『N・S・ハルシャ展』が森美術館で開催 自らを取り巻く「生」と向き合う南インドの作家
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N・S・ハルシャ 《ここに演説をしに来て》 2008年 アクリル、キャンバス 182.9×182.9 cm(×6)
『N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅』が、2017年2月4日(土)~6月11日(日)にかけて森美術館にて開催される。
N・S・ハルシャは1969年、南インドの古都・マイスールに生まれた美術家。南インドの伝統文化や自然環境、日々の生活における人間と動植物との関係など、自らを取り巻く「生」と向き合いながら創作をしてきた作家だ。作品には、「ミクロ」と「マクロ」の両極的な視点で描かれた人々の営みが映し出されている。
N・S・ハルシャ 《宇宙情報処理センターでの名優》 2015年 アクリル、キャンバス 190 x 150 cm Courtesy: Victoria Miro, London
N・S・ハルシャ 《宇宙情報処理センターでの名優》(部分) 2015年 アクリル、キャンバス 190 x 150 cm Courtesy: Victoria Miro, London
N・S・ハルシャ 《人間的な未来》(部分) 2011年 アクリル、キャンバス 76 x 107 cm 個人蔵
N・S・ハルシャの初のミッド・キャリア・レトロスペクティブ(*)となる本展では、1995年以降の主要作品約75点を紹介。アーティストの20年にわたる画業を見つめる展示となる。なお、タイトルにある「旅(ジャーニー)」は、アーティストの人生の歩みだけでなく、古都からみたインドの発展、伝統と現代の往来など、多様な「旅」を示唆しているとのこと。
N・S・ハルシャ 《探し求める者たちの楽園》(部分) 2013年 アクリル、キャンバス 190 x 150 cm 個人蔵
N・S・ハルシャ 《この世でモー》(部分) 2014年 アクリル、キャンバス 190 x 150 cm 所蔵:有沢敬太
N・S・ハルシャ 《私たちは来て、私たちは食べ、そして私たちは眠る》(部分) 1999-2001年 合成樹脂絵具、キャンバス 172.1 x 289.3 cm、169.7 x 288.5 cm、172.2 x 289.2 cm 所蔵:クイーンズランド州立美術館、ブリスベン
N・S・ハルシャ 《彼らが私の空腹をどうにかしてくれるだろう》(「チャーミングな国家」シリーズより) 2006年 アクリル、キャンバス 97 x 97 cm 所蔵:ボディ・アート・リミテッド、ニューデリー
N・S・ハルシャ 《チャーミングな国家》(「チャーミングな国家」シリーズより) 2006年 アクリル、キャンバス 97 x 97 cm 所蔵:ルチラ・アガーワル、ムンバイ
(*) ミッドキャリア・レトロスペクティブ:アーティストのキャリアの晩年や没後に開催されるイメージが強い「回顧展」に対して、一定のスタイルを確立した中堅アーティストの数十年間の仕事を網羅的に見せる展覧会。
会 期:2017年2月4日(土)~6月11日(日)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※会期中無休
入館料:
学生(高校・大学生) 1,200円
子供(4歳ー中学生) 600円
シニア(65歳以上) 1,500円
※表示料金に消費税込
※本展の
※森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金になります。
※屋上 スカイデッキへは、別途追加料金がかかります。
※表示料金に消費税込
※販売期間:発売中~6月11日(日)