ。潮、加藤、齊藤、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬からなるコーラス部はアカペラで「ひらがなけやき」「世界には愛しかない」「サイレントマジョリティー」をメドレー形式で歌唱した。柿崎芽実、影山優佳、高本、東村芽依というダンススキルの高いメンバーで構成されたダンス部はクールなパフォーマンスを繰り広げ、最後には東村が得意のライフルを使ったカラーガードを披露した。
続いて行われたのはくじ引きでペア、シチュエーション、オチを決め、即興で寸劇を行う演劇部のコーナー。佐々木久美・高瀬ペアは渋谷センター街を舞台に、ナンパで出会ったチャラ男とチャラいギャルになりきり、チャラ男役の佐々木久美が高瀬の唇を奪った。高本・齊藤が「付き合いたてのカップルが道端に落ちていた柿を食べたことによって翼が生えて飛び立つ」という奇想天外なストーリーを繰り広げると、フロアは爆笑の渦に。3番手の影山・佐々木美玲ペアも100歳の老夫婦のやり取りをテンポよく届け、観客を笑わせていた。なお潮・東村は王子と姫を演じるも、緊張のあまり寸劇の最中にどちらがどちらの役を演じているのかわからなくなるという珍事を起こす。柿崎・加藤ペアは「地球を侵略しに来た宇宙人が暴れているところに正義のヒーローが登場する」という物語を熱演。加藤演じる地球を侵略しに来た宇宙人を、柿崎演じる正義のヒーロー“カキザッキー”が諭し、最後は2人で抱き合って平和な結末を迎えた。ここで演劇部のコーナーは終わりかと思われたが、井口の提案で放送部の2人も寸劇を披露することに。2人は無人島に流れ着いた男女を演じ、長崎出身の長濱が「めっちゃ好きっちゃん」という方言を使った告白フレーズで観客を悩殺していた。
最後のコーナーは12人によるミニライブ。長濱をセンターポジションに配したけやき坂46は「サイレントマジョリティー」「世界には愛しかない」「ひらがなけやき」をパフォーマンスした。そして3曲を歌い終えた彼女たちは1人ずつ感想を語り、ステージを下りた。なおこのイベントの模様はCS放送のTBSチャンネル1にて、11月27日(日)21:30~23:00に放送される。
TBSチャンネル1「けやき坂46(ひらがなけやき)初単独イベント!ひらがなおもてなし会」
2016年11月27日(日)21:30~23:00