上遠野太洸インタビュー 『ガキ☆ロック』前田公輝・山田裕貴ら同年代俳優との切磋琢磨、嫉妬、そして俳優としての進化

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上遠野太洸 撮影=岩間辰徳

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単行本累計売上1,000万部を超えるコミック『ギャングキング』で知られる漫画家・柳内大樹氏の代表作のひとつ『ガキ☆ロック』は、2014年に映画化され、多くの人々に愛された。その事実を証明するかのように、3年経った2017年、Amazonプライムのドラマ『ガキ☆ロック〜浅草六区人情物語〜』が帰ってくる。浅草を舞台とした新たなシリーズは、主人公・志村源と幼馴染3人が繰り広げる熱いツッパリ友情物語はそのままに、個々のストーリーもプラスされ、より世界観を堪能できる内容に仕上がった。主演を務めるのは、前作から続投する上遠野太洸。以前はウイッグ使用していたが、今回は地毛を金髪に染め上げ、なじみのスカジャンを羽織り、気合い十分に演じている。そんな上遠野に、再び源を演じることについての思いや、幼なじみのマコト役・前田公輝らや、初共演となった山田裕貴らとの心地よい関係、そして映画からドラマの間のおよそ3年間の経験について、じっくり語ってもらった。

 

3年ぶりの『ガキ☆ロック』志村源を「成長させてやりたい」

上遠野太洸 撮影=岩間辰徳

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――前作の映画『ガキ☆ロック』が好評で、シリーズでカムバックすると聞いたときのお気持ちから教えてください。

最初は普通にびっくりしました。3年近く経っているので、「えっ、やるの!?」という感じでした。ただ、映画を撮っていたときも、「第2弾、第3弾といけたらいいね」という話はしていたんです。けど、時間が空いていたので、ないものだと思っていて。突然お話をいただいたので、びっくり&うれしい気持ちです。

――映画版をご覧になった周りの方々からは、人情味溢れるお調子者・源についてどういう感想が寄せられましたか?

「意外とああいうキャラ似合う!」みたいに言われました。普段の自分が割とおとなしいというか、騒いだりしないタイプだからこそ、自分では全然そう思っていなかったんです。だから、意外でした。「あのキャラ好き」と言ってくれる人も多かったですし。今回は、もうちょっと成長させてやりたいと思っていて。

――成長させたいんですね。

お話が決まって、映画を見返したときに、全然足りない部分が多いなと思ったんです。前は自分の台詞に精いっぱいで、相手がこう言ったから自分が返すという、いわゆる段取りっぽい形になっていたなあ、と。そうではなくて、今回はちゃんと人物として会話をして、台本上のストーリーとして運んでいきたいな、という思いがあります。それが成長というか、前作と違うところになるのかなと思っています。

 

上遠野太洸 撮影=岩間辰徳

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――そのように出演作を見返すことは頻繁にありますか?

本音を言えば、あまり見たくないんですけどね(笑)。うーん……後悔しそうだなと思うときは、見ないです。単純に見て反省で終わるならいいんですけど、「ああやっておけばよかった」と思い始めたら嫌なので、あまり見ないようにしています。今回は、もう1回チャンスをもらった感じなので見返しました。

――ドラマのストーリーは、どのような内容になっているんでしょうか?

今回のほうが、ストーリーとしてはいろいろ出てきます。前作は映画で90分だったので、内容もキュッとしていてスピーディでした。それが作品の雰囲気と合っていたので、あれはあれですごくよかったんですけど、今回は浅草の日常もありつつ、いろいろな事件が絡んでいき、登場人物たちの葛藤もより強く描かれるんです。特に、僕たち4人(源、マコト、中村僚志​演じるまっつん、川村陽介演じるジミー)のそれぞれの思いが、きちんと見せられています。

――その幼なじみ役のお三方とは、お久しぶりの再会となったのでは?

そうですね。最初にスチール撮影で会ったときは「久しぶりじゃん!」とか言い合っていました。僕らは年齢やキャリアの差はありますけど、4人の関係性は対等な感じで、すごくいい空気感で入れたと思います。

――特に、マコト役の前田公輝さんとは、絡みが多くなりそうな感じです。

公輝とは、そうですね! でも意外と別行動もしていたりします。映画のときみたいに、ずっと2人が一緒にいるわけではなくて、バラバラに動いていても目的は同じところに向かっていくという内容なので。絆の深さが鮮明に描かれていく感じです。

 

上遠野太洸 撮影=岩間辰徳

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――実際に、カメラを離れたところでも前田さんとは友情に似た関係性なのでしょうか?

作品を通して言うなら、共通理解をお互いに持ってやっているので、公輝以外の2人とも、「こういうふうにやっていこう」「ここはこうだよね」という話を割と頻繁にしているんです。お互いに信頼し合っていると思います。

――そして、本作から新たに山田裕貴さんが参加されますよね。

そうです。裕貴は3~4年前から知り合いで、たまにイベントとかで一緒に仕事をしたりしていました。これまで一緒にお芝居をしたことは全然なかったので今回が初めてなんですけど、裕貴は上手いんですよ。ものすごく台本を読み込んで、龍太というキャラクターをすごく魅力的に仕上げてきているので、やっていてすごくやりやすかったし、気持ちを乗せやすかったです。『ガキ☆ロック』という作品のこともすごく理解してくれて、うれしかったです。

 

同年代俳優との切磋琢磨、嫉妬、そして俳優としての進化

上遠野太洸 撮影=岩間辰徳

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――お話をうかがっていると、迎える立場というのでしょうか、座長としての思いを感じます。意識していますか?

どちらかと言うと、年上の方が多い現場なんですけど、任された以上、僕自身が必死になって精いっぱいやる姿を見せて、刺激を与えたい思いは常に持ってやっています。そうでないと、ぬるい現場になると思っているから。だから台本をいっぱい読んで、いつでもディスカッションできるように準備はしてあります。その辺は、前回とは違います。当時、僕はまだデビューして2年目で精いっぱいでした。あれからいろいろな現場を経験して、ある程度の自信になっているので、今回は現場全体のことや、相手の気持ちまで考えられるまでになったかなと思います。

――この3年の間で、上遠野さんはかなり進化されたんですね。

いろいろな現場を経験したという意味では、そうですね。実際、年を重ねたこともあるので、あの頃とは考え方が変わったかもしれないです。今は少し広い視点で見られるようになったのかなと思います。まだ全然完璧ではないですけど、当時に比べれば、という感じで。

――特に、ターニングポイントというような時期はありましたか?

 

上遠野太洸 撮影=岩間辰徳

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うーん……。僕は積み重ねだったと思います。人によっては、本当にいきなり作品で変わるかもしれないですけど、僕は本当に、徐々に、徐々に、という感じです。一気にドカンと変わることはできなかったですけど、ちょっとずつ、いろいろな現場で自分で考え、ときにはヒントをもらいながら、何とかやってきました。

――現場が好きという思いはありますか?

前はそういうことを感じる余裕すらなかったけど、今は本当に考えるのがすごく楽しいと感じています。考えを及ばすことができるという楽しさがあるからこそ、現場も前より楽しく感じます。

――『ガキ☆ロック』に関して言えば、同年代俳優同士の切磋琢磨感がありそうです。

もちろんありますね。僕は、ゴリゴリに意識しています。公輝とか裕貴とかはやっぱり上手いし、2人の役どころも格好いいから、本当に油断したら食われるなって。向こうも全然食うつもりできているだろうから、僕も負けないようにしないと。大なり小なり、常に対抗意識は消えることはないです。ただの嫉妬のときもありますけど(笑)。

――本作のドラマ以外に、映画、舞台など幅広く活躍しているイメージが強いですが、この先の未来予想図をどう描いていますか?

20代後半は、もっと自分のお芝居を安定させたいです。安定して望んだところに持っていける能力がほしいです。まぐれ当たりのいい芝居ができたとかではなく、求められたことプラスアルファを常にやっていけるように、自分の中からひねり出せるように、生み出せるように、20代後半にはなっていたいです。その状態で、30代にまた新しい挑戦をしたいです。

――「まぐれ当たりのいい芝居」とは、「今、神がかった芝居ができた」という瞬間があるような認識で合っていますか?

そうですね。自分的に、今すごく入り込めていた、みたいな意識はたまにあるんです。でも、「たまに」だと意味がないと思っていて。本来で言えば、「できた」ということは、「できる」はずなので。普遍的に出せないのは、自分の力不足かなと思うので、ちゃんと引き出せる力がほしいです。まぐれ当たりは、正直、監督や演出家に追い込まれまくれば、割と誰でもできると思っているんですよね。

 

上遠野太洸 撮影=岩間辰徳

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――追い込まれたりもされますか?

もちろん、そういうこともありました。

――しかし、プレッシャーには強そうです。

割と現場でのプレッシャーには強いほうだと思います。むしろ自分で考え込んじゃって、家とかで変に落ち込んだりすることはありますけど、現場とかでは、あまりないと思います。たまに「何か違ったなあ」と、ふてくされたりするときはありますけど(笑)。

――ありがとうございました。最後に、『ガキ☆ロック〜浅草六区人情物語〜』を楽しみにしている読者へ、メッセージをお願いします。

浅草だからこそある温かい空気感と、源たち4人組をはじめとした、人と人との信頼、絆の尊さがある世界なので、ぜひ見て感じていただきたいです。人との関係を大事にしたくなるような、その第一歩になる作品だと思っています。あとは、浅草の魅力がたくさん出てくるので、浅草のいいところも知ってもらって、足を運んでもらえたらと思います。

 

上遠野太洸 撮影=岩間辰徳

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ドラマ『ガキ☆ロック〜浅草六区人情物語〜』は4月14日(金)より、Amazonプライム・ビデオにて配信スタート。

インタビュー・文=赤山恭子 撮影=岩間辰徳

プレゼント情報
上遠野太洸サイン入り色紙 1名様に
 
上遠野太洸

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配信情報
ドラマ『ガキ☆ロック~浅草六区人情物語~』
 
(C)CLUSTER inc.

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【ストーリー】
生まれも育ちも浅草六区、浅草寺で産湯をつかい、性は志村、名は源。通称・喧嘩祭りの源(上遠野太洸)は、ひとたび浅草を歩けば「源!」「源ちゃん!」と浅草の住人たちに声をかけられ、まるで寅さんのような人気ぶり。実家のストリップ劇場・イギリス座を手伝いながら、仲間の人力車屋のマコト(前田公輝)、フリーターのジミー(川村陽介)、おバカな坊主のまっつん(中村僚志)と共に今日も大好きな浅草で暮らしている。ある日、たこ焼き屋でアルバイトをしている今日子(久松郁実)に出会い、あっという間に恋に落ちた源が浮かれていると、事件は起きるのであった。いつものように先輩・のりお(勝矢)が営む居酒屋・のりおちゃんポーン!にたむろし、看板娘の真奈美(大塚千弘)らとバカ話で盛り上がっていると、猿のマスクを被った暴漢にいきなり殴られたと、流血した蕎麦屋の店主が倒れ込んでくる。浅草で次々に起こる不可解な事件、そして容赦なく始まる浅草の開発。源たちは「大切な浅草は、俺たちが守る!」と義理と人情を胸に、奔走していく―。

【スタッフ】
原作:柳内大樹
企画・プロデュース:河野正人(クラスター)

キャスト
上遠野太洸、山田裕貴、久松郁実、前田公輝、川村陽介、中村僚志、大塚千弘、勝矢、円城寺あや、六平直政、原田龍二、佐藤祐基、柾木玲弥、大倉士門、長田成哉、板野友美、中村静香

主題歌
オープニング曲:『赤い命が燃えている』 作詞:上中丈弥/作曲:THEイナズマ戦隊/歌:THEイナズマ戦隊
エンディング曲:『ガキ☆ロック』 作詞:柳内大樹/作曲:竹原ピストル/歌:竹原ピストル

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