保存版! EDMの聴いておくべきアルバム40選(ポップス編②)

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音楽
2017.3.30

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EDM MAXX編集部が選んだダンスミュージック好きにとっての必聴アルバム40枚を一挙紹介。ここ数年間にリリースされた数々の作品から、今回はポップ&メジャー系を中心にデヴィッド・ゲッタからジャスティン・ビーバーまで8作品をお届けします♪

シングル単位で聴くことの多いダンスミュージックですが、たまにはアルバムを通して聴いてみてはどうでしょうか?

アルバムには各作品ごとにテーマやコンセプトがあったり、SF映画を思わせるユニークな世界観が描かれていたり、そのアーティストならではのこだわりがたっぷり落とし込まれているもの。そんなアルバムの数々から、今回はポップ&メジャー系EDMを中心にデヴィッド・ゲッタからジャスティン・ビーバーまでをご紹介。
 

DAVID GUETTA 『One Love』(2009年)

EDMブームのきっかけを作ったとされるエポックメイキング作。フランス人DJ、デヴィッド・ゲッタによる4作目のアルバムには、ケリー・ローランド(デスティニーズ・チャイルド)、エイコン、Ne-Yo、ウィル・アイ・アム、セバスチャン・イングロッソ、ダーティ・サウス、トカディスコ、アフロジャックら人気者が勢揃い。翌年には、リアーナ、LMFAOも協力した2枚組の続編『One More Love』もリリースに。

 

DAVID GUETTA 『Nothing But The Beat』(2011年)

デヴィッド・ゲッタの人気を決定付けた大ヒット作。5作目のアルバムからはシーア、アッシャー、ニッキー・ミナージュらをゲストに迎えたトラックが次々とチャートを駆け上り、EDMシーンとポップシーンの橋渡しの役割を担った。アヴィーチーやアフロジャックも参加したエレクトロニック盤が追加された3枚組をはじめ、様々な形態でリリースされたうえ、翌年にはシーアとの新曲、ニッキー・ロメロとの共演曲などを追録した『Nothing But The Beat 2.0』も多数のバージョンでリリースに。

 

DAVID GUETTA 『Listen』(2014年)

DJとして世界の頂点に立ちながら、私生活では離婚などを経験したデヴィッド・ゲッタ。6作目のアルバムには、そんな彼のプライベートな側面も反映された。ジョン・レジェンドやオーケストラをフィーチャーしたタイトル曲をはじめ、よりドラマチックでエモーショナルな作風へと進化。ビービー・レクサ参加曲などではエキゾチックな一面も加わった。翌年にはデラックス盤『Listen Again』もリリースに。

 

FLUME 『Skin』(2016年)

フューチャーベースの代表格とされるオーストラリア出身のフルームによるセカンド作。ミッドテンポのコラージュサウンドは、少々IQ高めな印象もあるけど、立体的なぶっとい3D感覚は迫力満点。EDMシーンのみならず、R&B、ヒップホップ界隈からも大絶賛された2016年を象徴する話題作。トーヴ・ローやアルーナジョージ、ベックらも参加。グラミー賞の最優秀ダンス/エレクトロニックアルバム部門を受賞。

 

JUSTIN BIEBER 『Purpose』(2015年)

ディプロやスクリレックスの協力を得てEDMのど真ん中に躍り出たジャスティン・ビーバー。4作目のアルバムでは、トロピカル調のサウンドに乗せて、アーティストとしての新境地を見せつけた。グラミー賞にも認められたアイドル卒業作でも。お騒がせ王子からEDM王子へと見事な変身ぶりを披露し、大ヒットを記録した。

 

KREWELLA 『Get Wet』(2013年)

ペンデュラムやナイフ・パーティから影響を受けたという男女3人組(現在は2人)、クルーウェラのデビュー作。ダブステップやエレクトロ〜プログレッシブハウスを取り入れたダイナミックな展開と、キャッチーなメロディが特長。ガッツあふれる美人姉妹と、巧みなプロデュース力のレインマンとの連体感も魅力だったが途中で仲間割れ。現在は姉妹で活動中。

 

KYGO 『Cloud Nine』(2016年)

北欧ノルウェーから登場して一躍人気者となったカイゴ。トロピカルハウスの旗手がデビュー作で実現したのは、音楽によるハッピーな桃源郷。スティールドラムやパンフルートを用いたサウンドは、まるで南国にいるかのよう。ゆったリ寛いだゾート気分で酔わせてくれる。ラビリンスやジョン・レジェンド、フォクシーズらもゲスト参加。デビュー作にして唯一無二の才能を見せつけた。

 

LADY GAGA 『Artpop』(2013年)

ジェンダー、セックス、名声、ドラッグなどのテーマが、壮大な宇宙観と絡めて描かれるレディー・ガガの3作目。彼女の過激なファッション同様に、アバンギャルドで暴走スレスレな見せ場を連続投下。ユーロエレクトロ寄りのアルバムには、デヴィッド・ゲッタやウィル・アイ・アムも参加。いち早くゼッドやマデオンを起用したことでも話題を呼んだ。

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Text by Hisashi Murakami

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