今回の天気は?cero、2回目の日比谷野音「Outdoors」

レポート
音楽
2017.4.25
cero「Outdoors」の様子。(撮影:三浦知也)

cero「Outdoors」の様子。(撮影:三浦知也)

ceroのワンマンライブ「Outdoors」が4月23日に東京・日比谷野外大音楽堂で開催された。

昨年5月にも日比谷野外大音楽堂でワンマンライブ「Outdoors」を開催した彼ら。前回は雨に見舞われる公演となったが、今年は快晴に恵まれ、会場はさわやかな雰囲気に包まれた。

ライブはメンバー全員の息ぴったりなコーラスののち、メロウな曲調の「水平線のバラード」でスタート。「DRIFTIN'」ではフロアに夕日が差し込む中、張りのある管楽器の音色が鳴り響いた。

「Summer Soul」披露後、高城晶平(Vo, Flute, G)は「寒いっすね!(Suchmosの)YONCEみたいな感じにカッコよく上着を脱ごうとしたけど……」とコミカルに語りオーディエンスの笑いを誘う。そんな彼が「あったまる音、出してくれよ!」とメンバーに語りかけ披露されたのは、グルーヴィな「Yellow Magus」。以降アグレッシブな曲展開が繰り広げられ、「Wayang Park Banquet」「Elephant Ghost」などでメンバーのテンションは一気に上昇。観客も幾度も歓声を上げ、ceroのパフォーマンスに没頭していた。

「我が名はスカラベ」の演奏が終わる頃には日も暮れるが、空に雲もかかっていく。この様子を見た高城は「暗いし、めちゃくちゃ曇ってるし……嫌な予感しますね」と昨年の「Outdoors」の悪天候を振り返るような発言でフロアをざわつかせた。「いっちゃうか? やめとくか!」と高城がフォローしたのち、メンバーは浮遊感のある「ロープウェー」「FALLIN'」で会場を心地よい雰囲気に包み込んだ。そしてVIDEOTAPEMUSICのVJが楽曲の世界観を彩った「Narcolepsy Driver」ののち、ラストは新曲で締めくくられた。

アンコールでは高城が「寒いなー!」と言いつつ上着を脱ぎ、そのままMCコーナーへ。荒内佑(Key)は結成初期にバーミヤンでメンバーと打ち上げをしたことを話題に上げ、「『野音にライブするようになっても、バーミヤン来てとりあえず3種盛り食べるんかな』って話したよね」と回想。それを聞いた高城は「そんなこと言ったの!?」と驚きつつ、「今日の打ち上げは決定だな!」とリラックスした様子で語り合った。そして最後は最新シングルナンバー「街の報せ」、穏やかなサウンドと優しいコーラスワークが特徴的な「大停電の夜に」でフィニッシュ。終始天気も荒れることなく、今回の「Outdoors」は幕を閉じた。

なおceroは8月11日に東京・新木場STUDIO COASTでライブイベント「Traffic」を開催することを発表。バンドのオフィシャルサイトでは、4月30日23:59までチケットの先行予約を受け付けている。

 

cero「Outdoors」
2017年4月23日 日比谷野外大音楽堂 セットリスト

 

01. 水平線のバラード
02. ticktack
03. マイ・ロスト・シティー
04. DRIFTIN'
05. Orphans
06. Summer Soul (Interlude)
07. Yellow Magus (Obscure)
08. Wayang Park Banquet
09. Elephant Ghost (Outro)
10. 我が名はスカラベ
11. ロープウェー
12. outdoors
13. FALLIN'
14. エキゾチックペンギンナイト
15. 魚の骨 鳥の羽根
16. TWMKL
17. よきせぬ
18. 夜去
19. Narcolepsy Driver
20. 新曲
<アンコール>
21. 街の報せ
22. 大停電の夜に

cero Presents“Traffic”

2017年8月11日(金・祝)東京都 新木場STUDIO COAST
OPEN 13:00 / START 14:00
<出演者>
cero / and more

音楽ナタリー
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