初代タイガーが1年8カ月ぶりリング復帰を正式発表 『初代タイガーマスク35周年記念大会』記者会見にて
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リアルジャパンプロレスが11月24日(木)、東京・興義館にて記者会見を開き、12月7日(水)に東京・後楽園ホールにて開催される「リアルジャパンプロレス2016年特別興行『GOLDEN AGE OF THE TIGER』~初代タイガーマスク35周年記念大会~」の全対戦カードを発表した。
会見には1年8カ月ぶりの復帰戦をおこなう初代タイガーマスクと、大仁田軍団の雷神矢口が出席。自身の35周年記念大会となる今回、狭心症とその手術の影響で欠場の続いた初代タイガーマスクが1年8カ月ぶりに復帰することが決定している。スーパー・ライダー、折原昌夫とタッグを結成し、雷神矢口&アレクサンダー大塚&田中稔組と対戦する。
「ベストの体調かどうか、やってみないと分かりません」と不安な面持ちを見せた初代タイガーだが、そこへ「35周年を祝いに来た」と対戦相手の矢口が有刺鉄線バットを持って登場。タイガーは対戦相手を前に闘志に火がついたのか、先ほどの不安を感じさせず「思いきり蹴りを使ってバットに対抗していきたい。ファンの期待に背かないケンカファイトをする覚悟ができた」と口にした。
一方、かつて5万円でタイガーマスクを購入したことがあると意外な過去を明かした矢口は、「(タイガーマスクの)コレクターとして本人がかぶっているマスクが欲しいので、それを剥がして勝ちたい」とマスク剥ぎを予告した。さらに、来年引退を表明している邪道軍団のボス・大仁田厚との電流爆破マッチをタイガーに要求した。
復帰にあたり「プロレスへの恩返しだと思って戦っていく」と語ったタイガーだが、まずは12月7日の試合内容が今後を左右する。35周年となる今大会から、新たな虎伝説を見せることはできるか。(記者会見の記事全文はこちら)