『山村浩二 右目と左目でみる夢』が8月公開 サティの音楽を再現した作品も
©Yamamura Animation
映画『山村浩二 右目と左目でみる夢』が、8月5日から東京・渋谷のユーロスペースで公開される。
『頭山』『カフカ 田舎医者』などで知られるアニメーション作家・山村浩二の新作短編で構成される『山村浩二 右目と左目でみる夢』。2016年に制作された『サティの「パラード」』『怪物学抄』を含む9作品が収録される。
『サティの「パラード」』は、ジャン・コクトー、パブロ・ピカソ、エリック・サティが共作し、1917年に発表された舞台『パラード』の舞台音楽を山村がアニメーションで再現した作品。ウィレム・ブロイカーによる演奏が使用されている。『怪物学抄』は奇妙な言葉と共に怪物たちが登場するという内容で、絵本化が決定している。現在、両作品の予告編が公開中。なお『山村浩二 右目と左目でみる夢』のタイトルはエリック・サティの曲名『右と左に見えるもの(眼鏡なしで)』に着想を得たものだという。