安室奈美恵、全国ツアーファイナル!100公演を完走
安室奈美恵
安室奈美恵が、5月3日(水) 大阪・オリックス劇場にて、自身最多公演数となる100公演の全国ホールツアー『namie amuro LIVE STYLE 2016-2017』の最終公演を迎えた。
安室のライブといえば、MCを一切挟むことなく、歌とダンスのみで構成されたストイックなパフォーマンスに定評があり、なかなか手に入れることのできないプレミアムであることは有名だ。
今回は、全国40都市・100公演・約26万人動員のロングツアーの最終公演。ライブは、ダンサーと繰り広げるクオリティの高いダンスパフォーマンスはもちろんのこと、今回特に注目が集まったのは、セット後方に設置された6本の可動式タワーだ。
片面にはLED、もう片面には照明が組み込まれていて、パフォーマンスに合わせて綿密にプログラミングされている。また、LED面が6本集まると1枚の巨大スクリーンとなり、3本づつ集まると合計2枚のスクリーンに、2本づつ集まると合計3枚のスクリーンになるなど、楽曲に合わせて様々なパターンが用意されている。
特に、ライブ中盤で披露したアルバム『PLAY』収録曲の「Hide & Seek」では、1枚の巨大スクリーンが中央から左右に割れ、回転しながら照明へと転換していく中、ステージで歌い上げる安室奈美恵の姿は大迫力だ。その他、アルバム『FEEL』収録曲の「Hands On Me」では、6本バラバラの縦長スクリーン1本1本に、モーションキャプチャで制作されたCGのダンサーが映し出され、ステージ上の安室奈美恵とダンサーのダンスと完全シンクロ。ドラマ『僕のヤバイ妻』主題歌の「Mint」でも、2本づつ合計3枚のスクリーンに「Mint」MVが映し出され、MV内のダンスとステージ上がシンクロするなど、このステージがいかに計算し尽くされた上で完成されたものかが伝わってくる。
安室奈美恵本人は、「初めての100公演を、無事に終えることができてとても嬉しく思います。ホールツアーということで、皆さんとより近い距離でライブを楽しむことができました。」とコメント。
総勢10名のダンサーと、アンコール含め全27曲を披露し、大歓声のなかライブは終了となった。
また、最終公演と同日に発売された本ツアーのLIVE DVD&Blu-rayには、「Hero」「Mint」をはじめ、映画『デスノート Light up the NEW world』主題歌&劇中歌の「Dear Diary /Fighter」など、2016年を彩ったヒットソングで構成された本編全27曲が収録されている。さらには、昨年クリスマスに話題となったCMソング「Christmas Wish」など、季節限定で披露されたハロウィンver.とクリスマスver.のアンコール曲も収録される。
会場を訪れた人はもう一度、訪れていない人はこの機会に、プレミアム・ステージと言われる安室奈美恵のライブを体感してみて欲しい。
安室奈美恵
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