DASEINが15年ぶり新作アルバム発売&リリースツアーを発表
DASEIN
「新生DASEIN、未来の幕開け!!」の時が訪れた。ついに新章の幕開けだ。新たなページの始まりを記すためにDASEINは、2017年3月8日に約15年ぶりとなる3rdアルバム『唯、此処に在る事が愛しくて』を発売する。しかも、そのアルバムを手に全6ヶ所計11公演に及ぶ全国ワンマンツアー『FEATURE≒FUTURE』をスタートさせる。千秋楽公演は、5月13日(土)新宿ReNYに決定。
最新アルバム『唯、此処に在る事が愛しくて』は、復活後に発表した楽曲たちを中心に、新曲たちを詰め込んだ作品となる。その言葉だけを聞くと、「活動再開後にせっせと新曲を作り続けてきたんだな」と思われそうだが、その言葉は正しくもあり、間違いでもあることを先に伝えておきたい。
3rdアルバム『唯、此処に在る事が愛しくて』は、2002年に発売した2ndアルバム『HYPER BEAT ROCK』以来約15年ぶりのアルバムになる。だが収録した楽曲たちのほとんどが、その2ndアルバム以降からDASEINが解散する2004年1月までに作り上げた曲たちで構成されている。
JOEは『唯、此処に在る事が愛しくて』について、「DASEINには、結果的に形にすることなく埋もれてしまった楽曲がたくさんある。しかも、今聴いても新鮮な歌として響いてくる。それを、あの当時、次のアルバムの発売を心待ちにしていたファンたちに、15年という歳月を経てしまうけど届けたかった」と答えてくれた。つまりこのアルバムは、もしDASEINが解散せずに活動を続けていたなら出るはずだった幻の3rdアルバムという事なる。いや、実際に15年の歳月を経て形になるのだから、長い時を経て完成した新たな作品と言うべきか。
Rickyも、「アレンジを手がけたのが、僕のソロワークを手伝ってくれているギターの巧氏や、以前リリースしたシングル「COGITO ERGO SUM」をお願いした杉山圭一氏など、彼等が当時のDASEINの音楽性を軸に据えながらも、現代のサウンドテイストを融合した形にしてくれたので、新しさもありつつ、限りなくあの頃のDASEINの世界観に近い仕上がりになっています」と語っているように、ファンにとっては思いきりDASEINの本質を味わえる内容に仕上がりそうだ。
歌詞に関しても「「運命AUTOMATIC」では“二人の運命は途切れる事なく繋がっていたんだ”と、ここへ至るまでの想いを綴っています」(Ricky)と、アルバムコンセプトを前提として想いを書き記した歌があることも伝えておきたい。
さらには、「15年の時を経て究極(旧曲)の新曲たちばかりを詰め込んだBACK TO THE FUTURE的なアルバム」(Ricky)と語るように、当時のDASEINの世界観が、どんな風に今の時代の中で刺激的な反応を示してゆくのかを楽しみにしていたい。
DASEINは、3rdアルバム『唯、此処に在る事が愛しくて』を手に、3月11日より全6ヶ所全11公演に及ぶ全国ワンマンツアー『Coconial DASEIN TOUR 2017 [FEATURE≒FUTURE]~今、此処に在る事が愛しくて~』をスタートさせる。このツアーでは、本格的に幕を開ける新章へ向け、3rdアルバムからの究極(旧曲)の新曲をメインにスタンダードナンバーを散りばめた新旧融合的なライブをお届けする予定だ。今回のツアータイトルに込めた想いを、メンバーはこう語ってくれた。
「未来をフィーチャーする…昔見るはずだった未来とこれから訪れる未来を同時に特集するというニュアンスですね。きっと解散していなかったら今回のようなアルバムを引っ提げたツアーをしていたのではないかと。それを13年経った今、ファンと共に体感できるって不思議だけどとても素敵なだし、僕とJOEが今こうして同じ音楽シーン、同じ未来にいる事そのものが奇跡であり愛しくもあると。あの頃に観るはずだった未来、<≒(ニアリーイコール)>、すなわちそれに限りなく近い未来に僕らはこれからようやく辿り着く。だから「FEATURE≒FUTURE~今、此処に在る事が愛しくて~」と付けたわけなんです」(Ricky)
3rdアルバム『唯、此処に在る事が愛しくて』を発表し、それを掲げての全国ツアー『Coconial DASEIN TOUR 2017 [FEATURE≒FUTURE]~今、此処に在る事が愛しくて~』を契機に、二人はDASEINとしての活動を本格的に開始する。先に断っておくが、これまでRickyもJOEも個別の活動を続けてきたように、今後もDASEINとそれ以外の活動との両軸をまわしながらになる。ただし、「お互い、すべての活動の原点にあるのはDASEINなんですよ。DASEINとしての活動を活性化させることで他の活動も相乗効果で活性化させていければと。だからこそ改めて自分たちの原点であるDASEINとしての在り方をしっかりと突き詰めていこうと思ったんです。そんな想いを来年からできる限り表現していきたいと思っています」(Ricky)と語るように、二人の想いの軸にあるのはDASEINであり、そこは安心していただきたい。
この機会に今一度DASEINという世界観を体感しその存在に触れてみてはいかがだろうか。15年の時を超え完成する奇跡のアルバムと未来を見据えた希望の全国ツアー、今此処に在る二人と存分に人生を分かち合い楽しんでいただきたい。アルバムの詳しい内容は、また改めてお伝えしよう。
文=長澤智典
2017年3月8日発売
<収録曲>
「唯、此処に在る事が愛しくて」「運命AUTOMATIC」…他,曲数未定
詳細は後日発表
[FEATURE≒FUTURE]ー今、此処に在る事が愛しくてー
2017年3月11日(土) 西川口Hearts
2017年3月12日(日) 西川口Hearts
2017年4月01日(土) 長崎プラザおおむら
2017年4月02日(日) 長崎プラザおおむら
2017年4月15日(土)大阪RUIDO
2017年4月16日(日) 名古屋HeartLand
2017年4月22日(土)柏PALOOZA
2017年4月23日(日)横浜Baysis
2017年4月29日(土)仙台MACANA
2017年4月30日(日)仙台MACANA
TOUR FINAL
2017年5月13日(土)新宿ReNY