梶裕貴も絶賛「マニアックな所も含めてぜひ見ていただきたい」　夏休みは『進撃の巨人』と東京ジョイポリスのコラボで思い出をシェア！

謎解きイベントは、導入のムービーから始まる。巨人の住処となっている技術都市「ジョイポリス」を奪還するのが目的だが、巨人を挟み撃ちにするという当初の作戦は失敗し、リヴァイ兵長とエレンは足止めをくらった。挽回すべくリヴァイ兵長から託されたのがこの作戦書。

作戦書の謎を解いて巨人をせん滅し、二人を救出という熱くなるシチュエーションに心躍るが、一筋縄ではいかない謎が多くなかなか先に進めそうにない。

館内に設置されたボードに書かれた謎を解きながら進めていくのだが、一人でスイスイ進んでいくのは難しく、協力プレイが不可欠。ヒントは貰った作戦書やボードなどに全て記されているが、答え合わせで「そうだったのか！」と気づくようなレベルになっている。大人数で参加すれば、誰かが気付いて進むことができるというのが醍醐味なのだ。

謎をすべて解くと、現実に巨人と戦闘することになる。『進撃の巨人』の世界を体験しながら、巨人との戦闘までできる『進撃の巨人 体感型ゲーム"解" ～技術都市奪還作戦』は、みんなで夏休みの思い出を作るのにピッタリだ。

謎解きイベント中に気になって仕方ないのは1st Floorにある2体の等身大フィギュア。7月13日の除幕式にはミカサ・アッカーマン役の石川由依とエレン・イェーガー役の梶裕貴の声優二人が駆け付けた。

前回のリヴァイに続いて等身大フィギュアになったのは主人公エレン。細部まで作りこまれたフィギュアに、梶は「後ろから風になびく躍動感を、マニアックな所も含めてぜひ見ていただきたい」と語り、エレンが選ばれたことを喜んだ。

フィギュアの奥で行列ができているのは「ハーフパイプ トーキョー」。『進撃の巨人』の楽曲に合わせ、回転技を決めるスリルは、まるで立体機動装置。

石川は開店前に体験し、梶に勝利して「ミカサはエレンに負けられない。なかなか回転できない。リヴァイさん、本当にこんなに回転してるんだ」と、まるでミカサが「ハーフパイプ トーキョー」を体験したような感想を残した。

夏場なのでいったん塩分と糖分を補給した方が良いだろう。コラボフードも豊富で、その中から塩分を補給できる「サシャおすすめベーコン串セット」と、糖分を補給できる「超大型巨人級シュータワー」をチョイス。

昼間のテラス席はさすがに暑かったが、ハトと一緒にいただいた。「サシャおすすめベーコン串セット」の塩分が染み入る感じで、「超大型巨人級シュータワー」の優しい甘みとベリーの酸味、ひんやりとしたクリームが疲れをいやしてくれる。梶が試食で「シェアしやすい」と語ったように、みんなでワイワイ食べたいものだ。

燃料補給が終われば、オリジナルグッズを買いに行きたい。こちらの目玉は28,000円の限定等身大パネルで、発売から10分で完売したのだが、再入荷が決定したそうだ。

梶が「グッズ化されたことのない方々がグッズになっている」とコメントしたように、様々なキャラクターがグッズになっているのも見逃せない。

お土産なら「巨人になったつもりスナック」が面白い。ジョイポリスに行けなかった人にも『進撃の巨人』の世界観を垣間見てもらえそうだ。

その他にもカーニバルゲームコーナーなど館内のいたるところでコラボレーションが実施され、ウェルカムボイスや館内放送でもエレン・リヴァイ・ミカサ・エルヴィンの撮りおろしボイスが聞ける。コラボ期間中に誕生日を迎えるキャラのバースデー企画もあり、バースデーボードの設置だけでなく、7月26日はサシャ、8月1日はライナー、9月5日はハンジのコラボパフェが販売されるなど盛りだくさんの内容になっている。

この夏は東京ジョイポリスで、『進撃の巨人』の世界観を共有し、巨人を倒して思い出をシェアしよう。 
 

取材・文・撮影＝城岡修史
「進撃の巨人 attack on titan in JOYPOLIS- Season 2 -」：（C)諫山創・講談社／「進撃の巨人」製作委員会