マティスとルオーの友情辿る展覧会、直筆書簡や日本初公開作など約140点

2016.12.26
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アート

アンリ・マティス『ラ・フランス』1939年 公益財団法人ひろしま美術館

『マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―』が、1月14日から東京・パナソニック 汐留ミュージアムで開催される。

国立美術学校で共に学び、晩年まで交流を持ったアンリ・マティスとジョルジュ・ルオー。同展では2つの世界大戦を含む約半世紀にわたって行なわれた文通の記録を軸に、2人の交流と画業を振り返る。会場は時期ごとに分かれた4章構成となり、異なる変遷を辿った2人の油彩画を中心に、デッサン、版画、挿絵本といった作品や手紙資料など、日本初公開のものを含む約140点を展示する。なお一部作品は展示替えが行なわれる。

期間中には1月14日に刊行予定の書簡集『マティスとルオー 友情の手紙』の編者を務めたジャクリーヌ・マンク(パリ市立美術館)による講演会や、山田五郎が登壇するトークイベントなどが開催される。詳細はパナソニック 汐留ミュージアムのオフィシャルサイトを確認しよう。