映画『ねこあつめの家』舞台挨拶で大久保佳代子が忽那汐里に笑顔「20年前の私を見ているよう」
映画『ねこあつめの家』 (C)2017 Hit-Point/『映画ねこあつめ』製作委員会
人気アプリ「ねこあつめ」が、ねこ好きのねこ好きによるねこ好きのための映画『ねこあつめの家』として実写化し、4月8日(土)より新宿武蔵野館ほか全国公開となった。
公開初日の8日は、初日舞台挨拶がおこなわれ、主人公の売れない小説家・佐久本を演じる伊藤淳史と、ヒロインであり佐久本を支える新人編集者・ミチル役の忽那汐里、おかしな不動産屋役の大久保佳代子、蔵方政俊監督の4名と、物語のメインとなるねこのシナモンとドロップが登壇した。
無事に初日を迎えたことについて伊藤は「皆さんに見ていただけるこの日を待ち望んでいました。作品の巣立ちを実感しています」としみじみコメント。
バラエティ番組等でのゲスト共演はあるものの、今回の映画で初めてまともに絡んだという伊藤と大久保だったが、伊藤は大久保の印象を“とても真面目な人”と語る。
「大久保さん、実はすごく真面目な方なんです。演技について監督にも何度も質問していたのが印象的でした。出演シーンもそんなに多くなくて、わざわざ舞台挨拶するほどの分量じゃないんですけど……(笑)」(伊藤)
「見逃さないで!!」(大久保)
大久保の真面目さは監督からも折り紙つきなようで蔵方監督も伊藤に続き「(大久保が)生来の真面目な性格とは逆の、主人公を振り回す役をおもしろおかしく演じてくれた」と絶賛すると、照れ隠しなのか本当なのか、大久保は「撮影が真夏で炎天下だったから、早く終わらせたかったんで……」とぶっちゃけた。
ヒロイン役の忽那と大久保も同じく初共演だったそうで、初めて会うという忽那に対して大久保が「20年前の私を見ているようですね。忽那さんも20年後こうなるよ」とニヤける場面も。
『ねこあつめの家』というタイトルからもわかるように、本作でたくさんのねこに囲まれた伊藤は、「特にイチオシなのはシナモン! シナモンは本当に優秀で、台本どおりに表現ができるんです。人間なら理解できるけど、到底ねこにはわからないような細かい指示なのに、一発OKだったこともあります。さすがエースねこ!と思いましたね」と推しねこがいることを明かした。
映画『ねこあつめの家』 (C)2017 Hit-Point/『映画ねこあつめ』製作委員会
イベント終盤には、MCから語尾に“ニャン”をつけて意気込みを、とのオーダーが入り、各登壇者が照れつつもコメントを述べた。
伊藤淳史:ねこがとってもかわいいのはもちろんですが、それだけの映画ではありません。心温まるストーリーで見た方はきっと癒されるはず。大切な人や友達と一緒に見てほしいニャン!
忽那汐里:皆さんにぜひこの映画を楽しんでほしいニャン(照)
大久保佳代子:子供からお年寄り、40代のすさんだ心だって癒される映画です。カップルは見た後にニャンニャンしたらいいんじゃないかニャン!
蔵方政俊監督:日常で疲れたり、何かうまくいかないことがあった時に本作を観て、軽やかでゆるやかな気持ちになってくれたらうれしいニャン!
映画『ねこあつめの家』は新宿武蔵野館ほか全国公開中。
出演:伊藤淳史 忽那汐里
戸田昌宏 大久保佳代子/青戸浩香 大嶺創羽 村木藤志郎 大山うさぎ 田口トモロヲ/木村多江
監督:蔵方政俊/原作・原案:ねこあつめ(Hit-Point)/企画・脚本:永森裕二
企画・配給:AMGエンタテインメント/制作プロダクション:MEDIAND/製作:「映画ねこあつめ」製作委員会
(C)2017 Hit-Point/『映画ねこあつめ』製作委員会