2015年7月1日『ハンサム落語 第六幕』東京凱旋公演がCBGKシブゲキ!!にて開幕
撮影: 【鏡田 伸幸】写真提供:CLIE
ハンサム達の本気の落語
大好評の『ハンサム落語 第六幕』が7月1日(水)、東京凱旋公演初日を迎えた。
2013年2月の初演以来、シリーズ化されて異例の早さで公演を重ねている『ハンサム落語』。今回は、6月にCBGKシブゲキ!!での東京公演、テイジンホールでの大阪公演を全公演満席で終え、CBGKシブゲキ!!に凱旋した。
若い世代には馴染みが薄く、敷居も高いイメージだった古典落語を、内容はそのままに若手俳優が2人1組で朗読劇のように魅せる、新型の“掛け合い落語”にアレンジ。キャストの組み合わせにより、同じ演目でもちがった魅力の作品となるため、リピーターも多い。
今回の演目は「錦明竹」「はてなの茶碗」「もう半分」「たちきれ線香」。ペアも入れ替えが行われ、各公演2組4名ずつで上演される。
桑野晃輔、井深克彦の熱演! 撮影: 【鏡田 伸幸】写真提供:CLIE
東京凱旋公演の初日に行われた公開場当たりと囲み会見には、凱旋公演に出演する全キャストが艶やかな衣装を身につけて登壇。井深克彦・植田圭輔・植野堀誠・北村諒・桑野晃輔・松本寛也が、公演への意気込みや見どころを語った。
なおこの6名のうち、『第四幕』への出演経験のある植田以外はすべて『第六幕』が初出演。植野堀はこの東京凱旋公演からの出演となる。
植田圭輔、北村諒 撮影: 【鏡田 伸幸】写真提供:CLIE
井深克彦「植野堀(誠)くんが“凱旋公演からの出演ですごく緊張している”と始まる前から言っていたので、みんなでサポートしながら、持ちつ持たれつでできたらなと思います。僕は一人だけ衣装が振り袖なので、そのビジュアルを活かして妖艶なところを見せていきたいなと思います」
植田圭輔「今回は大阪公演からの出演でしたが、大阪のお客さんにすごく暖かく迎えてもらえたので、そのパワーを受けて東京凱旋も頑張りたいと思います。(お客さんと噺を)オトす自信?あります!(笑)オープニングから落とす自信があります。僕の見どころは“汗”ですね。汗をかいて熱量を届けます」
植野堀誠「東京凱旋公演からの出演で不安もありますが、皆さんにサポートしていただきながら、そしてお客様の笑いを見ながら、雰囲気を掴んで頑張りたいと思います。自分が演じるのは難しいですが、落語は聞けば聞くほど楽しくなっていくんです。言い回しや役に入る時の感情の入れ方など、もっともっと掴みたくなっていきますね」
北村諒「落語を見て勉強する中で自分の力不足を痛感しましたが、今後に活かしていけるだろうなと思います。最初はすごく緊張していたんですが、東京公演・大阪公演と重ねてリラックスしてやれるようになってきたかなと思います。最初から最後まで、(共演者ではなく)僕をずっと見ていて欲しいですね!(笑)」
桑野晃輔「今回初出演にも関わらず、誰よりも多い15公演に出させていただきます。東京公演の初日は僕のセリフから始まり、東京凱旋公演の大千秋楽は僕のセリフで終わるんです。プレッシャーは感じますが、僕らしくまっとうしたいなと思っています」
松本寛也「演劇でもなく落語でもない『ハンサム落語』という新しいエンターテインメントをみんなでステージに乗せて、一緒に戦っていけたらいいなと思います。“イケメン枠”と呼ばれがちな僕達ですが、そこだけじゃなく、演技の中で掛け合いや、独特の“間”などから“こんな面白いこともできるんだ!”と思っていただけたら一番嬉しいです」
『ハンサム落語 第六幕』東京凱旋公演は7月5日(日)までの上演。
(c)2015 CLIE
『ハンサム落語 第六幕』
東京 6月13日(土)~6月21日(日) CBGKシブゲキ!!
大阪6月26日(金)~6月28日(日) テイジンホール
東京凱旋 7月1日(水)~7月5日(日) CBGKシブゲキ!!
脚色・演出:なるせゆうせい
出演:磯貝龍虎、井深克彦、植田圭輔、植野堀誠、北村諒、
桑野晃輔、平野良、松本寛也、宮下雄也、米原幸佑(五十音順)
※日替わりで2組4名ずつ出演
料金:5,500円
公式サイト:http://www.clie.asia/hr6/
公演お問合せ先:株式会社CLIE tel:03-6455-4771(平日11時~18時) e-mail:info@clie.asia