関口メンディーインタビュー 不安を払拭し全力で挑んだスクリーンデビュー『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』
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関口メンディ― 撮影=荒川 潤
この日、関口メンディーはやや強張った顔つきで取材に臨んでいた。スチールもインタビューも、所属しているGENERATIONS from EXILE TRIBEや、EXILEの現場で慣れているはずなのに、なぜ?――尋ねると、関口は「映画の取材、やったことないんですよ」と、緊張の糸がゆるんだように、少しはにかみつつ答えた。
見上げるほどの上背に分厚い胸板という、めぐまれた肢体から繰り出す重いパンチやキックは、初出演作『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』(以下、『THE MOVIE 2』)でいかんなく発揮される。アクション映えする堂々とした風情は、『THE MOVIE 2』にぴったりで、思わず「初」ということを忘れてしまうほどだった。スクリーンデビューを飾りながらも、オフカメラでは初々しい素顔を覗かせる関口に、激動の日々を振り返ってもらった。
‟子ども好き”フォーはどうやって出来上がったのか
関口メンディ― 撮影=荒川 潤
――演じられたフォーは、見せ場も多く、濃いキャラクターでした。
今回フォーをやらせていただくにあたって、脚本家の方と「どういうキャラクターにするか?」という話をしたんです。『HiGH&LOW』シリーズはフィクションですけど、元々の演じる方のキャラクターが結構反映されていたりするんです。僕の場合も、自分のイメージや性格から派生させて役を作っていきました。
――フォーのような部分もあるんですね?
そうですね。争いが好きではないとか、子供が好きとか、音楽も好きという設定なんかは同じです。
――とはいえ、全然違う部分もありますよね?
基本的には喧嘩とかはしないので(笑)、そこは違います。でも、わりと似ているところが多いです。
――フォーのキャラクターが出ているような、特に好きな場面はどこでしょう?
『THE MOVIE 2』で言うと、見どころはアクションです。自分は殺陣をやるシーンがあったので、個人的には一番好きなところです。
――具体的には、どのような演出を受けましたか?
基本的な殴る、蹴るの動作を練習させてもらいました。あとは、殺陣師の方に、「この人の動きが格好いいから、ちょっと見てみて」と格闘家の方を参考にするようにとアドバイスをいただきました。
――元々身体能力が高いので、ちょっとやったらできそうなイメージです。苦労はなかったですか?
いや……!苦労しました。「動き的にはそんなに問題ないよ」とは言ってもらえたんですけど、人と合わせることが、やっぱり難しかったです。アクションは当たっているように見えて、当てていなかったりするので、そのさじ加減が大変でした。すごく当てているつもりなのに、映像を通して見ると、全然当たっているふうに見えなかったりして……。自分ができていても、相手とのタイミングがありましたし。ある意味、ダンスと同じで振りを覚えるとは言いませんが、順番を覚えるという感じでした。
関口メンディ― 撮影=荒川 潤
――クランクインする前に、周りの出演者から何か言葉はかけられましたか?
皆、口をそろえて「すごい規模感の撮影」とは言っていたので、どういう感じなのかなって本当にワクワクしたのと、少しの不安もありました。
――俳優として演じることの照れや戸惑いが、その不安にはあったのでしょうか?
そうですね。最初はあったんですけど、現場でテストの映像を見ると、その気持ちがすごく表に出ていたんです。これはふっ切るしかないな、役として入り込まないとダメだな、とすごく感じました。
――すぐ切り替えられたんですか?
(演技の)経験もそんなにない、自分みたいな人が出演させてもらっているので、そういう姿勢はダメだなと思ったんです。全力でやるのが一番だろうと切り替えました。
「本当に観ていてすごいし、引き込まれる」『HiGH&LOW』のキャラクター
関口メンディ― 撮影=荒川 潤
――同じ‟プリズンギャング”のグループでは、NAOTOさん(※ジェシー)も初登場ですよね。お話はされましたか?
普段から、NAOTOさんはよくごはんに誘ってくださったりしているので、一緒にいることがすごく多かったです。いろいろ話し合うこともあって、そのひとつにグループの衣装のことがあります。基本的にHIROさんのイメージはあるんですけど、「周りとはかぶらない衣装って何だろうね?」とグループで話し合って決められたりもしました。撮影が近づくにつれ、コミュニケーションは多くなっていた気がします。
――衣装までこだわって、細かくやられたんですね。
キャラクターやグループについて、話し合う機会は多かったと思っています。けど、僕、『THE MOVIE 2』が初めてなので、これが細かいかもわからないんです(笑)。
関口メンディ― 撮影=荒川 潤
――そうでした! 出演が決まる前まで、『HiGH&LOW』は、どうご覧になっていたんですか?
普通にファンでした。ドラマも映画もすごく面白かったですし、「次どうなるの?」みたいな展開が海外ドラマみたいで好きです。あと、周りの知っている人が出ているので(笑)、そういう意味でも楽しみで。
――特にお気に入りのキャラクターはいましたか?
鬼邪高校の山田裕貴さんのキャラ(※村山良樹)は好きですね。
――『HiGH&LOW』出演者の間では、隠れ村山ファンが多いみたいです。
いや~、村山は格好いいですよ。一見フニャフニャしているように見えて、実はしっかりしているし、強いのが好きなんです。
――関口さんは強そうで、強いですもんね。
(笑) 実際やったら、わかんないですけど。でも村山は格好いいですし、お芝居に引き込まれます。偉そうなことは言えないですけど、本当に観ていてすごいなと思いました。
――『HiGH&LOW』は映画版のリピーターや、男の人のファンも多いです。何がそんなに虜にさせると思いますか?
HIROさんが作っているからですかね。EXILEは女性ファンの方はもちろんいらっしゃいますけど、男性が憧れる存在であるとも思うんです。EXILEのリーダーであるHIROさんが作るものは、やっぱり「男に刺さりやすい」というか。男性の方が見て「格好いい!」と思えるものに、自動的になっていくのかなと思います。
――ビジュアルも、仲間との絆などの面も、ということですか?
はい。『HiGH&LOW』は青春や友情や絆とか……僕も好きな言葉なんです。そういう言葉がピタッとハマるようなシーンがすごく多いと思うので、特に男性の方々が観ていてグッとくるものがあるのかなと思います。
――そういう意味で、観ている側はグループと重ね合わせて観てしまうところがあり、舞台裏でも同じように切磋琢磨する中、絆を深め合っているのかなと想像するのですが。
本当にグループは切磋琢磨していますし、僕にとっては青春でもあります。お互いに生かされ合っているというか、皆がいて自分がいることを常に感じてやっていますね。
関口メンディ― 撮影=荒川 潤
『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』は公開中。『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』は11月11日(土)より全国ロードショー。
インタビュー・文=赤山恭子 撮影=荒川潤
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脚本:平沼紀久、渡辺啓、福田晶平、Team HI-AX
監督:久保茂昭(「HiGH&LOW THE MOVIE」監督)、中茎強(「HiGH&LOWドラマSEASON2」監督)
アクション監督:大内貴仁(「HiGH&LOW THE MOVIE」/「るろうに剣心」シリーズ)
企画制作:HI-AX 製作:「HiGH&LOW」製作委員会 クレジット:©2017「HiGH&LOW」製作委員会 配給:松竹
出演:
【山王連合会】 岩田剛典・鈴木伸之・町田啓太・山下健二郎・佐藤寛太・佐藤大樹・八木将康・岩谷翔吾・山本彰吾
【White Rascals】 黒木啓司・遠藤雄弥・稲葉友・栁俊太郎・廣瀬智紀・松田凌・西川俊介・西村一輝/喜矢武豊・樽美酒研二
【鬼邪高校】 山田裕貴・鈴木貴之・一ノ瀬ワタル・青木健・清原翔・陳内将
【RUDE BOYS】 窪田正孝・佐野玲於・ZEN・佐野岳
藤井夏恋・鈴木梨央
【達磨一家】 林遣都・阿部亮平・小澤雄太・水野勝・田中俊介・守屋光治・井澤勇貴
【苺美瑠狂】楓・佐藤晴美・山口乃々華・城戸愛莉
藤井萩花・坂東希
【DOUBT】 中村蒼・秋山真太郎・武田航平
【MIGHTY WARRIORS】 ELLY・大屋夏南・野替愁平・白濱亜嵐・ANARCHY・LIKIYA・祐真キキ
【プリズンギャング】 NAOTO・関口メンディ―・岩永ジョーイ・武尊・城戸康裕・JAY・中谷太郎
【雨宮兄弟】 TAKAHIRO・登坂広臣
【ムゲン】 AKIRA・青柳翔
【九龍グループ・幹部】橘ケンチ・小林直己・尚玄・小野塚勇人・渡邉紘平・武田幸三・夕輝壽太・白石朋也・荒木秀行・黒石高大
池上幸平・中井ノエミ 長谷川初範・堀部圭亮 /豊原功補
【九龍グループ・会長】岩城滉一・岸谷五朗・加藤雅也・笹野高史・髙嶋政宏・木下ほうか・中村達也・早乙女太一 /津川雅彦
(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会