【動画あり】キャロル・キング の波乱万丈の半生を描いたミュージカル『ビューティフル』製作発表レポート

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2017年7月から東京・帝国劇場にてミュージカル『ビューティフル』が上演される。4月12日(水)都内で製作発表記者会見が行われ、出演の水樹奈々、平原綾香、中川晃教、伊礼彼方、ソニン、武田真治、剣幸が登壇した。

本作はアメリカのシンガーソングライターであるキャロル・キングの波乱万丈の半生を数々の名曲と共に描いた作品である。2013年にブロードウェイで上演されるとたちまち話題。現在でもブロードウェイはもちろんのこと、全米ツアーやロンドン公演などを経ており、ロングラン公演となっている。2014年にはトニー賞、2015年にはグラミー賞とイギリスのオリヴィエ賞を受賞した名誉あるミュージカル作品が、2017年夏に満を期して日本初上演となる。

まずは、出演者たちによって披露された劇中ナンバー2曲のダイジェスト動画をご覧いただきたい。

ミュージカル『ビューティフル』 製作発表 歌唱披露

 


製作発表記者会見では出演者が意気込みなどについて語った。

主演のキャロル・キング役は水樹と平原のWキャストとなる。

水樹は「初めてのミュージカルチャレンジになりますので非常に緊張しております。今年デビュー20周年を迎える節目のタイミングで、このような大きなチャレンジをさせていただけるというのが本当に幸せです。新人になったつもりで全力でぶつかっていきたいと参りますので、よろしくお願いします」と挨拶。また、自身が好きなキャロル・キングの楽曲については「イッツ・トゥー・レイト」を挙げた。

平原は「私は以前ミュージカル『オペラ座の怪人』の続編に出演させてもらったのがミュージカル作品1回目なので、今回は2回目になります。でも、まだ素人です。ここにいるキャストはすごい方たちで、一緒に練習したときにすごく幸せな気持ちになれました。歌声も人柄も素晴らしいし、このミュージカルの曲やストーリーも素晴らしくて泣ける作品です。どうか7月8月、大切な人ともちろん1人でも構いませんので、たくさんの方に来ていただけるよう精進して頑張っていきたいと思います」と話した。また自身が好きなキャロル・キングの楽曲については「ナチュラル・ウーマン」と「ユーヴ・ガッタ・フレンド」を挙げた。

キャロル・キングと同時期に活躍し、新人作曲家バリー・マンを演じる中川は「大好きなキャロル・キングのナンバーを今日お届けできて、僕もこの作品に心からまず入りました。音楽っていうのはすごくいいなと思います。最近やらせていただいている作品が音楽というものが主役と言っても過言ではないくらいです。力を秘めたミュージカル作品が日本でもたくさん上演されるようになってきているのを実感しています。その中でもキャロル・キングは誰もが知っている名曲がたくさん詰まっています。この公演の初日までたくさんの曲を口ずさんでいただきながら、劇場に足を運んでいただけたらいいなと思います」と語った。好きな楽曲はやはり「ナチュラル・ウーマン」とのこと。

カレッジでキャロルと出会い、彼女に作詞を提供し後に夫となるジェリー・ゴフィン役を演じる伊礼は「素敵なキャロル・キングを傷つける最低な男です。8月はそういった生のところも楽しんでいただければと思います。傷つけるのは得意なんで、気を付けてください」と会場を和ませた。子どもの頃から「ユーヴ・ガッタ・フレンド」などが家でかかっていたが、「ロコモーション」のような踊れるナンバーもキャロル・キングの作曲だったとは知らなかったという。

バリー・マンとコンビを組む作詞家で、キャロルの友人ともなるシンシア・ワイル役を演じるソニンは「クリエイター役をやるのが初めてです。私の中でもチャレンジだと思うんですけど、シンシアはわりとダンスと女優の訓練もしていたので、自分と通じるものがすごくあるんじゃないかと思います。新たなチャレンジに向き合いつつ、自分のシンシア・ワイルを演じることができたらいいな」と自身とも重ね合わせた。好きな曲は「アイ・フィール・ジ・アース・ムーヴ」。

名プロデューサーのドニー・カーシュナー役を演じる武田は「7人の歌声がある中、私もほんのちょっと歌うんです。すごく楽しみなんですよ。今の歌割で気付いたと思うんですけど、少なめです。その部分は期待されていないんだろうなと思うんですが、培ってきた芸能生活27年目、27年間培ってきた人柄で、このカンパニーに溶け込んでいけたらいいなと思います。上演される頃には1番の注目作になること間違いありません」とコメント。好きなキャロルの曲は、このミュージカルには登場しないながら「ジャズマン」とのこと。

キャロル・キングの母親であるジーニー・クライン役を演じる剣は「音楽が我々に与えてくれるものは計り知れないと思います。特にキャロル・キングの歌に我々の世代はものすごく勇気づけられたなと。キャロル・キングの母親ということで、そういう素晴らしい人物を育てた母をどう演じるかすごく楽しみです」と言葉をくれた。キャロル・キングの曲は「ロコモーション」「イッツ・トゥー・レイト」「ユーヴ・ガッタ・フレンド」など、どれも好きだそうだ。

製作発表記者会見では歌唱シーンも披露された。水樹と平原で「ビューティフル」、本日の登壇者全員で「ユーヴ・ガッタ・フレンド」を聞かせてくれ、その確かな歌唱力には会場からは拍手喝采となった。

ミュージカル『ビューティフル』は2017年7月26日(水)~8月26日(土)まで東京・帝国劇場にて上演される。

ミュージカル『ビューティフル』 製作発表 TALK
 

取材・文・撮影:鈴木唯  動画撮影:登坂義之

公演情報
ミュージカル『ビューティフル』

■会場:帝国劇場
■日程:2017年7月26日(水)~8月26日(土)
■出演:
水樹奈々/平原綾香(Wキャスト) 
中川晃教 伊礼彼方 ソニン 武田真治 剣幸 
伊藤広祥 神田恭兵 長谷川開 山田元 山野靖博 
エリアンナ 菅谷真理恵 高城奈月子 MARIA-E ラリソン彩華 綿引さやか
■脚本:ダグラス・マググラス
■音楽・歌詞:ジェリー・ゴフィン&キャロル・キング バリー・マン&シンシア・ワイル
■演出:マーク・ブルーニ
■振付:ジョシュ・プリンス
■オリジナルセットデザイン:デレク:マクレーン
■オリジナル衣裳デザイン:アレホ・ヴィエッティ
■オリジナル照明デザイン:ピーター・カックゾロースキー
■オーケストレーション・ヴォーカル&音楽アレンジ:スティーヴ・シドウェル
■演出リステージ:シェリー・バトラー
■振付リステージ:ジョイス・チッティツク
■音楽スーパーヴァイザー:ジェイソン・ハウランド
■翻訳:目黒 条
■訳詞:湯川れい子
■日本版演出アドバイザー:上田一豪
■公式サイト:http://www.tohostage.com/beautiful/

 

 

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