ライブハウス付近の美味カレーを紹介する「LIVE CURRY LIFE!」(その12~渋谷編)byカレーおじさん\(^o^)/

コラム
イベント/レジャー
2016.11.28
キーマ魯肉飯ハーフ

キーマ魯肉飯ハーフ

アーティスティックなキーマカレーと魯肉飯

​渋谷駅周辺にはライヴハウスが非常に多いです。飲食店も多いのですが個人的にはなかなか当たりのお店が無いと感じています。渋谷駅から少し歩けば美味しいお店もあるのですが、ライヴハウスの多い繁華街エリアにはなかなか良いお店も無くて。しかしそんな渋谷繁華街エリアに面白いカレー屋さんがあるんです。通常はバーであるお店のランチタイム間借り営業。マスターの本業はデザイナー。モデルや芸能人にも人気のおしゃれカレー店。それが今回紹介する「ケニックカレー」です。

基本メニューはキーマカレー。その他に日替わりで様々なカレーや魯肉飯がいただけます。このカレーと魯肉飯という組み合わせがまず面白いですね。その魯肉飯の説明書きで非常に気になる文章が。「台湾で1カ月ほど野宿生活をしていた頃に覚えた」的な事が書いてありました。どういう事でしょうかw
それを聞きがてら、キーマと魯肉飯のハーフ盛りを頼みました。
ご飯の上にキーマカレーが乗っていて、その横に魯肉飯の肉と漬物が添えられているスタイルで出てきました。つけあわせにきゅうりとバジルの和え物も。お洒落ですね。
食べてみればキーマはしっかり肉の旨味を感じるものであり、スパイス感は強くないもののバランスの良い味でした。水は使わず野菜の水分のみで仕上げたしっとりとした美味しさのキーマカレー。辛さは卓上のカイエンヌペッパーで調整する形です。
そして気になる魯肉飯。多少日本人向けにアレンジしたものではありましたが、確かに魯肉飯です。

気になった惹句についてマスターに聞いてみると、かつて就職する前に旅行しようと思ったものの、普通ではつまらないと考えたのと、お金が無かったので、台南で約1カ月間野宿したそうです。5000円しか持っていなかったという事でしたが、魯肉飯は50円程度で食べられたので、気に入って食べていたそうです。台湾は確かに屋台飯は安いですよね。その屋台で身振り手振りで作り方を教わったものをアレンジしたのがこれなんだそうです。いやはや面白いw
僕も海外旅行は一人で何も考えずにカレーだけ目指して行く事が少なくないですが、こういうお話は聞いていて楽しいですね。

ランチ営業のみなのでライヴ観覧後に行く事はできませんが、ライブ前の気合い入れにも良いカレーだと思いますよ。基本水曜休みですが他にも不定休があったりしますし、日替わりのカレーや特別サービスについての情報もあるので事前にツイッターやインスタグラムでチェックしてから行くことをおすすめします。

 

<店舗情報>

https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13171069/

11:00~16:00(LO15:45)

水休、他不定休

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