上野公園に巨大な楼閣が出現! 上野を舞台にしたアートフェス『TOKYO数寄フェス2017』が開幕

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2017.11.10
 ©️Shinji Omaki 撮影:椎木 静寧

©️Shinji Omaki 撮影:椎木 静寧

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上野を舞台にしたアートフェス『TOKYO数寄フェス2017』が、11月10日(金)より開幕した。

『TOKYO数寄フェス2017』は、上野恩賜公園と谷中地域を舞台に、アートで日本文化を世界に発信する大型野外アートフェスティバル。

上野公園噴水池に出現した大巻伸嗣による作品「プラネテス -私が生きたようにそれらも生き、私がいなくなったようにそれらもいなくなった-」 は、単管パイプと木材を組み上げた高さ13.5mにも及ぶ巨大な楼閣だ。かつてこの地に存在した、寛永寺の山門「文殊楼」がモチーフとなっている。蜃気楼のように噴水池の水面に映るその姿は、かつての風景を想起させる。

「プラネテス -私が生きたようにそれらも生き、私がいなくなったようにそれらもいなくなった-」 / 大巻伸嗣

「プラネテス -私が生きたようにそれらも生き、私がいなくなったようにそれらもいなくなった-」 / 大巻伸嗣

不忍池のほとり、弁天堂前広場には、人類学者・海部陽介の「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の資料などを展示。同時に、探検家の石川仁を中心に日比野克彦デザインの葦舟『TANeFUNe』を会期中制作し、最終日にはボート池での進水式を目指すとのこと。

「上野造船所」不忍池 舟プロジェクト / 日比野克彦・海部陽介・石川仁

「上野造船所」不忍池 舟プロジェクト / 日比野克彦・海部陽介・石川仁

その他にも、複数のアート作品が展示されている。気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

「藝大御輿」/ 東京藝術大学

「藝大御輿」/ 東京藝術大学

「藝大御輿」/ 東京藝術大学

「藝大御輿」/ 東京藝術大学

「藝大御輿」/ 東京藝術大学

「藝大御輿」/ 東京藝術大学

 

 

イベント情報
『TOKYO数寄フェス2017』

期間:2017(平成29)年11月10日(金)~ 11月19日(日)  10日間
実施場所 :上野恩賜公園(不忍池一帯、噴水前広場 ほか)、東京国立博物館、東京都美術館、東京文化会館、谷中地域 ほか
公式ウェブサイト:http://sukifes.tokyo/
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