『AKIRA』にも影響を与えたメビウスのコミック、新装版で刊行!バンド・デシネ『アンカル』

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9月11日、フランスのアーティスト・メビウスが作画、 映画監督・アレハンドロ・ホドロフスキーが物語を担当したコミック『アンカル』が新装版で刊行される。

メッセージ性の強いストーリーや緻密に書き込まれた独特の画で知られる、フランス語圏独自の漫画=バンド・デシネ。日本でも、『AKIRA』の大友克洋や、寺田克也、荒木飛呂彦ら多くの漫画家・アーティストに影響を与えたというのは有名な話だ。そんなバンド・デシネの最重要人物・メビウスが、孤高の天才監督・ホドロフスキーとともに産み出した作品が、SFサーガ『アンカル』である。

同作は1980年代の作品でありながら、その圧倒的描写と波乱・混沌に満ちた物語で世代を超えた多くのファンや作家を魅了してきた。過去には講談社版、小学館集英社プロダクション版が刊行されてきたが、今回の新装版は『THE INCAL』(原書)の出版元・ユマノイド社のオリジナル版(英語版)の日本完訳版として発売。新装版だけの新要素として、制作過程を解説した長編コラム「アンカルの謎」も収録されている。

▲”アンカルの謎”では、30ページ以上に渡って、本書の制作過程や世界設定が紹介されてる。また、メビウスの手によるキャラクターの設定画や下絵などの図案も収録されている

▲”アンカルの謎”では、30ページ以上に渡って、本書の制作過程や世界設定が紹介されてる。また、メビウスの手によるキャラクターの設定画や下絵などの図案も収録されている

なお、これまでに前日譚『ビフォア・アンカル』、後日譚『ファイナル・アンカル』の2作品が刊行されている。今回の出版によって、日本の読者は『アンカル』シリーズの全貌を知ることになる。

 

■あらすじ

ろくでもない人生を送っていたR級探偵の主人公ジョン・ディフールは、ひょんなことで手に入れた謎の物体“アンカル”をめぐる大きな争いの渦に飲みこまれていく。クローン手術を繰り返す大統領、ミュータント、異星人、殺し屋、階級間の争い、陰謀……。宇宙と人類の命運を懸けた大冒険の先にディフールが見たものとは?謎の生命体・アンカルとは何なのか?究極のスペース・オペラ、ここに再誕!


■メビウスについて

本名のジャン・ジローでも有名で、フレンチコミック界の至高とも呼ばれたアーティスト。2012年の死没時には、多くの日本の著名漫画家を含めた、世界中のアーティストから追悼メッセージを寄せた。そのイラストの壮麗さと超絶技法は絶大な支持を受け続けている。日本で出版されているおもな作品に『ブルーベリー』(エンターブレイン刊)、『B砂漠の40日間』(飛鳥新社刊)などがある。

■アレハンドロ・ホドロフスキーについて

『エル・トポ』、『ホーリーマウンテン』など、カルト的な人気を誇る作品を中心に熱狂的なファンを持つ映画監督。また、バンドデシネ原作者としても多くの作品を残しており、『アンカル』シリーズや『アラン・マンジェル氏のスキゾな冒険』(ともに小社刊)、などの著書多数。

商品情報
『アンカル』(新装版)

http://pie.co.jp/search/detail.php?ID=4675

著者:メビウス・画 / アレハンドロ・ホドロフスキー作
判型: B5判(257×182mm)/ 360ページ(フルカラー) / ハードカバー
価格: 本体3,600円+税
ISBN:978-4-7562-4675-2 C0079
発売日: 2015年9月11日
発行元:ユマノイド
発売元:パイ インターナショナル
販売場所 :全国主要書店にて


『ビフォア・アンカル』
http://pie.co.jp/search/detail.php?ID=4629

『ファイナル・アンカル』
http://pie.co.jp/search/detail.php?ID=4634

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