『君の名は。』旋風はアジア各国へ!中国でのヒットも確実か?
累計興収200億円突破も目前!依然として、記録的なヒット街道を邁進している『君の名は。』(公開中)。その注目度の高さは国内だけにとどまらず、海外にも波及!台湾、タイ、香港に続き、12月2日(金)からはいまや世界最大の映画市場とも言われている中国での公開がいよいよスタートする。
経済成長と比例するように映画市場もぐんぐんと拡大を遂げ、2017年の年間興収はハリウッドを超えると見通されている中国。実は外国映画の上映本数には制限が課されていたり、春節には外国映画の上映が禁じられたりと、国産の映画が大きなシェアを占めるような措置が取られている。
そんな状況の中、日本公開から約3か月という短期間で中国公開に至った『君の名は。』。7000スクリーン以上という大規模な公開が予定されており、中国国内でも評判は上々だ。先日北京で行われたプレミア上映会にも多くのファンが駆け付けた。また、映画アプリ「猫眼」では“見たい度ランキング”の1位を獲得しており、その期待の高さがうかがい知れる。
さらに既に公開されている台湾、タイ、香港でも初登場1位になるなど大ヒット中。中でも台湾では駅構内で予告編スポットが流れるなど、その熱狂っぷりはすさまじい!累計興収は11月24日時点で約6億円をあげており、台湾で公開された日本映画の歴代新記録となっている。
日本だけでなくアジア各国をも魅了し始めた『君の名は。』。これまでの結果を考慮すると、中国でもヒットを巻き起こすことは間違いないだろう。果たして中国市場はどれほどの爆発力を持っているのか?まずはその推移を見守りたい。【トライワークス】