トム・クルーズ、かつて共演した池松壮亮を「当時から素晴らしい演技」と絶賛『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見

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左から池松壮亮、トム・クルーズ

左から池松壮亮、トム・クルーズ

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11月8日、映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』のプロモーションで来日した主演のトム・クルーズとエドワード・ズウィック監督が、ザ・ペニンシュラ東京で来日記者会見を開いた。会場には、13年前に『ラストサムライ』でクルーズと共演した俳優・池松壮亮もゲストとして駆けつけ、旧交を温めた。


『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は、クルーズが目的のためには手段をえらばない元米軍秘密捜査官を熱演し、世界で興行収入2億1800万ドルのヒットを記録した『アウトロー』の続編。イギリスの推理小説家リー・チャイルドのベストセラー『ジャック・リーチャー シリーズ』の18作目『Never Go Back』を原作とする作品だ。クルーズとズウィック監督は『ラストサムライ』以来のタッグとなる。なお、同作は一足早く10月21日(金)から公開されたアメリカでは、初週興行収入約2,287万ドルで前作を大きく上回る興収をたたき出している。

大の親日家として知られるトムは、会見で「日本に来られるのは名誉なこと。今回は特に『ラストサムライ』で一緒に仕事をしたエド(ズウィック監督)と一緒に来られたことが本当に嬉しいよ」と、13年ぶりのズウィック監督との来日に喜びかみしめながら挨拶。ズウィック監督も「私も特別に嬉しい。『ラストサムライ』は個人としても、プロのキャリアとしても非常な大切な作品だったからね。トムとの関係を築いた作品だし、忘れたことはない。キャリアの中でも特別な瞬間だった。またこうして一緒に日本に来られて嬉しく思っているよ」と、心を弾ませた様子で語った。

前作の邦題『アウトロー』にちなみ、本作の主人公ジャック・リーチャーといわゆる”アウトロー”との共通点を聞かれると、クルーズは、「日本での題名を知らなかったよ!なら今回で『ジャック・リーチャー』になったんだね!(笑)」とコメント。続けて「原作のこのキャラクターが大好きなんだ。こういったクラシックな小説がひとつの文化としてあり、一匹狼的なキャラクターがいる。日本でいえば『用心棒』だったり、『シェーン』『ダーティハリー』などが定番としてあるなか、そのひとつとして『ジャック・リーチャー』がとてもユニークで強い暴力性のある存在として生まれたんだ」と語る。ズウィック監督も「アウトローというのは、日本では”浪人”と言えるかもね。そういったところで『ラストサムライ』と本作には繋がりがあるのかなと思う。一人でさまよい、自分なりのルールで行動する男だからね」と続けた。

その後には質疑応答の時間も。「来日するときに楽しみにされていることはありますか?」との質問に、クルーズは「こういった会見やプレミアイベントはもちろん、ホテルからの見晴らしのいい景色と夜景が素晴らしいんだ。今回は午前1時に到着したんだけど、車の窓から見える夜景が本当に綺麗だったよ。さすが東京だね」とコメント。さらに「そして日本の皆さんは特別な人間性を持っている、スペシャルだ。食べ物もそう、友人もそう。そして戸田さん(通訳)もね(笑)。とにかく東京が大好きなんだ!」と戸田奈津子氏に触れる場面も。ズウィック監督は「たくさんの友人と再会できるのが大きなご褒美だね。以前、博物館や美術館にも行ったし、歴史家の方に日本庭園を案内してもらったことがあって、私のクリエイティブな人生にとって非常に大きな意味のある場所なんだ」と、それぞれの日本への思いを明かした。

 


さらに、「劇中の役柄のように、身に覚えのない罪の経験はありますか?」との質問には、クルーズは「色々あるけど、僕は責任を取っているよ(笑)。男だから『僕がやった』と受け入れるようにしてるんだ(笑)」と意味深なコメントも。さらに「今回のダニカ・ヤロシュ(ヒロインに抜擢された女優)がそうだったように、誰もが夢見るトムとの共演を果たすには?またハリウッドで成功するために必要なことは?」と聞かれると、「ダニカのような女優と共演出来てラッキーだよ。的確に、身をもって演じてくれた。コビー・スマルダーズもとても演技の素質が高くて、スクリーンで納得できる説得力があるね」と称賛。さらに「僕が探しているのは、その役に合うことと、ハードワークを一緒にできること。僕は何年も休まず働き続けで、それが好きだからやっているんだけど、そうやって同じ情熱を共有できる人がいいね。ただの仕事じゃない、やらなくてもいいようなことかもしれないんだけど、好きで好きでたまらないからやっているからね。自分も毎日学びがあるし、そういう意味で先生にも生徒にもなるんだけど、観客のみんなを楽しませたいからこそ頑張れる素晴らしい世界なんだ」と秘訣を語る。さらに「そしてもう一つ、チームワークの素晴らしさが好きだ。全員が力を合わせて観客を楽しませようと力を注ぐ、その瞬間が好きで求め続けているんだ」と語っている。

 

左から、池松壮亮、トム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督

左から、池松壮亮、トム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督


質疑応答後には、13年前に『ラストサムライ』でクルーズ演じる主人公と心を通わす日本人少年を演じた池松が登場した。成人になった記念に3人で杯を交わせればという想いを込めて、お土産の日本酒を贈呈。クルーズは「会えて本当に嬉しいよ!!でも驚かないよ、あの当時から素晴らしい演技をしていたからね」と久々の再会に興奮を隠しきれぬ様子。ズウィック監督もまた当時のエピソードを思い返しながら「どんなベテランでも難しい別れの演技をするシーンだったのに、若い壮亮は最初のテイクから完璧だったんだ」とそろって池松を絶賛した。クルーズはさらに「あのとき、そのシーンを付け加える為に直前にシナリオを書き足したんだよね。でも僕は日本語が分からなくて…。(当時を)覚えてる?」と続けたが、池松が「覚えてないです!(笑)」と正直に告白する場面も。会場は笑いに包まれたが、クルーズは「本当に楽しかったし、一生懸命やったんだ。彼は重要な役で、本当にパーフェクトだった。感動したよ。君を本当に誇りに思う」としみじみと振りかえった。

池松は「僕もあの頃は俳優になるとは自分で思っていませんでしたし、お二人に会っていなかったら東京にも来ていなかったかもしれません。お二人に出会えて人生が変わりました。ずっと指標であるというか、お二人のおかげでまだまだ頑張っていけるなと思います」と感慨深げにコメント。同作については「お二人のその後の活躍は観てきたけど、やっぱりお二人のタッグは特別で、エドが撮るトムは本当にカッコよかった。真実の正義、ひけらかさない正義は、みんなが忘れかけていることじゃないかなと思いますし、日本人も共感できるんじゃないかと思います。素晴らしかったです」と語っている。

 

左から、池松壮亮、トム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督

左から、池松壮亮、トム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督

 

映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は2016年11月11日(金)全国ロードショー。

 

作品情報

映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』
 

(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

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出演:トム・クルーズ、コビー・スマルダース『アベンジャーズ』、ダニカ・ヤロシュ『HEROS』、ロバート・ネッパー『プリズン・ブレイク』他 
監督:エドワード・ズウィック(『ラストサムライ』『ブラッド・ダイヤモンド』)
脚本:エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコヴィッツ(『ラストサムライ』『トラフィック』)
製作:クリストファー・マッカリー『アウトロー』、トム・クルーズ、ドン・グレンジャー(『M:Iローグ・ネイション』『アウトロー』) 
原作:リー・チャイルド「Never Go Back」(2013年、シリーズ18作目) 
原題:『Jack Reacher Never Go Back』 
配給:東和ピクチャーズ 


【イントロダクション】
正義のためには手段は選ばない。元米軍エリート秘密捜査官にして、今は街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャー。 「この手錠はあんたの手に」店外に倒れている複数の男。ケンカの騒動で保安官に連行されそうになるリーチャーだが、彼は仕組まれた騒ぎだと知っていたかのようだ。不自然ないきさつの中、元同僚のターナー少佐と再会するため、かつて所属していた米軍を訪れると彼女がスパイの嫌疑で逮捕されている。何かの間違いだ、ありえない。助け出した彼女と真相を追及していくリーチャーは、軍内部の不審な動きに気付いていく。「リーチャーにどこまで知られた?」忍び寄る複数の影。彼が追いついた真実とは?

公式サイト:jackreacher.jp

(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 

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