藤あや子 歌手生活30周年記念公演で二葉百合子と念願の共演

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藤あや子

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今年2017年で歌手生活30周年を迎えた藤あや子が5月12日、中野サンプラザで記念コンサート『歌手生活30周年記念コンサート 艶歌暦(つやうたごよみ)』を行なった。尊敬する二葉百合子と念願の共演も果たした本公演の模様をオフィシャルレポートでお届けする。


1987年に村勢真奈美名で歌手デビューし、1989年藤あや子に改名、今年で歌手生活30周年を迎えた藤あや子。その30周年を記念して、2017年5月12日に『藤あや子 歌手生活30周年記念コンサート 艶歌暦(つやうたごよみ)』と題した昼夜2回公演が中野サンプラザで開催され、約4000人を魅了した。
 
藤あや子としてデビュー3作目の「こころ酒」が大ヒットし、『第43回NHK紅白歌合戦』の初出場を果たし、その後も「むらさき雨情」「花のワルツ」「雪 深深」など数多くのヒット曲を輩出。また、「小野 彩」というペンネームで作詞・作曲もこなす稀有な存在で、デビュー以来、常に演歌界の第一線を走り続けている。今回の記念コンサートでは、師と仰ぐ二葉百合子をゲストに迎え、念願の共演を果たした。まさに藤あや子にとって節目の年にふさわしい華々しいコンサートとなった。
 
観客からの大きな拍手に迎えられ、大ヒット曲「こころ酒」で幕をあけ、「むらさき雨情」「曼珠沙華」「あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!!~」など、ファンにはお馴染みのヒット曲を披露。中盤では、尊敬する二葉百合子を特別ゲストとして迎え、夢の競演を果たした。藤は二葉百合子に弟子入りし浪曲を習い、2005年に発表した自身初の歌謡浪曲「港子守歌-蝶々夫人に寄せて-」を師の見守る中で堂々と披露。続いて二葉百合子が、自身の代表作「岸壁の母」を熱唱。その変わらぬ圧巻の歌声と語りに客席からの大きな拍手に沸いた。この師弟競演コーナーは最後に「関東一本〆」をふたりで歌い、観客と恒例の手締めで締めくくられた。二葉百合子との念願の共演となった藤は「二葉先生は日本の宝です。私は30周年でまだまだ足元にも及びませんが、これからも先生を目標にして頑張って歌っていきたいと思います」と話した。
 
コンサート後半では、30周年を記念して南こうせつから贈られた記念曲「たそがれ綺麗」や、6月21に発売される男性ボーカルのカバーアルバム「GENTLEMAN~私の中の男たち~」の中から井上陽水の「ジェラシー」を妖艶なドレス姿で披露。衣裳を着物に変えた藤は、客席で見守る南こうせつをステージに呼びこみ、同じく30周年記念曲「からたちの小径」の制作秘話を披露した。この曲は、生前、親交の深かった故・島倉千代子の最後のシングル曲。南こうせつとのデュエットでしっとりと歌唱した藤は「一生の想い出になりました」と感激した様子だった。続いて自身が作詞・作曲をした代表曲「紅い糸」を真っ赤に染められた幻想的なステージで披露すると会場は大きな拍手と熱気につつまれた。そして、コンサートのラストは静寂の中から二胡の音色、さらに、三味線と尺八の演奏が響き会場全体が息を飲む中、藤がドラマティクに登場、紙吹雪の中「雪 深深」を熱唱し観客からの大声援の中、記念のコンサートを締めくくった。

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