劇場アニメ『BLAME!』公開記念に『シドニアの騎士』を再上映 上映会イベントの公式レポートが到着

レポート
2017.5.14
“東亜重音”結成式付き「BLAME!×シドニア上映会」 (C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

“東亜重音”結成式付き「BLAME!×シドニア上映会」 (C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

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5月20日(土)より2週間限定で劇場アニメ『BLAME!』が全国公開されることを記念し、5月13日(土)より『BLAME!』の本編冒頭付『劇場版 シドニアの騎士』が日本各地の劇場で再上映される。

劇場アニメ『BLAME!』は、講談社『アフタヌーン』にて1997年から2003年に連載された弐瓶勉氏のデビュー作『BLAME!』の映像化作品で、今回再上映が決定した『シドニアの騎士』は、弐瓶氏が2009年から2015年まで連載していた同名漫画を原作とした劇場版である。『シドニアの騎士』は、第39回講談社漫画賞を受賞し、2014年にはアニメ化もされている人気作だ。

再上映では、岩浪音響監督の元、『BLAME!』と『シドニア』の為に特別に各劇場で調音された音響システム、その名も“東亜重音”による極上の音響で両作品を楽しむことができる。

5月13日(土)には、川崎チネチッタにて『“東亜重音”結成式付き「BLAME!×シドニア上映会」』イベントが実施された。イベントは、『劇場版 シドニアの騎士』の再上映と『BLAME!』の本編冒頭部分が先行公開され、“東亜重音”結成式と題して舞台挨拶がおこなわれた。

小雨が降る悪天候な状況な上に、朝9:00からの上映スタートだったにも関わらず、場内は約500人もの熱狂的なファンで埋め尽くされていた。舞台挨拶には、両作品を制作した瀬下監督と岩浪音響監督、両作品の主題歌を担当したangela、『シドニアの騎士』にて谷風長道役を務めた逢坂良太と、『BLAME! 』でタエ役、『シドニアの騎士』で星白閑役を務めた洲崎綾が登壇。

(左から)KATSU、atsuko、洲崎、逢坂、岩浪、瀬下 (C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

(左から)KATSU、atsuko、洲崎、逢坂、岩浪、瀬下 (C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

登壇者同士のトークでは、洲崎が「シドニアチームでまた舞台に立てるなんて、本当に嬉しくて、昨日の夜は眠れなかった」とチームの久々の再会を喜ぶ一方、岩浪音響監督が、「逢坂さんは息子にしたい声優NO.1ですが、洲崎さんは絶対に娘にしたくないキャラ(笑)。洲崎さんのファンには謝っておきますが、オヤジを怒らせる天才なんですよ! 例えば、弐瓶先生と初めて会った時、あの温厚な弐瓶先生をたった30分でキレさせてしまいましたからね……」と洲崎が原作者の弐瓶氏を怒らせた(?)事件を暴露する一幕も。

これに応戦した逢坂からも、「洲崎さん、僕のことをファニーフェイスだからファニ坂って呼ぶんですよ」と冗談まじりにクレームが入り、仲が良いからこそ出せるボケ、ツッコミのようなテンポで洲崎をからかうシーンには、会場が笑いに包まれた。

このほか、舞台挨拶で語られた各登壇者のコメントを紹介する。

逢坂良太
何年もの間、ファンの皆さまから継続して愛してもらえる作品というのは、なかなかないと思います。今日も多くの方がご来場くださり本当に嬉しいです。『シドニア』は、TVアニメや映画では完結していませんが、原作では完結しているので、ぜひ、シドニア第3弾を作っていただき、アニメでもシドニアを完結させて欲しいですね。そして弐瓶作品がより多くの人に沢山愛されると嬉しいです。その為にも、まず『BLAME!』にはヒットしていただかねばなりません!皆さん『BLAME!』を150回ぐらい見てください(笑)。

 

洲崎綾
本当にシドニアチームとこうして一緒に舞台に立てるのは、とってもワクワクします! 正直、昨日の晩は楽しみで眠れなかったんですよ。こうして多くのお客様に支えていただき、またみんなとここに居られる事がとても嬉しいです! 『シドニア』はメインのヒロイン・星白役をやらせて頂いた作品ということもあり、私にとってすごく特別な存在です。いつまでも愛していきたい作品です。『BLAME!』も是非、お楽しみください!

 

KATSU(angela)
『シドニア』があったからこそ、いまのぼく達 angela があるって言っても過言ではないです。『シドニア』は本当に大切な作品なので、ぜひ続編として第3弾を作って欲しいですね。『シドニア』のヒットで『BLAME!』が誕生したと聞いたので、今度は『BLAME!』がヒットして、『シドニア』の第3弾が出来るのが夢です。ただ一つ気がかりなことがありまして……。弐瓶先生の新作『人形の国』が重版かかって、生産が追い付かないほど人気らしいんです。『BLAME!』がヒットをうけてシドニア第3弾の映画化を希望していますが、『人形の国』の映画化が先にくるかもって心配で(笑)。監督、『シドニア』をよろしくお願いします!!

 

atsuko(angela)
弐瓶さんの作品は、自分たちの知らないangelaを引き出してもらえる気がします。弐瓶先生の作品に出会えた『シドニア』があるからこそ、今の自分たちがあると思ってます。『シドニア』の曲を作ったのが3年前。自分たちを変えてくれた作品だし、凄く感謝していますね。テレビアニメ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』のオープニング主題歌の「騎士行進曲」は、東洋の国歌や軍歌の様な曲にしようと思って作りました。70年代の日本のアニメソングも軍歌ぽいのですが、それを現代風にアレンジすると面白いんじゃないかと。『劇場版 シドニアの騎士』の主題歌は、最後にしっとりした曲がいいと思い「愛、ひと欠片」を作りました。そして新作の『BLAME!』の主題歌「Calling you」ですが、これは制作まで大変でした。詳しくは5月20日から公開にある『BLAME!』を劇場でみて感じて欲しいです。

 

岩浪音響監督
普通、日本の映画館では、世界的に映画はハリウッド中心ということもありアメリカ製のスピーカーを採用しているところが大半なのですが、ここチネチッタの「LIVE ZOUND」はドイツ製。音楽シーンでは9割がヨーロッパ製のスピーカーで、音楽ライブで使うレベルの高性能なスピーカーです。そんな高性能なラインアレイスピーカーを6台、左右と中央(スクリーン裏)、合計18台に設置している。そしてチネチッタでは重低音を担当するスーパーウーファー(d&b audiotechnikのJ-SUB)がスクリーン下に4台設置されているのですが、普通ならこの半分。素晴らしい環境ですよ。 そして5月20日から公開の『BLAME!』は、幕張や名古屋などでドルビーアトモスでも上映を楽しめます。是非音響の違いを楽しんでもらい、映画館で観なくてはいけない作品だと思ってもらえると嬉しいです。5月20日、ぼくは幕張にいます! 会いに行ける音響監督です! ぜひ幕張でお会いしましょう。皆さんの応援が頼りです。よろしくお願いします!!

 

瀬下監督
シドニアを愛するみなさんのパワーがあったからこそ、新作『BLAME!』を作る事が出来ました。愛すべきシドニアチームの系譜をしっかりと受け継いでいる『BLAME!』は、みなさんの力が集結して誕生しました。みなさんの力が大きなうねりとなり、ドンドン高まっていって欲しいです。

(左から)KATSU、atsuko、洲崎、逢坂、岩浪、瀬下 (C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

(左から)KATSU、atsuko、洲崎、逢坂、岩浪、瀬下 (C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

劇場アニメ『BLAME!』は、5月20日(土)より全国公開(2週間限定)。

作品情報
劇場アニメ『BLAME!』

<キャスト>
霧亥:櫻井孝宏/シボ:花澤香菜/づる:雨宮天/おやっさん:山路和弘/捨造:宮野真守
タエ:洲崎綾/フサタ:島﨑信長/アツジ:梶裕貴/統治局:豊崎愛生/サナカン:早見沙織
<スタッフ> 
原作:弐瓶勉『BLAME!』(講談社「アフタヌーン」所載)
総監修:弐瓶勉 監督:瀬下寛之
副監督/CGスーパーバイザー:吉平"Tady"直弘 脚本:村井さだゆき
プロダクションデザイナー:田中直哉 キャラクターデザイナー:森山佑樹
ディレクター・オブ・フォトグラフィー:片塰満則 美術監督:滝口比呂志
色彩設計:野地弘納 音響監督:岩浪美和 音楽:菅野祐悟
主題歌:angela「Calling you」 音楽制作:キングレコード
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
配給:クロックワークス 製作:東亜重工動画制作局

(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局
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