『クラシカロイド』クラシック集 第3弾の収録曲とジャケット公開、ボーナスディスクに、フルヴェン・バイロイトの第九
『クラシカロイド』クラシック集
NHK Eテレにて放送中のTVアニメ『クラシカロイド』。12月の発売以来、クラシック音楽チャートをにぎわし続ける、アニメの劇中曲のオリジナルクラシック楽曲を収録したアルバムも第三弾となった。
その「“ClassicaLoid” presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC No.3 アニメ『クラシカロイド』で“ムジーク”となった『クラシック音楽』を原曲で聴いてみる 第三集̶」のジャケットが公開された。
毎回描き下ろしのキャラクターイラストがジャケットを飾るこのシリーズだが、今回は、『チャイコ』と『パダ』 の、『CLASKEY:KLASKY(クラスキークラスキー、略して『クラクラ』)をフィーチャーした象徴的なジャケットになっている。
同時に公開された、収録楽曲も「クラシック音楽といえばこれ」というべきもの。アニメ最終回を飾るベートーヴェンの「第九」交響曲第四楽章を、日本を代表する指揮者、佐渡裕指揮、新日本フィルの熱き演奏で収録。
さらには、クラシックファンなら誰もが一度は通る道、フルトヴェングラー指揮、バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団の「第九」交響曲全楽章をボーナスディスクとして、完全収録。1951年のモノラル録音ながら世紀の名演奏と言われるこの演奏を2010年にリマスタリングした名盤である。
「《第九》の終楽章は、それまでの3つの楽章を否定するところから始まり。だからぜひ第1楽章から通して聴いていただきたく、全楽章のCDを付けました」(ライナーノーツより)と、「クラシカロイド」がクラシック音楽を聴くきっかけとなったファンへの大きな提案となっている。
また、新録音も充実。Vol.2に引き続き、ピアニスト小林愛実による「エリーゼのために」。さらに、チェリスト横坂源が、バッハの無伴奏チェロ組曲 第1番「プレリュード」をこのCDのために演奏、収録。
レガシーから、フレッシュな現在のアーティストまで、クラシック音楽がまさに生き続けていることをその演奏で証明する。まだまだクラシック音楽の可能性を広げ続けていく。
横坂源
-アニメ『クラシカロイド』で“ムジーク”となった『クラシック音楽』を原曲で聴いてみる 第三集-
発売日:2017年4月26日
価格:¥2,750(本体)+税
規格番号:WPCS-13659/60
<DISC 1>
1. モーツァルト:交響曲 第25番 ト短調 K.183 第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ
MOZART:SYMPHONY NO.25 IN G MINOR K.183 I. ALLEGRO CON BRIO
オットー・クレンペラー(指揮) / フィルハーモニア管弦楽団
OTTO KLEMPERER / PHILHARMONIA ORCHESTRA
TCHAIKOVSKY:SWAN LAKE, OP.20, ACT II:NO.11 SCENE(ALLEGRO MODERATO - ALLEGRO VIVO)
アンドレ・プレヴィン(指揮) / ロンドン交響楽団
ANDRÉ PREVIN / LONDON SYMPHONY ORCHESTRA
SCHUBERT:ERLKÖNIG, D.328
イアン・ボストリッジ(テノール) / ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
IAN BOSTRIDGE(Tenor) / JULIUS DRAKE(Piano)
J.S.BACH:CELLO SUITE NO.1 BWV1007 - PRELUDE
横坂 源(チェロ)
GEN YOKOSAKA(Cello)
BEETHOVEN:FÜR ELISE
小林愛実(ピアノ)
AIMI KOBAYASHI(Piano)
J.S.BACH:BRANDENBURG CONCERTO NO.2 IN F MAJOR BWV1047:I. ALLEGRO
モーリス・アンドレ(トランペット) / ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮) / パイヤール室内管弦楽団
MAURICE ANDRÉ(Trumpet) / JEAN-FRANÇOIS PAILLARD / CHAMBRE DE ORCHESTRE JEAN-FRANÇOIS PAILLARD
MOZART:DIE ZAUBERFLÖTE, K.620, ACT II SCENE 8:NO.14, ARIE, "DER HÖLLE RACHE KOCHT IN MEINEM HERZEN"
ルチア・ポップ(ソプラノ) / オットー・クレンペラー(指揮) / フィルハーモニア管弦楽団
LUCIA POPP(Soprano) / OTTO KLEMPERER / PHILHARMONIA ORCHESTRA
BEETHOVEN:SYMPHONY NO.9 IN D MINOR OP.125 "CHORAL" Ⅳ. FINALE:PRESTO - ALLEGRO ASSAI
佐渡 裕(指揮) / 新日本フィルハーモニー交響楽団 / リッツィ大岩千穂(ソプラノ) / 坂本 朱(メゾ・ソプラノ) / 吉田浩之(テノール) / 福島明也(バス) / 栗友会・その他合唱有志
YUTAKA SADO / NEW JAPAN PHILHARMONIC / CHIHO 'OIWA' RIZZI(Soprano) / AKEMI SAKAMOTO(Mezzo Soprano) / HIROYUKI YOSHIDA(Tenor) / AKIYA FUKUSHIMA(Bass) / RITSUYU-KAI CHOIR AND VOLUNTARY CHOIR
<DISC 2(ボーナス・ディスク)>
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱」
BEETHOVEN:SYMPHONY NO.9 IN D MINOR OP.125 "CHORAL"
1. 第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ、ウン・ポコ・マエストーソ
I. ALLEGRO MA NON TROPPO, UN POCO MAESTOSO
2. 第2楽章:モルト・ヴィヴァーチェ
II. MOLTO VIVACE
3. 第3楽章:アダージョ・モルト・エ・カンタービレ
III. ADAGIO MOLTO E CANTABILE
4. 第4楽章:フィナーレ(プレスト~アレグロ・アッサイ)
IV. FINALE:PRESTO - ALLEGRO ASSAI
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) / バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団 / エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ) / エリーザベト・ヘンゲン(アルト) / ハンス・ホップ(テノール) / オットー・エーデルマン(バス)
WILHELM FURTWÄNGLER / CHOR UND ORCHESTER DER BAYREUTHER FESTSPIELE / ELISABETH SCHWARZKOPF(Soprano) / ELISABETH HÖNGEN(Alto) / HANS HOPF(Tenor) / OTTO EDELMANN(Bass)
■公式サイト:http://wmg.jp/classicaloid/