くらよし応援イベント『くらよしありがとうっ祭♪〜くらよしに来てくれてありがとめうっ!』に行ってきた

レポート
2017.3.15
倉吉市公認コスプレイヤー白壁土蔵群周辺を回遊

倉吉市公認コスプレイヤー白壁土蔵群周辺を回遊

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『くらよしありがとうっ祭♪〜くらよしに来てくれてありがとうめうっ!〜」 2017.3.12 鳥取県倉吉市白壁土蔵群周辺

2016年10月21日に発生した鳥取県中部地震で、鳥取県倉吉市は家屋はもとより公共施設や倉吉白壁土蔵群を含む文化財にも甚大な被害を受けたが、全国からの支援により復興が進み日常が戻りつつある。

倉吉市は、『ひなビタ♪』の聖地であり、作中に登場する「倉野川市」と姉妹都市提携も結ぶなど、積極的な交流があることから、3月11日に引き続き、翌12日に行われた倉吉応援イベントにも多くのコラボレーションイベントが行われ、『ひなビタ♪』の声優陣やコスプレイヤーも駆けつけた。

前回レポート「くらよし復活祭!に行ってきた」に続き、翌日開催されたイベントについて倉吉市公認コスプレイヤーと共に復興の進む町を歩き、参加型イベントを体験した内容をレポートしたい。

−コスプレイヤーと一緒に写真を撮れる回遊イベント

3月12日午前10時から行われたひなビタ♪コスプレイヤー回遊」に同行した。これは、作品内に登場する実際のシーンを背景に、倉吉市公認コスプレイヤーと一緒に写真を撮れるイベントだ。

時間になると、研屋町児童公園に『ひなビタ♪』に登場するキャラクター5人に扮する倉吉市公認コスプレイヤーが登場した。そこに、約100名のひなビタ♪ファンが集結した。白壁土蔵群周辺を一周するコース設定で、1時間ほどかけての回遊を行なった。コスプレは、二次元と三次元の間に位置していると考えているが、作品のファンやキャラクターを知っている人からすれば、何の説明もなく「二次元のキャラクターが、舞台となった場所に立っている」ように見えるだろう。これはいいイベントだ。

大蓮寺前で撮影。ファンの間でよく知られる場所だ

大蓮寺前で撮影。ファンの間でよく知られる場所だ

 

− みんなで踊ろう!「倉野川音頭」

白壁土蔵群を音頭で周回

白壁土蔵群を音頭で周回

コスプレイヤーの回遊が終わると、次は『みんなで踊ろう!「倉野川音頭」』が行われた。『ひなビタ♪』の舞台である「倉野川市」の音頭をコスプレイヤーと一緒に踊って練り歩くこの企画は、作品のファンが実際に作品内に入り込めるような錯覚を覚えた。地域の人たちの温かい声援を受け、また、街の雰囲気を明るく盛り上げる光景は、被災からまだ4ヶ月しか経過していない同地域において、プラスの熱量をもらたすものだと考える。

「倉野川音頭」で街を盛り上げる

「倉野川音頭」で街を盛り上げる

みんなでジャンプ!

みんなでジャンプ!

台車にCDプレイヤーを積み、ガラガラと手押ししながら回ったのだが、そういう「手作り感」が「本物感を出している」と考える。

 

−コスプレイヤーと一緒に町歩き

ラッピングバスはスタンプラリー中に発見

ラッピングバスはスタンプラリー中に発見

休憩時間には、倉吉市公認コスプレイヤーの5人と倉吉白壁土蔵群周辺で行われているスタンプラリーと街歩きを一緒に楽しんだ。各キャラクターに扮する素敵な女子一同と一緒に観光した、ということだ。回りからから羨ましがられるのは覚悟の上だ。

途中、『ひなビタ♪』のラッピングパスを発見して一気にボルテージが上がる。吸い込まれるかのように駐車場へ移動し、写真撮影をさせていただいた。

行き先表示は「日向美高校前」→「倉野川駅」

行き先表示は「日向美高校前」→「倉野川駅」


ラッピングバスを目の前に「おー!」と感嘆の声が上がった

ラッピングバスを目の前に「おー!」と感嘆の声が上がった


バス横に並んでいただいた

バス横に並んでいただいた

目的のひとつであった「鶴乃觜(つるのはし)」さんの「みたらしちくわ」をほおばりつつ、スタンプ集めの珍道中は進む。ちなみにここには書けないような想定外のことが色々発生し、かなりカオスだった事を記す。

みらたしちくわの斬新さ

みらたしちくわの斬新さ

イベント開催期間限定で「倉野川市」の住民票が取得できた。こちらは前日イベント終了後に密やかに発行していたのだが、結果全員取得したのであった。

2日間限定で「倉野川市」住民票が発行できた

2日間限定で「倉野川市」住民票が発行できた


当然住民票は発行

当然住民票は発行

倉吉市、特に白壁土蔵群周辺は、雰囲気や風情のある風景が特色となっている。その建物の軒先やお店のショーウィンドウの中で『ひなビタ♪』のキャラクターがお出迎えしてくれる。

雰囲気ある建物が連なる

雰囲気ある建物が連なる


とはいえ、復旧を待つ建物もあり痛々しい

とはいえ、復旧を待つ建物もあり痛々しい





様々なお店や観光スポットに「いる」ので、探すことを目的とするもの面白い。商店や観光スポットにいる地元の人たちの気持ちも温かい。ずっとここにいたいと思える居心地の良さは、倉吉の地域性が生み出すものだろう。

 

−スタンプラリーを制覇して飴ちゃんと抽選券ゲット

所定箇所に設置されたスタンプを3個以上集めると『ひなビタ♪』の声優陣のサイン入りグッズ等が手に入る抽選会に参加できる。ここで1つ奇跡が起きた。筆者は『アイドルマスター』の熱狂的なファンなのであるが、抽選券の番号が『765』だった。もうこの時点で当選したようなものだった。ありがとう、倉吉。

スタンプは3つなんとか集めた。抽選券は765番

スタンプは3つなんとか集めた。抽選券は765番

参加賞は「ありがとう」と書かれた金太郎飴。今食べながら記事を書いている。こちらこそ、ありがとうなのである。

 

−メッセージボードにはみんなの愛が詰まっていた

メッセージボードに書き込む一行

メッセージボードに書き込む一行

著名人や声優陣からのメッセージ色紙を始め、11日、12日両日に倉吉に集結したファンたちの思いが集まったメッセージボードがランドマークである「くら用心」前に公開されていた。復興に向けた熱いメッセージ、作品に対する思いやイラストが所狭しと書き込まれ、参加者みんなの愛であふれ返っていた。

大都市圏で行われるイベントにはない心がほっこりする、参加者が主役のイベントだと感じた。街の人、運営スタッフ、ボランティア、さまざまな人たちが、まっすぐに復興に向けた取り組みとして、また、倉吉に足を運んでくれた人たちへの感謝の気持ちや優しさで、ずっとそこにいたくなるような思いを抱いた。

 

−東京砂漠に帰りたくない……

夜には鳥取県民のソウルフードである「牛骨ラーメン」をおいしくいただき、地酒や倉吉周辺の焼酎を買い込みホテルで飲み始め、この宴は夜更けまで続いた。

翌日は、少し足を伸ばして観光してしまおう、ということで隣町の三朝(みささ)町の「三朝温泉」へ行くことにした。

 

−お隣の町、三朝の源泉へ

三朝温泉の源泉は「株湯」である。前日の酒宴の折、ここに行くしかあるまいという話が持ち上がった。ならば、行くしかあるまい。バスの本数は多くなく帰りの最終バスの時間も早めなので、日帰りの場合は注意が必要だ。

倉吉駅前バスロータリーの3番線から乗車

倉吉駅前バスロータリーの3番線から乗車


バス時間には注意

バス時間には注意

朝食後、倉吉駅からバスで約25分乗車し、隣町の三朝町へ移動した。最寄りのバス停に到着すると、雰囲気のある温泉街の風景が目前に広がる。

たまにコンビニがぽつりとあるくらいで、のどかな風景が続く

たまにコンビニがぽつりとあるくらいで、のどかな風景が続く


ゆるキャラがいた

ゆるキャラがいた

コンパクトにまとまった温泉街で歩きやすい。バス停から風情ある小道を600メートルほど歩くと、三朝温泉の源泉に到着する。

射的場が現役で稼働しているようだった

射的場が現役で稼働しているようだった

株湯は、その日の気象条件等によって源泉温度が変わることが知られており、おおよそ44度くらいの刺激的なお風呂だ。結果、熱湯風呂に浸かること5分でギブアップしたことをここに報告する。しかし、お湯は上質、湯上りの肌はつるつるになり、美肌になった気がした。湯冷めしない、素晴らしくよい温泉だった。

 

−「ちくわパフェ???」

三朝温泉から、再び倉吉市内へ移動する。「必ず食べようね♪」と昨日コスプレイヤーの一人に言われたことを思い出したからだ。作中に登場する「ちくわパフェ」という、ちくわとパフェの未知なる邂逅を果たした食べ物であることは疑いようがないが、実際の味がまったく想像できなかったため楽しみにしていた。

「ティーラウンジ・ダイアナ」さん。ここで新たな世界を見られると聞いて降り立った。

『ひなビタ♪』聖地のダイアナさん

『ひなビタ♪』聖地のダイアナさん


店前にはコミュニティボードが設置されていた

店前にはコミュニティボードが設置されていた

「ちくわ」と「パフェ」の邂逅が見られると私は聞いて来た。しかし同じレベルで衝撃的なメニューがあった。ちくわピザカレーだ。

ちくわピザカレー

ちくわピザカレー

少し辛めのビーフカレー、パプリカの風味が豊かなピザ、そしてちくわが乗っているカレーだ。これにちくわ杏仁がセットで付いてくる、美味い。

そして、ちくわパフェ、通称「ちくパ」または「CKP」だ。ちくわ、抹茶アイス、りんご、チョコフレーク、生クリーム、杏仁などで構成される謎の食べ物。目で見て理解はできるものの、ちくわと生クリーム、ちくわと抹茶アイス、ちくわとチョコフレーク、ちくわと杏仁…様々な組み合わせで口に運ぶと、味覚が知覚に追いつかない。控えめに言って美味いのだが、摩訶不思議な食べ物なので、倉吉を訪れた際は、ぜひとも立ち寄って賞味いただきたい品である。

ちくわとパフェの邂逅

ちくわとパフェの邂逅

−また行きたいと思える街「くらよし」

最後に、筆者が感じた倉吉の魅力を伝えたい。

・人情豊かで人に優しい地域性
 初めて来た人にも丁寧に接してくれるので安心できる

・食べ物がおいしく、とても安い
 鳥取県民のソウルフード「牛骨ラーメン」を始め、何を食べても安くておいしい

・良質な温泉多し
 今回行った三朝温泉をはじめ、近くには良質の温泉が豊富

・酒どころ、鳥取
 種々様々な酒蔵があり、日本酒と焼酎の宝庫。飲兵衛にはたまらない

行くたびに、さまざまな発見があると思うので、また訪れようと思う。

 

イベント情報
倉吉応援イベント『くらよしありがとうっ祭♪〜くらよしに来てくれてありがとうめうっ!〜』

日時:2017年3月12日(日)
会場:鳥取県倉吉市(倉吉白壁土蔵群周辺)
出演者:TOMOSUKE, 山口愛, 小澤亜李, 日南結里,
倉吉市公認コスプレイヤー(因幡優里, コノミアキラ, 長月翼, 寧々, りむた)

 
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