図鑑・平山カンタロウ(Vo/Gt)が新アルバム『エミリ―』を全曲解説

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2016.11.8
図鑑

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今年全国ツアーを開催、そして『FM802 MINAMI WHEEL 2016』に初出演を果たした福岡を拠点に活動するバンド・図鑑が、11月9日に4thミニアルバム『エミリ―』をリリースする。

今作には、タイトル曲「エミリー」を始め、「インスタントグルーヴ」「shine」「光の速度」「魔法の歌」「ジャンプ」「言葉」「風とともに」の全8曲が収録されている。そんな8曲を今回平山カンタロウ(Vo/Gt)が全曲解説。リリースを目前に、彼自身の言葉で紐解いた新作の詳細が明らかに。

4thミニアルバム『エミリー』

1.エミリー
学生の頃亡くした祖母を思った歌で、後悔や悲しみがテーマではありますが、雰囲気は祖母が見守ってくれてるような、純粋でキラキラしたイメージを持って作りました。構成もコードもシンプルで、ストレートに皆さんの心に入ってくれればいいなと思ってます。

2.インスタントグルーヴ
作り出したきっかけはライブで皆で声を出したり、手を上げたりとノれる楽しい曲を作りたいというアイデアと、"4つ打ちブーム"の昨今、4つ打ちで4つ打ちを皮肉ってやりたいという捻くれた思いからでした。サビのyeah!は皆のものだと思っています。笑

3.shine
フワッとしたイメージをそのまま曲にしたらどうなるかを試み、それこそフワッと宙に浮くような爽やかな曲になりました。テーマも夢や光、君と僕という曖昧なもので、羽毛のような気持ち良い作品。

4.光の速度
ギターがメインのロックを作りたくてできた曲。ロックらしく自由がテーマ。1番と2番、1番と終盤などで対になってる歌詞が気に入ってます。サウンド面ではバンドとしてのアイデアが活かされていて満足しています。

5.魔法の歌
このアルバムで一番キャッチーだと思ってます。自分が作る"歌"がテーマでたとえ魔法のように心を治したりはできなくても
なんとなくそばにあって、なんとなく寄り添える。そんな歌ができたらいいなという思いを詰め込みました。

6.ジャンプ
僕らの青春であるメロコア、青春パンクに思いを馳せて作った曲。いたってシンプルで、いたってションベン臭い。それがいい。サビのレスポールの偽物は、中学生の頃友人から貰ったレスポールのような形をした知らないメーカーのギター、そしてCメロの図書室の夕日は卒業間近に高校の図書室で友人と見た景色がモデル。

7.言葉
肩の力を抜いて、シンプルにをモットーに作ったバラード。思いを伝えたい。けど伝えたら変わってしまう何かに希望と不安を抱き、心揺らいでいるというこれも学生の頃の甘酸っぱい思いをテーマにして書きました。

8.風とともに
ある映画を観て、胸の苦しさのやり場に書いた曲。デモではバンド編成での淡々とした曲でしたが、レコーディングに当たって、もっと枯れたような物寂しい素敵な曲に、という方向になりました。シンプルでいてメロディが気に入ってる曲です。


なお図鑑は、各種インストアイベントのほか、11月22日(火)に福岡DRUM LOGOSでのライブも決定している。は現在一般発売中となっているので、気になる方はチェックしてみてはいかがだろうか。


 
リリース情報
4th mini album『エミリ―』
2016.11.9 RELEASE

1.エミリー 5.魔法の歌
2.インスタントグルーヴ 6.ジャンプ
3.shine 7.言葉
4.光の速度 8.風とともに
FOCD-0038   ¥2.000(tax in)

 

ライブ情報
ずかんのじかん 2016~(現時点)史上最大の挑戦~

11月22日(火) OPEN/START 18:30/19:30
福岡DRUM LOGOS
ADV/DAY ¥2,000/¥2,500

 
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